総合点
0.97総合ランク
594個中 567位成分数
31植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
2メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
LUX(ラックス)容量
180ml参考価格
864円1mlあたり
4.8円JANコード
4902111756172KaisekiID
7360リスク要因となる成分の配合量がやや控えめである点は救いですが、基本的には危険性があるタイプのヘアミストであると認識すべきでしょう。
ステアルトリモニウムクロリドという4級カチオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウムを凌ぐタンパク変性作用と高い肌の残存性を特徴とする、洗濯で言えば柔軟剤にあたる成分で、洗い流すことで安全に使いますが、このようなヘアミストの場合は塗りっぱなしとなるためリスクが顕在化しやすいのです。
そのような意味では、尿素やイソプロパノールに関しても肌刺激性が懸念される素材であります。
、また、トリエタノールアミン(TEA)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)もややリスクを伴うタイプの添加剤として知られ、洗い流さないことによる危険性の上昇は。少し心配です。
当然といえば当然ですが,カチオン界面活性剤を配合してまで感触をよく感じさせようという趣旨のヘアミストですので、即効性のあるサラサラ感や潤いを髪にもたらすことができます。
4級カチオン界面活性剤の良いところである、まさに柔軟剤のような柔らかなタッチ、指通りを改善する効果、ダメージ部分のカバーといったメリットを存分に体験できるでしょう。
ヒアロベールの、実にヒアルロン酸の280倍の吸着力を持つという特徴も加わり、潤いと滑り感を髪に瞬時にもたらす内容となっています。
そう,使用感だけで言えば満足度が高い製品と言えるわけです。
ただし、もしあなたが安全性を気にされるタイプであったり、元々肌が弱いと言った場合はとてもリスクが高い選択肢になります。
単純に、食器用洗剤をべたっとつけるよりもずっと肌荒れリスクが高いので、少しでも肌の弱い人にとっては困難な状況を招くことになるでしょう。
ちょっとした潤滑性と引き換えにもたらされるリスクとしては、あまりに大きな副作用といえるかもしれません。
ちょっとした微量の配合量の添加剤とは訳が違うのです。ステアルトリモニウムクロリドに至っては0.1%の配合量で脱毛剤の主剤として効力を発揮するほどの威力を持っていると言われますから、いかに大げさではないかがわかると思います。
そんなものを喜んで頭皮に,髪に吹きかけるとしたらあまり褒められた行為ではないような印象を受けるのではないでしょうか。
きちんと副作用の面を認識するのであれば、避けるべき選択肢のひとつです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。