解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
LUX(ラックス)容量
130ml参考価格
711円1mlあたり
5.5円JANコード
4902111736778KaisekiID
7344全成分
たまにあるのですが、乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウムが配合されている製品というのが存在します。
カラー剤やシャンプーではおなじみですが、このようなスタイリング剤に配合されているのは好ましくありませんね。どれでもそうですが。
ラウリル硫酸ナトリウムが使われている時点で推して知るべしといったところですが、内容的にそれなりの品質ということになっています。
最初に確認しておきますが、石油由来の成分が必ずしも悪いことばかりというわけではありません。
むしろ安全性に関しては、石油由来の成分の多くが天然成分よりも安全、というパターンが多いです。
ただ、ナチュラルな美容、自然な仕上がりという観点から考えると大雑把だな、と思う素材も多く、特にこの手のスタイリング剤では価格重視の側面がより出てしまっている印象も。
しょっぱなのミネラルオイルからして光沢感を与える油膜を形成し、これはナチュラルなバージン毛のツヤとはだいぶ趣が違います。
これが絶対ダメ、というわけではありませんが、品質の高いワックスとの差は如実に現れる部分、と言い換えることもできるでしょう。
非常に細かな部分ですがBHTやTEA(トリエタノールアミン)をはじめ、添加剤の部分も安っぽさが滲み出ているため、全体を通して素材のコストの掛かってなさが目に見えてしまうわけです。
先のラウリル硫酸ナトリウムにしてもそうですが、全体を通して品質の高さからはかけ離れた素材で構成されているため、クオリティとして高いものを表現できるタイプの製品とは考えない方が良いでしょう。
この値段でニュアンスメイクをするワックス、というものを作った努力はリスペクトされるべきですが、こういった素材の1つ1つが目的にかなっているのか、よく考えて選ぶことをおすすめします。
肌へのやさしさを考える上でも、少しこの製品は安心感が薄めであると見るべきです。
最初の方のラノリンあたりからして人によってはアレルギーを誘発するタイプであったり、細かい添加剤1つ1つがいちいち微妙なリスク持ちだったり、ラウリル硫酸ナトリウムのとどめもありますからね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。