解析結果

LUX(ラックス)バイオフュージョン オーバーナイト

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

販売開始から 4年1ヵ月5日(1496日)
LUX(ラックス)バイオフュージョン オーバーナイト
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総合ランク

573個中 282

総合点

3.9
3.9

1mlあたり

23
コスパ
3.0

口コミの評価

3
口コミ数 53件
3.0
LUX(ラックス)バイオフュージョン オーバーナイト解析チャート

DATA口コミによる評価

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 6 / 100 フラグ成分 1 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
EWG 平均 2 最高 6 / 10(26件評価済み)
スコア3以上:PG(4)、エチルヘキシルグリセリン(4)、クオタニウム-33(羊毛)(3)、ケイソウ土(3)、ジステアリルジモニウムクロリド(6)、ジメチコン(3)、ポリソルベート20(3)、安息香酸Na(3)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

SCORE解析スコア一覧

成分数

32

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

サブカテゴリ

総合
広告を含みます。

商品説明

ラックス最高峰の贅沢ケアシリーズ、バイオフュージョンからトリートメントミルクが登場。 お休み前のケアで、寝ている間に、さっとまとまるシルクのような髪へ。 寝ている間に美容液成分が浸透し、さっとまとまるシルクのような髪へ。 時間と共にタイムリ…
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ANALYZEDLUX(ラックス)バイオフュージョン オーバーナイトの解説

ラックス夜用ミルク 期待と現実

解析チームです。さて、今回はユニリーバ・ジャパンさんが展開する、我々にも馴染み深いブランド、ラックスから「バイオフュージョン オーバーナイト」を取り上げます。ラックスといえば、その時代のトレンドを捉えたヘアケア製品で常に市場を賑わせてきましたよね。ドラッグストアに行けば必ず目にする、まさにヘアケア界の巨人。そのラックスが「最高峰の贅沢ケア」と銘打ち、「寝ている間にケア」というコンセプトで送り出してきたこのアウトバスヘアミルク。一体どんな技術や哲学が込められているのか、成分構成や実際の使用感はどうなのか切り込んでいきたいと思います!

概要

さて、まずはこの「ラックス バイオフュージョン オーバーナイト」の全体像を掴むために、スタッツ分析から見ていきましょう。総合ランクは620製品中301位、総合点は5点満点中3.02点。パーセンテージで言うと約60.4%ですね。まあ、ど真ん中、良くも悪くも平均的な位置づけと言えるでしょうか。特に目を引くのは安全性(3.8点/76%)使用感(3.8点/76%)、そして保湿力(3.6点/72%)です。このあたりは、さすが大手メーカー、多くの人が使いやすいように調整されている印象を受けます。アウトバス製品として、肌への刺激リスクが低く、塗布した際の感触が良いというのは、日常使いにおいて重要なポイントですからね。

一方で、少し気になるのは素材のレベル(2.7点/54%)髪補修力(3.1点/62%)、そしてコスパ(2.83点/約56.7%)です。「最高峰」と謳うには、素材評価や補修力がやや物足りないかもしれません。成分数は32種類と決して少なくはないのですが、それが必ずしも機能性の高さに直結しているわけではない、という典型例かもしれませんね。業界平均と比較しても、特に補修力やエイジングケア力(2.7点/54%)といった、より付加価値の高い機能面では、やや見劣りする可能性があります。保湿や使用感を重視しつつ、ダメージケア効果はほどほど、というバランスの製品と言えそうです。

注目の成分

それでは、この製品の個性を形作る成分たちにスポットライトを当ててみましょう。特に注目したいのは以下の3つです。

  1. リンゴ果実培養細胞エキス: まずは、"バイオ"フュージョンという名前にも通じるこの成分。これは特定のリンゴ(ウトビラー・スパトラウバー)の幹細胞を培養して得られるエキスです。化粧品の世界では、エイジングケア※への期待から注目されています。例えば、In vitro(試験管内)の研究では、皮膚幹細胞の寿命を延ばす可能性などが示唆されていますね (Schmid D, et al. SOFW J. 2008)。ただし、毛髪に対する直接的な修復効果や、製品に配合された濃度でどの程度の効果が見込めるかについては、まだ十分なデータがあるとは言えません。どちらかというと、製品のコンセプトやイメージを担う成分という側面が強いかもしれません。 (※年齢に応じたお手入れのこと)
  2. ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル): これは疑似セラミドと呼ばれる成分の一つです。我々の髪や肌にもともと存在するセラミドと似た構造を持ち、油にも水にも馴染みやすい性質(両親媒性)を持っています。役割としては、髪の表面や内部の脂質層を補い、水分保持能力を高めたり、キューティクルの接着性を改善したりすることが期待されます。特に、毛髪のCMC(細胞膜複合体)の主要構成成分であるセラミドに近い働きをすることで、手触りの改善やバリア機能のサポートに貢献すると考えられます。グリセリンなどの単純な保湿剤とは異なり、髪の構造に近い形で作用するのが特徴ですね。
  3. クオタニウム-33(羊毛): これは羊毛由来の脂質成分をベースにしたカチオン(プラスの電荷を持つ)界面活性剤です。ダメージを受けた髪はマイナスに帯電しやすいため、プラスの電荷を持つこの成分が吸着し、静電気を防ぎ、指通りを滑らかにする効果が期待できます。さらに、毛髪表面の主要な脂質である18-MEA(18-メチルエイコサン酸)に類似した構造を持っているため、ダメージによって失われたキューティクルの疎水性(水をはじく性質)を回復させ、自然なツヤ感やまとまりを与えるサポートをすると考えられています。これも髪の構成成分に近い働きをする点で、シリコーンオイルとは異なるアプローチのコンディショニング成分と言えます。

