カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
CMR発がん性・IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
柳屋本店ブランド
柳屋本店容量
120ml参考価格
659円1ml単価
5.5円JAN
4903018205114ASIN
B078962VFK発売日
2018年2月7日ID
11721製造国
日本シリーズ名
髪を守る椿ちゃん対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け公式サイト
公式サイトを見る商品説明
柳屋本店 髪を守る椿ちゃん 補修ヘアミルク柳屋本店
■ 総合3.48点|安全性は優秀、保湿・スカルプは設計の外

洗い流さないトリートメント内の順位
713個中110位
上位 16%(上位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 4つ(EWG3以上: エタノール(3)、ジメチコン(3)、ポリアクリルアミド(4))
解析チームです。今回は『柳屋本店 髪を守る椿ちゃん 補修ヘアミルク』を見ていきます。
全成分17個のうち椿由来成分が4種類を占め、旭化成が開発したペリセアも配合されています。気になるのは「このヘアミルクで保湿やスカルプケアまで期待できるのか」という点です。答えは成分表にあります。
安全性が優秀な水準にある補修ヘアミルクです。植物由来成分を軸に組み上げた処方が評価され、全体的な安全性は4.3点(平均+1.3点)を記録しています。保湿力やスカルプケアは設計外となっているため、使い道を絞って選ぶことが満足度につながります。
この商品の補修とコーティングの特性は、3つの成分が中心になって作られています。
旭化成が開発したペリセアと呼ばれる成分で、わずか1分で毛髪内部に届く浸透速度が最大の特徴です。植物由来の脂肪酸とアミノ酸を組み合わせた独特の構造が、ダメージを受けた部位への到達を助け、バリア機能の改善も担います。成分表の10番目と後半寄りの位置ですが、推奨配合量が0.5〜3%と少量で効果を発揮する成分です。毛先に馴染ませてドライヤーをかけると、乾燥後の質感がまとまりやすくなります。
成分表の5〜6番目に位置する植物性オイルで、ブランド名「椿ちゃん」が示すとおり処方の核を担います。人の皮脂に近いオレイン酸を約85%含み、髪の内側まで馴染みやすく、ドライヤー後に自然なツヤとしなやかさを与えます。どちらもEWGスコア1と刺激性が低く、生分解性も0.95と高いため、安全性の全体スコアを押し上げる成分の1つになっています。毛先を中心に少量なじませて使うのが最も効果的です。
シルクの加水分解物にシリコーンの構造を結合させた複合成分で、髪の表面に持続性のあるコーティング膜を形成します。なめらかな手触りとツヤを与えながら、ドライヤーの熱からも髪を守る効果があります。同じく配合されている加水分解ケラチン(羊毛由来)が髪の内側を補い、このシルク成分が外側を覆うという組み合わせが、使い心地の良さを支えています。
EWGスコアや分類から、次の3成分は知っておくとよい情報があります。
全体的な安全性(4.3点・優秀)が最も高く、スカルプケア力(1.7点・要注意)が最も低くなっています。
成分の大半がEWG1〜2の植物由来成分で占められているのが主な理由です。ツバキ種子油・カメリア種子油・各ツバキエキスはすべてEWG1で、刺激性の懸念が少ない成分が処方の中核を担っています。経皮吸収リスクの平均も0.29と低く、成分全体の生分解性平均も0.73と高い水準にあります。成分数を17個に絞り込んでいることも、安定性と安全性の両立に貢献しています。
頭皮に直接働きかける成分が1つも配合されていないためです。育毛促進・血行改善・抗フケ・皮脂コントロールといった頭皮ケア専用の成分は処方に見当たりません。「補修ヘアミルク」として設計された商品なので、頭皮への作用は設計外と理解するのが正確です。保湿力も2.3点(要注意)と低めで、グリコシルトレハロースなどの保湿成分は配合されていますが、量は補助的な範囲にとどまります。「保湿やスカルプケアまで期待できるのか」という疑問への答えは、成分表を見る限りどちらも主目的ではない、になります。
この椿ミルクは、ダメージ毛の表面を整えて指通りをよくするヘアミルクとして使うのが最も合っています。ペリセアは内部補修の速さが売りですが、成分表の後半に1成分として配合されているため、傷んだ髪を根本から立て直す補修剤として期待するより、椿オイルとシルク膜が外側をまとめる仕上げ剤と捉える方が現実的です。
ドラッグストア価格でペリセアを配合しながら安全性が優秀な評価を得ているのは、成分数を絞り込んで不要な成分を省いた処方の結果だと考えます。毛先中心に少量を馴染ませ、ドライヤーの温風をあてると、椿オイルが熱から守りながらキューティクルをなめらかに整える効果が出やすくなります。
スカルプケアや深い保湿は別の製品に任せ、ドライヤー仕上げの一工程として毛先に使うのが、この椿ミルクを活かすいちばんの方法です。
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