解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ブランド名
ココンシュペール容量
500ml参考価格
1264円1mlあたり
2.5円JANコード
4901417761262ASIN
B0BTYF7K55発売日
20230302KaisekiID
8953全成分
ココンシュペール インナーコンフォートシャンプー(エアリーブルーム)の特徴や成分について説明しています。ノンシリコン処方で、髪内部のダメージ補修成分や髪外部のダメージ補修成分、光沢成分を配合しており、さらさらふんわり弾む髪を目指す方におすすめです。
最大の特徴は洗浄剤の部分にあります。ラウロイルメチルアラニンNaと非イオン界面活性剤のヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルというコンビで、潤滑性重視(泡質も良さそう)な使用感が想起されますね。
全体を通しても、非常に滑らかな使用感、仕上がりを期待しているのがわかる処方となっています。その秘密を見ていきましょう。
このシャンプーの特徴的な部分は、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルの洗浄力と潤滑性、ポリクオタニウム-107のすすぎ時の潤滑性の高さ、ミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルのツヤ感向上効果といった部分にあります。
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルは非イオン界面活性剤で洗浄成分としての側面も当然ありますが、実は潤滑性がとても高いので、コンディショニング成分として配合されることも多いほど。この成分の配合量が高いということは、すでに滑らかに仕上がることが自明であるということになります。
ポリクオタニウム-107は高含水のゲル層(ナノゲル粒子)を毛髪表面に形成し、主に洗髪時、すすぎ時においてユニークな潤滑性を与えるポリマーです。髪に吸着してコンディショニング効果を発揮します。
カラーの退色防止効果もあるミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルも役立ちそうですよね。
このシャンプーがどのような体験をもたらしてくれるかは、これらの成分を見ればほぼほぼわかってくる、というわけです。
ココンシュペール インナーコンフォートシャンプー(エアリーブルーム)が向かない人はどんな人でしょうか。
このシャンプーが得意としているのは、髪のコンディショニング効果が高いことです。洗浄力が低いわけではありませんが、とても滑らかに仕上がるという点では、さっぱり感を求める人には少し相性が悪いかもしれません。泡質はきめ細かく、泡切れが良いことで、洗浄力が高くなくてもある程度さっぱり感を感じられる部分はありますが、やはりラウレス硫酸Na系のシャンプーなどと比べると、少し残ったような感触があるかもしれません。基本的に、髪の毛のコンディショニング効果を重視する方が選ばれるシャンプーであると言えるでしょう。
このシャンプーは、髪の毛を滑らかでふんわりとした仕上がりにすることができます。髪の毛のダメージを補修し、ツヤ感を向上させるための成分が豊富に含まれています。さらに、泡立ちがよく洗浄力もあるため、コンディショニング効果を求めるだけでなく、清潔な髪を保ちたい人にもおすすめです。
しかし、一番おすすめできるのは、より深刻なダメージに悩んでいる方。このシャンプーは、洗浄の段階から髪をなめらかに調整できる利点を生かして、髪が濡れるだけで髪が絡まってしまうような髪を改善しながら洗うことができます。そのため、ハイダメージ毛の方にとって特におすすめできるシャンプーといえます。洗浄剤の段階からコンディショニング効果の高い成分が揃っているのも強みです。
ダメージ毛向けのシャンプーとしては悪くない選択肢だと思います。とてもコスパが高く、コンディショニング効果の高いアミノ酸系のシャンプーで、とてもお買い得に手に入れられる逸品です。ダメージを補修する効果が高いわけではありませんが、ダメージをうまくカバーしながら洗うことができるという利点があります。もちろん、髪をより補修して強くトリートメントしたいという場合は、より上級のシャンプーが必要となるかもしれませんが、少なくとも洗う段階でストレスを感じないようにするというレベルでは、このシャンプーは必要要件を満たしているでしょう。
コスパ重視であれば、このシャンプーを選択肢に入れてみてはいかがでしょう?
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。