解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
LUX(ラックス)容量
180ml参考価格
864円1mlあたり
4.8円JANコード
4902111756172KaisekiID
7360全成分
リスク要因となる成分の配合量がやや控えめである点は救いですが、基本的には危険性があるタイプのヘアミストであると認識すべきでしょう。
ステアルトリモニウムクロリドという4級カチオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウムを凌ぐタンパク変性作用と高い肌の残存性を特徴とする、洗濯で言えば柔軟剤にあたる成分で、洗い流すことで安全に使いますが、このようなヘアミストの場合は塗りっぱなしとなるためリスクが顕在化しやすいのです。
そのような意味では、尿素やイソプロパノールに関しても肌刺激性が懸念される素材であります。
、また、トリエタノールアミン(TEA)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)もややリスクを伴うタイプの添加剤として知られ、洗い流さないことによる危険性の上昇は。少し心配です。
当然といえば当然ですが,カチオン界面活性剤を配合してまで感触をよく感じさせようという趣旨のヘアミストですので、即効性のあるサラサラ感や潤いを髪にもたらすことができます。
4級カチオン界面活性剤の良いところである、まさに柔軟剤のような柔らかなタッチ、指通りを改善する効果、ダメージ部分のカバーといったメリットを存分に体験できるでしょう。
ヒアロベールの、実にヒアルロン酸の280倍の吸着力を持つという特徴も加わり、潤いと滑り感を髪に瞬時にもたらす内容となっています。
そう,使用感だけで言えば満足度が高い製品と言えるわけです。
ただし、もしあなたが安全性を気にされるタイプであったり、元々肌が弱いと言った場合はとてもリスクが高い選択肢になります。
単純に、食器用洗剤をべたっとつけるよりもずっと肌荒れリスクが高いので、少しでも肌の弱い人にとっては困難な状況を招くことになるでしょう。
ちょっとした潤滑性と引き換えにもたらされるリスクとしては、あまりに大きな副作用といえるかもしれません。
ちょっとした微量の配合量の添加剤とは訳が違うのです。ステアルトリモニウムクロリドに至っては0.1%の配合量で脱毛剤の主剤として効力を発揮するほどの威力を持っていると言われますから、いかに大げさではないかがわかると思います。
そんなものを喜んで頭皮に,髪に吹きかけるとしたらあまり褒められた行為ではないような印象を受けるのではないでしょうか。
きちんと副作用の面を認識するのであれば、避けるべき選択肢のひとつです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。