解析結果

柳屋本店 薬用育毛アロメール

カテゴリ:育毛トニック

柳屋本店 薬用育毛アロメール
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総合ランク

305個中 144位

総合点

2.82
2.82

1mlあたり

4.1円
コスパ
3.0

カテゴリ内順位

46%以内
141位 / 303製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 7276位 Amazonランク

@cosme 7.0点 口コミ 1件

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因 皮膚感作性 1件 アレルゲン 1件 経皮吸収 13件
リスクスコア100点満点・低いほど安全
0/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
3.1/5注意
EWG スコア7成分の平均・低いほど安全
最高 4
2.3/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 7成分
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B1件
メントール
アレルゲン香料
1件
メントール
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
なし
検出なし
生分解性高いほど良い
80%易分解性
経皮吸収リスク低いほど良い
45%中リスク

SCORE解析スコア一覧

13成分数
5植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

4.0/5
No.1 安全性(総合)
3.0/5
No.2 コスパ
2.9/5
No.3 ホワイトニング

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

素材の品質
2.8
エイジングケア
2.8
環境配慮
2.8
使用感の良さ
2.7
育毛力
2.6
即効性
2.4
サラサラ感
2.3
スキンケア力
2.2
ツヤ感
2.2
保湿効果
2.1
浸透力
2.1
髪補修力
1.8
持続性
1.7
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
有効成分 ビタミンE誘導体,メントール

メーカー

柳屋本店

ブランド

柳屋本店

容量

240ml

参考価格

982円

1ml単価

4.1円

JAN

4903018183856

ASIN

B000FQORNK

発売日

2005年3月22日

ID

11756

製造国

日本

対象の髪タイプ

薄毛・抜け毛向け

公式サイト

公式サイトを見る

全成分

医薬部外品のため、先頭の有効成分は表示ルールで最初に書かれているもので、配合量が多いという意味ではありません。その他の成分も配合量の多い順とは限りません。
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ANALYZED柳屋本店 薬用育毛アロメールの解説

血行促進の有効成分だけで、育毛は叶うのか

柳屋本店 薬用育毛アロメール柳屋本店

■ 総合2.82点|血行促進特化の有効成分2種が育毛の幅を決めた

柳屋本店 薬用育毛アロメール

育毛トニック内の順位

305個中144位

上位 48%(中位)

安全性の判定

注意が必要な成分 2つ(EWG3以上: POE硬化ヒマシ油(4)、エタノール(3))

解析チームです。今回は『柳屋本店 薬用育毛アロメール』を見ていきます。

有効成分に酢酸トコフェロールとメントールを配合した医薬部外品の育毛トニックです。育毛効果は2.6点と平均(3.0点)に届かない結果になっています。気になるのは「有効成分2種が、育毛にどこまで機能しているのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

総合2.82点はやや物足りない評価です。血行促進に向いた有効成分2種には一定の根拠がありますが、スカルプケア力や保湿力がいずれも平均を下回り、頭皮ケアのカバー範囲が限られています。

  • 清涼感を感じながら育毛ケアを習慣にしたい人:メントールの爽快感と複数の植物エキスが、毎日の使用継続を後押しします。
  • 低価格で医薬部外品の育毛成分を試したい人:982円・240mlは、長期継続を前提とした育毛ケアに向いている価格帯です。
  • 頭皮の乾燥や敏感さが気になる人には向きません:エタノールによる乾燥感とメントールの感作リスクが重なるため、注意が必要です。

注目の成分3つ

センブリエキス(頭皮の血流を増やす育毛補助成分)

日本薬局方に収載される伝統生薬で、育毛・脱毛予防効果が医薬部外品成分として認められています。主成分スウェルチアマリンが末梢血管を広げ、頭皮の血流を増やして毛根に栄養が届きやすくします。ニンジンエキスとの組み合わせでは、毛根への栄養供給を高める相乗的な育毛補助効果が期待できます。使用後に頭皮がじんわり温まる感覚につながり、植物由来でEWGスコアも低いため、全体の安全性スコア(3.1点)を支えています。

頭皮 血管 毛乳頭 成分 ① 滞る ② 巡らせる ③ 育つ 血流が少なく、毛根に栄養が届きにくい 成分が染み込み、血行が増えて栄養が届く 栄養が届き、髪が太く長く育つ
頭皮の血行と毛根毛根まわりの血流が増えると、髪を作る毛母細胞に栄養が届きやすくなります。頭皮がやわらかくなり、抜け毛や細い毛の予防につながります。

