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カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
商品説明
ナプラ エヌドット N. シアミルクナプラ(napla)
■ 総合2.44点|補修成分ゼロのオイル処方が評価を分けた

洗い流さないトリートメント内の順位
731個中488位
上位 67%(下位グループ)
安全性の判定
規制対象・高EWG成分は見つかりませんでした
解析チームです。今回は『ナプラ エヌドット N. シアミルク』を見ていきます。
成分数はわずか7種。全成分のEWGスコアが1〜2に収まる一方、総合点は2.44点と平均(3.0点)を大きく下回っています。気になるのは「LIPSスコア4.4の高評価と成分解析の結果に、なぜここまで差があるのか」という点です。答えは成分表にあります。
「要注意」水準の2.44点(平均3.0点)で、オイル・エモリエント特化型のシンプルなアウトバストリートメントです。補修成分がゼロの7成分処方のため、安全性3.6点(平均以上)の高さが総合点に反映されにくい構造になっています。
西アフリカ産のシアの木の種子から得られる植物性バターで、体温付近(融点23〜45℃)で溶けて髪の表面をコーティングします。この製品では成分表の第2位に配合されており、なめらかな使用感の主役となっている成分です。
三価アルコール構造により、空気中や皮膚内の水分を引きつけて保持する汎用保湿成分です。EWGスコア1・生分解性1.00と安全性・環境負荷ともに最良の水準で、シア脂と組み合わさることで油分と水分の両面から潤いを補います。
モロッコ産アルガンの実仁から得られる植物油で、オレイン酸・リノール酸・トコフェロール(ビタミンE)を豊富に含みます。EWGスコア1・生分解性0.95と高水準で、シア脂のエモリエント効果をさらに補う役割を担っています。
特に注意が必要な成分はありません。全7成分のEWGスコアは1〜2の範囲に収まっており、GHS感作性分類の対象成分・アレルゲン性成分・内分泌かく乱疑い成分はいずれも含まれていません。
唯一EWGスコア2を持つマカダミアナッツ油は、パルミトレイン酸・オレイン酸を主成分とする植物油で、コメドジェニック度(毛穴づまりの指標)は1と低水準です。通常のヘアケア使用では問題になりにくい成分です。
また、成分全体の生分解性平均は0.97と極めて高く、環境への残留リスクが低い処方といえます。マイクロプラスチック成分の配合もありません。
全体的な安全性3.6点(平均3.0点)は、7成分すべてがEWGスコア1〜2に収まり、CIR(米国化粧品成分審査機関)で「Safe as Used」に分類されていることが根拠です。成分数が少ないほど不純物リスクも抑えられ、シンプルな処方が安全性スコアを押し上げています。
髪補修力1.6点は、7成分のどれも毛髪補修に寄与しないことから来ています。加水分解ケラチン・ジマレイン酸プロピレンジアンモニウム(切れた結合をつなぐ成分)・セラミドなどの補修成分が一切なく、純粋なエモリエント処方です。LIPSスコア4.4の高評価は「なめらかな使用感」に集中しており、成分解析の補修力評価とは評価軸がそもそも異なっています。
一言で言うと、安全性は高いが補修力を持たない「純粋エモリエントミルク」です。髪表面のなめらかさと潤い感を手軽に加えたい人向けで、ダメージ毛の修復を目的に選ぶと期待と結果がかみ合いにくい商品です。
効果を引き出すには、ドライタオルで水気を取ったあと毛先を中心に少量なじませ、ドライヤーの熱でシア脂を溶かしてからブローすると、コーティング膜が均一に広がりやすくなります。
余談ですが、カナダのゲルフ大学の研究によると、シア脂に含まれるトコフェロールは酸化ストレスへの抵抗性を高める作用が確認されています。毎日のスタイリング熱から髪を守る目的での継続使用に向いています。補修成分との併用を前提に、2〜3週間ほど毛先の手触りの変化を観察してみてください。
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