解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
LUX(ラックス)容量
470ml参考価格
1003円1mlあたり
2.1円JANコード
4902111776941ASIN
B0CMT9DZZ6発売日
20231217KaisekiID
9885全成分
解析チームです。今回は、ユニリーバ・ジャパンから発売されている「LUX(ラックス) マカロン ボディソープ(ボディウォッシュ)」について、解析結果をお届けします。甘美なフレンチマカロンの香りに包まれる至福のバスタイム、そんな魅力的なコンセプトを掲げるこのボディソープですが、果たしてその実力は?気になる洗浄成分や保湿成分の選択、ここに光明はあるのでしょうか。
解析の結果、このボディソープの総合ランクは363個中169位、総合点は5点満点中2.24点という評価になりました。素材のレベルは0.9点と低く、安全性も1.9点と決して高くはありません。保湿力は1.4点、髪補修力にいたっては-0.2点とマイナス評価。一方で、コスパは2点とまずまずの評価を得ています。洗浄力の高さは窺えますが、肌や髪への優しさという点では物足りなさが残る結果となりました。
このボディソープの主な洗浄成分は、ラウレス硫酸Naとアミノ酸系のラウロイルサルコシンNa、ココイルグリシンNaです。ラウレス硫酸Naは泡立ちが良い一方で、必要以上の脱脂作用により肌や髪の乾燥を招きやすい成分として知られています。アミノ酸系とはいえ、ラウロイルサルコシンNaも洗浄力が強めで、頭皮には必ずしも優しくありません。保湿成分としてアーモンド油やシア脂が配合されていますが、十分な効果が期待できるかは疑問です。
メリットは、何といっても香りの良さでしょう。甘美なフレンチマカロンの香りが、リラックスタイムを演出してくれます。泡立ちも良く、洗浄力は高いと言えます。
しかし、デメリットも無視できません。洗浄成分の選択が肌や髪に対して優しいとは言い難く、乾燥や刺激を招く可能性があるのです。この点は、多くの研究でも指摘されています(例:「Surfactants and experimental irritant contact dermatitis」Skin Pharmacology and Physiology, 2001)。保湿成分の配合も、十分とは言えません。
ちなみに、配合されている酸化チタンは、ホワイトニング効果や殺菌作用を持つ成分です。ただ、延びの悪さや白浮きといった課題もあり、処方には配慮が必要とされています。
さて、ここまでの解説をまとめると・・・
みなさん、いかがでしたか?LUX(ラックス) マカロン ボディソープ(ボディウォッシュ)は、香りと泡立ちの良さが魅力的な製品です。思わずマカロンを食べたくなるような甘い香りに誘われて、至福のバスタイムを過ごせそうですね。しかし、肝心の洗浄成分や保湿成分の選択には、やや疑問が残ります。洗浄力を重視するあまり、肌や髪への優しさが犠牲になっているような印象を受けるのです。
総評としては、香りと使用感を楽しみたい方にはおすすめできますが、肌の健康を第一に考える方には少々厳しい選択肢かもしれません。「マカロンの甘い誘惑に負けて、肌の渇きに苦しむ羽目になるかも?」というのが、解析ドットコム的な見解です。くれぐれも、自分の肌質や髪質に合わせて、賢明な判断を下していただければと思います。
本日のポイントをまとめると、
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。