これらの成分は、保湿、指通り改善、ツヤ感といった使用感の向上に寄与すると考えられます。ただし、全体としてはジメチコンなどのシリコーンがベースとなっており、即時的なコーティング効果による仕上がりの良さを重視した処方設計と推察されますね。

メリットとデメリット

さて、核心に迫っていきましょう。

まずメリットから。最大の強みは、スタッツ分析でも示された「軽やかな仕上がり」「良好な使用感(保湿感・ツヤ感)」でしょう。これは、ベース成分であるジメチコンやオクチルドデカノールといった揮発性や伸びの良いシリコーンオイル・油剤の選定が巧みであること、そしてポリソルベート20のような乳化剤がベタつきを抑えたミルク状のテクスチャーを実現しているためと考えられます。疑似セラミド(ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル))やクオタニウム-33(羊毛)も、過度に重くならずに保湿感や滑らかさを与えるのに一役買っています。保湿力スコアが3.6点と比較的高めなのも、これらの成分とグリセリンなどの基本的な保湿成分の組み合わせによるものでしょう。安全性スコアも3.8点と良好なので、多くの人が比較的安心して使いやすい設計になっている点も評価できます。夜用ミルクとして、寝具への付着などを考えても、ベタつきにくい軽い仕上がりは理にかなっていますね。

一方で、デメリットも見て見ぬふりはできません。最も気になるのは、「髪のダメージ補修効果は限定的」という点です。「最高峰の贅沢ケア」という言葉から期待されるほどの、内部補修に特化した成分(例えば、分子量の小さい加水分解ケラチンやペプチド類など)が豊富に配合されているわけではありません。髪補修力スコアが3.1点にとどまっているのも、これを裏付けています。クオタニウム-33や疑似セラミドは確かに有用ですが、あくまで表面的なコンディショニングやCMC補強が主であり、ダメージホールを積極的に埋めていくような働きは期待しにくい。リンゴ果実培養細胞エキスも、現状では毛髪への具体的な補修エビデンスは十分とは言えません。「寝ている間に美容液成分が浸透」と謳われていますが、その「浸透」が主に表面的な保湿やコーティングによるものなのか、内部補修まで意味するのかは、成分構成からは少し疑問符がつきます。さらに、コスパ(2.83点)も決して良いとは言えません。100mlで約1200円という価格は、ドラッグストアのアウトバス製品としてはやや高め。その価格に見合うだけの独自性や、明確な高機能性をこの処方から見出すのは、正直なところ少し難しいかもしれません。

ここで豆知識ですが、疑似セラミドは様々な種類があり、それぞれ油への溶けやすさや髪への吸着性が異なります。この製品に使われているラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)は、比較的汎用性が高く、多くの製品で採用されているタイプですね。

まとめ

さて、色々と分析してきましたが、この「ラックス バイオフュージョン オーバーナイト」、結局のところどうなの?って話ですよね。一言でいうと、「多くの人が使いやすい、軽やか保湿系ミルク」といったところでしょうか。

確かに、シリコーンベースの処方で、塗布後の指通りやツヤ感、そしてベタつかない軽い仕上がりは、さすがラックス、多くの人に好まれるであろう使用感を実現しています。疑似セラミドやクオタニウム-33といった、ちょっと気の利いた保湿・コンディショニング成分も配合されていて、「まあ、悪くないよね」という感じです。安全性も比較的高いので、日々のヘアケアに手軽に取り入れやすいでしょう。

ただ、ちょっと辛口なことを言うと、「最高峰」や「バイオフュージョン」という言葉から私たちが期待してしまうような、革新的な技術や、目を見張るほどのダメージ補修力は、この製品には見出しにくい、というのが正直な感想です。「寝ている間に浸透ケア」というコンセプトも、成分を見る限りでは、主に表面的な保湿やコーティングによる効果がメインかな、と感じてしまいます。もしあなたが、ハイダメージ毛で、髪の内部からしっかり補修したい!と願っているなら、少し物足りなさを感じるかもしれませんね。価格も、機能性を考えると、もう一声!と言いたくなるレベルです。

この製品の本質的な価値は、「毎日のケアにストレスなく取り入れられる、軽やかさと保湿感の両立」にあると言えそうです。重いオイルは苦手だけど、パサつきは抑えたい…そんなニーズにはフィットするかもしれません。

最後に、こんな人におすすめ!というのをまとめておきますね。

  1. 髪のダメージが比較的軽度で、重い仕上がりが苦手な方:◎
  2. 毎朝のスタイリングで、髪のまとまりやツヤ感を少しプラスしたい方:○
  3. ドラッグストアで手軽に買える、そこそこの保湿ミルクを探している方:○
  4. ハイダメージ毛で、本格的な内部補修を求めている方:△
  5. 最新技術や独自成分による、高い付加価値を期待する方:△
  6. コストパフォーマンスを最重要視する方:△

というわけで、自分の髪の状態や求める仕上がりに合わせて、検討してみてくださいね!

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