カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収15件
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド
LUX容量
90ml参考価格
577円1ml単価
6.4円JAN
4902111778235ASIN
B0DBSRC9SJ発売日
2024年9月10日ID
11627製造国
日本シリーズ名
バスグロウ対象の髪タイプ
ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。「洋梨とジャスミン」の香りとスイゼンジノリ多糖体という希少成分を前面に打ち出したLUX バスグロウ ヘアオイル。ただし、スタッツデータを読み解くと、香りと使用感以外に評価できるポイントが限られており、安全性スコアには特に注目が必要です。
総合点1.85点は平均3.0点を大きく下回り、全項目を俯瞰すると「使用感:3.3点」のみが平均水準に届いている状況です。特に目を引くのが全体的な安全性:0.7点(平均比 -2.3点)とスカルプケア力:0.1点(平均比 -2.9点)。一方でメーカーが訴求する「保水ケア」の根拠となる保湿力は1.9点にとどまり、"ウォータリーオイル"のコンセプトと成分設計の間にギャップが見られます。
処方の主軸はイソドデカン(揮発性オイル)+ジメチコン+アモジメチコンというシリコーン&揮発性炭化水素の組み合わせで、使用中のさらっとした感触を作ることに特化した設計。スイゼンジノリ多糖体は配合順で後半(13番目)に位置し、主処方への寄与は限定的と判断されます。
熊本・阿蘇地方の淡水性藍藻類Aphanothece sacrumから得られる高分子多糖体「サクラン」。ヒアルロン酸の約5倍とされる抱水力を持ち、塩存在下でゲル化する特異な物性から、バイオマテリアル分野での研究も進む希少成分です。ただし推奨配合量0.1〜2%という範囲に対し、今回の配合は成分表後半(13位)に位置するため少量配合と推測されます。保湿力1.9点という結果と照合すると、この成分の本来のポテンシャルを十分に引き出せていない可能性があります。生分解性0.90と高く、環境負荷の観点では評価できます。
アモジメチコンはアミノ基を持つカチオン性シリコーンで、ダメージを受けた毛髪のマイナス荷電部位に選択的に吸着する設計。EWG:3、推奨配合量1〜5%。PEG/PPG-18/18ジメチコン(乳化型シリコーン)との相乗効果でシリコーン膜の均一塗布を促進し、使用感3.3点という結果に直結しています。ただし、アモジメチコンはジメチコン(生分解性0.20)と同様に生分解性が0.20と低く、蓄積性の懸念があります。
安全性スコア0.7点の主因のひとつ。BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)はEWGスコア7(最大10段階)で、本データベースの安全性懸念成分。CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまり、内分泌かく乱物質(EDC)疑いに分類されています。推奨配合量0.01〜0.1%の範囲であれば急性毒性リスクは低いとされますが、経皮吸収リスク0.80という数値からは毎日のヘアオイル使用での長期的な蓄積に注意が必要です。動物実験での変異原性・脂肪組織への蓄積性も複数報告されており、敏感な方には見逃せない成分です。
EWG:4、経皮吸収リスク0.80という数値を持つUVB吸収剤。日焼け止め製品に使われる成分がヘアオイルに配合されているのは、紫外線による色素・油脂の光劣化防止が目的と考えられます。製品の安定性向上に寄与する一方、海洋環境への影響が近年議論されている成分であり、スカルプケア力への貢献もゼロに等しい。余談ですが、Environmental Working Groupによると、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは「生殖毒性・ホルモン撹乱への懸念を示す予備データが存在する」と指摘されており、引き続き注目が必要な成分群に位置付けられています。
パラベン代替の定番防腐剤ですが、GHS感作性1B(感作性物質)に分類される成分。推奨配合量0.5〜1%の範囲での使用が一般的で、単独での防腐力は限定的なため他剤との併用が必要ですが、本処方では他の防腐剤の記載は見当たりません。経皮吸収リスク0.70もやや高めです。
「香りと手触りのために設計されたオイル。補修・安全性を求めるなら一考を。」
スイゼンジノリ多糖体という国産希少成分のキャッチーさと、洋梨×ジャスミンの香りは確かに魅力的。しかし処方全体を分解すると、「使用感の良さを軽量シリコーン系で実現し、希少成分は少量配合で差別化を図る」という設計の優先順位が浮かび上がります。BHTのEWG:7・EDC疑い分類はヘアオイルとして毎日使い続けることを前提にすると、慎重に見たい数値です。
使用シーン別推奨度:
口コミ数ゼロのため実使用トレンドとの照合はできませんが、使用感3.3点というスタッツは「軽いオイルを探している層」に響く可能性があります。一方で、成分面での期待値を上げてから購入すると乖離を感じやすい処方です。
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