解析結果

ナプラ エヌドット N. シアミルク

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

ナプラ エヌドット N. シアミルク
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総合ランク

675個中 0

総合点

2.44
2.44

1mlあたり

14.7
コスパ
2.6

カテゴリ内順位

69%以内
464位 / 670製品中
上位
ナプラ エヌドット N. シアミルク解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1007 Amazonランク

@cosme 3.7 口コミ 204件
LIPS 4.4

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収5件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 5件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.6 / 5
EWG スコア
平均 1.2 最高 2
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
97%
易分解性
経皮吸収リスク
32%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 7
植物エキス 0
コスパ
2.6
安全性
4.5
素材の品質
2.5
髪補修力
1.6
育毛力
2.2
使用感の良さ
2.9
エイジングケア
2.4
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.4
スキンケア力
1.0
環境配慮
3.5
浸透力
1.5
即効性
1.2
持続性
1.2
ツヤ感
2.7
サラサラ感
2.8
優れた素材 0
注意素材 0

メーカー

ナプラ(napla)

ブランド

ナプラ

容量

150ml

参考価格

2210円

1ml単価

14.7円

JAN

4540688145441

ASIN

B07DPFCZYJ

発売日

2024年7月31日

ID

11797

製造国

日本

シリーズ名

エヌドット N.

対象の髪タイプ

ダメージ毛・乾燥毛向け

公式サイト

公式サイトを見る

全成分

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ANALYZEDナプラ エヌドット N. シアミルクの解説

補修を期待して手に取る前に確認したい、この成分表

解析チームです。ナプラ エヌドット N. シアミルクを全7成分のデータから読み解きます。総合点2.44点という数値が示すように、機能面では「割り切り型」の設計。その背景にある処方思想を整理します。

概要

総合点2.44点は平均(3.0点)を0.56点下回る水準です。特に髪補修力1.6点・スカルプケア力1.0点はともに「要注意」ゾーンで、タンパク質系補修成分やスカルプ機能成分を一切含まない処方がスコアに直結しています。一方、全体的な安全性は3.6点(平均以上)と突出しており、全成分のEWGスコアが1〜2という極めてクリーンな配合が評価されている形です。

成分数はわずか7個。これは市販のヘアミルクとしては最小クラスの構成で、防腐剤・乳化剤・合成ポリマーを持たない無添加志向の設計です。「何を入れるか」より「何を入れないか」で差別化を図る処方といえます。

処方設計図:役割別の成分構成

基剤・溶媒(1成分)
保湿成分(1成分)
グリセリン
エモリエント油剤(5成分 / 全体の71%)
シア脂 / アルガン / グレープシード / マカダミア / マニラ

補修タンパク・シリコン・防腐剤ゼロ。処方の重心は「油脂によるコーティング」に完全集中。

安全性の内訳:EWGスコア分布(データ登録済み5成分)

低リスク(1〜2): 5成分 100%
● 低(1-2): 5成分 ● 中(3-6): 0成分 ● 高(7-10): 0成分

GHS感作性・アレルゲン・EDC疑い成分すべて該当なし。マイクロプラスチック非含有。生分解性平均0.97は業界最高水準クラス。

注目成分

シア脂(配合順位:2位)

処方のコアを担う成分です。EWGスコア1・生分解性0.95・コメドジェニック度0という安全性の高さに加え、融点が体温付近(23〜45℃)のため手のひらで温めると溶けて髪表面になじみやすい特性を持ちます。推奨配合量2〜15%の中、配合順位2位という高配合が見込まれます。オレイン酸・ステアリン酸を主体とする脂肪酸がキューティクルのすき間を物理的に塞ぐコーティング機能を発揮。グリセリンとの組み合わせで「油分の閉塞+水分の抱え込み」という相乗効果が期待できます。

グリセリン(配合順位:3位)

EWGスコア1・生分解性1.00の基幹保湿成分。三価アルコール構造が空気中の水分を引き寄せ、毛髪内部の水分量を一時的に引き上げます。経皮吸収リスクが0.40と適度にあるため、ヘアミルクとして塗布した際の浸透感にも貢献。シア脂との相乗効果はデータベース上でも確認されており、油脂単体よりも持続的な潤いを与える処方設計といえます。

アルガンオイル(配合順位:4位)

