LUX(ラックス) 美容液スタイリング スーパーハード&キープスプレーの解析結果

比較的オーソドックスなハードタイプのスプレーです。ハードスプレーとなると、そもそも処方状アレンジの幅があまり広くないものですが、このラックス美容液スタイリングスーパーハードスプレーはちょっとソフトな面も持ち合わせているのかな？という感じがします。

ソフトフィルム素材や補修成分も

ベースに関しては(オクチルアクリルアミド/アクリレーツ/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマーというハードセット素材となっていますが、(VA/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマーがややソフトフィットなフィルム形成剤ですので透明感やつや感を意識した仕上がりが予想されます。

PEG-10メチルエーテルジメチコン,フェニルトリメチコンの配合からも艶を意識していることは見て取れます。

固く固めるだけではなく、見た目のツヤも出るタイプですね。

さらに,メドウフォームラクトンのような髪ケラチンにアミド結合を形成し,疎水化によって髪を保護する成分も配合。

ハードセットとツヤに加えて、補修効果も与えるというのは悪くないオプションですね。

ついでに言えばメトキシケイヒ酸エチルヘキシルという紫外線吸収剤も配合ですから、様々な角度で髪を保護することを意識した内容となっています。

肌への安全性も比較的高く、使いやすいスプレーと言えるのではないでしょうか。

安価なハードセットスプレーの中では悪くない

以上のような内容のスプレーとなっており、まずまずバランスの取れた悪くない製品と言えます。

ハードセットの部分で、しっかりとコーティングが継続されるかどうか、持続性の面での課題はあるかもしれませんが、ツヤ感や補修効果も含め、手触りの良さを感じられる点ではメリットのある製品と言えるでしょう。

美容液スタイリング、というのは少々言い過ぎなようにも思いますが、そういった要素が含まれているという捉え方はできるでしょう。