モロッコ産アルガンの実仁由来。EWGスコア1・生分解性0.95。オレイン酸・リノール酸・ビタミンEを高濃度に含み、毛髪へのツヤと柔軟性付与で実績のある成分です。経皮吸収リスク0.60は本処方中で最も高い値で、浸透しやすい油脂として成分を髪内部へ届ける役割も担います。ただし推奨配合量0.5〜5%と配合量の幅が狭く、コスト面から配合量は控えめとみられます。

マカダミアナッツ油(配合順位:6位)

EWGスコア2・生分解性0.95。パルミトレイン酸を豊富に含み、ヒト皮脂に近い組成として知られます。コメドジェニック度は1(ほぼゼロリスク)と実用上は問題ない水準。推奨配合量5〜20%と比較的高配合が想定される成分ですが、配合順位が6位であることから、本処方では主役ではなく調整役として機能していると読めます。

グレープシードオイル・マニラオイル

いずれも成分データベース未登録のため詳細スコアは算出不可。グレープシードオイルはリノール酸が豊富な軽質系オイル、マニラオイルはフィリピン産木材系の植物性オイルとして知られており、テクスチャーの軽さとのびの良さに寄与していると考えられます。余談ですが、マニラオイルは欧米の化粧品処方データベースでも登録数が少なく、ナプラ独自の素材選択が伺えます。

メリットとデメリット

メリット

  • 安全性は平均以上(3.6点):全成分EWGスコア1〜2、GHS感作性・アレルゲン・EDC疑い成分ゼロ。刺激に敏感な方や成分チェックをする方には訴求力がある。
  • 生分解性0.97:環境負荷は最低水準:5成分の平均生分解性が0.97と、易分解カテゴリの中でもトップクラス。環境配慮を重視する選択基準に合致する。
  • シア脂×グリセリンの相乗保湿:油分の封鎖と水分の吸着が同時に機能する処方ロジックは理にかなっており、乾燥毛への短期的な使用感改善は期待できる。
  • 無防腐剤・無シリコン・無乳化剤設計:7成分のみで構成されるミニマル処方。添加物由来のリスクを根本から排除している。

デメリット・注意点

  • 髪補修力1.6点:要注意ゾーン:ケラチン・加水分解タンパク・パンテノールといった毛髪内部へ働きかける補修成分が全て不在。ダメージの根本補修は期待できない。
  • スカルプケア力1.0点:要注意ゾーン:頭皮機能成分がゼロ。「ダメージ毛向け」とされるが、頭皮への効果は見込めない。
  • 保湿力2.4点:要注意ゾーン:グリセリン単独では保湿成分の厚みに乏しく、ヒアルロン酸・セラミドとの相乗効果(データ上で確認)が活かされていない点が惜しい。
  • コスパ2.63点:やや物足りない:7成分で150ml・2,210円(約14.7円/ml)という価格設定に見合う機能性の根拠が薄い。

まとめ

一言で言うと

「引き算の美学を追求したが、引きすぎた処方」。

不要なものを徹底排除した安全設計は評価できます。ただし補修成分・保湿成分・スカルプ成分をすべて省いた結果、総合点2.44点という「安全だが機能が薄い」製品に仕上がっています。シア脂とグリセリンが作る保湿ラインは理論的に筋が通っているものの、その土台の上に何も積み上げられていない印象です。

LIPSスコア4.4と@cosme 3.7/7.0のギャップは示唆的で、LIPSの高評価はテクスチャーの軽さや香りへの好意的な反応が中心とみられ、成分機能への評価とは切り離して読む必要があります。解析データが指す機能的な弱点と、使用感への満足感が乖離しているパターンです。

使用シーン別推奨度:

  • 乾燥毛・パサつきが気になる方(コーティング目的):シア脂配合のエモリエント作用で一時的ななめらかさは得られる。ただし補修目的では不向き。
  • 成分ミニマリスト・添加物回避派:全7成分・防腐剤ゼロという処方の透明性は高く、成分チェックが習慣の方には選びやすい。
  • ダメージヘア補修を目的とする方:髪補修力1.6点は要注意ゾーン。加水分解ケラチンやパンテノールを含む製品と併用または代替を検討することを勧める。
  • スカルプケア目的の方:スカルプケア力1.0点は機能成分不在を示す。この用途では完全に別製品を選ぶべき。
  • 環境・サステナビリティ重視の方:生分解性0.97・マイクロプラスチック非含有は現行製品中でも高い環境スコア。エコ基準での選択なら積極的に評価できる。

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