酢酸トコフェロール(頭皮の酸化を抑える有効成分)

厚生労働省が効能を認めた有効成分として、この商品に一定量配合されています。ビタミンEの安定誘導体で、頭皮上で活性型に変換されて抗酸化作用を発揮します。毛根周辺の酸化ストレスを抑えながら血行も促し、頭皮環境を整える役割を担います。EWGスコアは2と安全性評価が高く、センブリエキスとともに血行を増やして頭皮を整えるという、この処方の方向性を体現する成分の一つです。

頭皮 活性酸素 抗酸化成分 細胞は守られる ① 傷つく ② 無害化 ③ 守られる 活性酸素が細胞を攻撃してダメージ 抗酸化成分が活性酸素を受け止める 先に受け止めるので、細胞は守られる
抗酸化成分が酸化を防ぐ仕組み紫外線などで生まれた活性酸素を抗酸化成分が先に受け止め、細胞への攻撃を防ぎます。頭皮のごわつきやくすみが進みにくく、健やかな状態を保ちやすくなります。

メントール(清涼感と血行促進をあわせ持つ有効成分)

皮膚の冷感受容体に働きかけ、塗布直後から頭皮に爽快感をもたらす有効成分です。血行促進効果も持ち、酢酸トコフェロールとセンブリエキスとあわせて頭皮の血流を高めます。経皮吸収リスクは0.80と高く、頭皮への浸透力がある分、使用感の核となります。一方でGHS感作性1Bの感作性物質に分類されており、繰り返し使用で頭皮が反応を示す可能性があるため、安全面でも確認が必要な成分です。

安全面で見ておくこと

この商品では、以下の3成分について確認しておくことをお勧めします。

  • メントール(GHS感作性1B・アレルゲン性あり):皮膚感作性物質に分類され、アレルゲン性も確認されています。経皮吸収リスクが0.80と高く頭皮への浸透力がある有効成分でもあるため、頭皮が敏感な人は初回使用を少量から始めて様子を見ることが望ましいです。
  • POE硬化ヒマシ油(EWGスコア4):製品成分を均一に混合するための乳化成分です。製造工程でエチレンオキシドを付加する際に、不純物として1,4-ジオキサンが微量混入するリスクがあります。規制範囲内での使用ではありますが、EWGの評価では中程度の懸念が示されています。
  • エタノール(EWGスコア3):溶剤・防腐補助として配合されており、揮発の際に乾燥感や刺激を生じる場合があります。乾燥しやすい頭皮の人は、使用後に頭皮用の保湿ケアをあわせて行うと負担を軽減できます。

スコアの内訳

安全性(3.1点)と髪補修力(1.8点)が両端を占めており、その差がこの商品の処方の方向性を示しています。

安全性が比較的高い理由

全体的な安全性スコアは3.1点と、平均(3.0点)をわずかに上回っています。13種という成分数の少なさに加え、センブリエキスやニンジンエキスなど植物由来成分のEWGスコアが低く抑えられており、BG(EWGスコア1)のような安全性評価の高い基剤も組み合わされています。シンプルな処方が添加物由来のリスクを抑え、安全性スコアを底上げしています。

髪補修力が低い理由

髪補修力は1.8点(平均3.0点比-1.2点)と最も低くなっていますが、育毛トニックとして当然の設計です。髪の内側や表面を補修する成分は配合されておらず、血行改善に特化しているためです。前書きで触れた「有効成分2種が育毛にどこまで機能しているのか」という疑問への答えもここにあります。有効成分の酢酸トコフェロールとメントールはどちらも血行促進に向いており、毛根の細胞を直接刺激する作用が認められているセンブリエキスは、この商品では有効成分の登録がありません。育毛へのアプローチは血行改善から毛根への栄養供給という間接的なルートに絞られており、それが育毛効果2.6点(平均3.0点)にも表れています。@cosmeでのユーザー評価は7.0点満点で非常に高く、清涼感や使い心地への支持が厚いことがうかがえますが、成分レベルの評価とは異なる軸にあります。

まとめ

この商品の育毛へのアプローチは、血行を増やして毛根に栄養を届けるというルートに一本化されています。メントールの清涼感がその体感を支え、毎日の使用を続けやすくしている点は評価できます。ただ、血行促進は育毛の基盤の一つではありますが、それだけで薄毛・抜け毛のすべての要因に対処できるわけではなく、効果の幅は広くないと考えます。

育毛トニックを選ぶとき、有効成分が「何の効能として認定されているのか」を確認する視点は大切です。血行促進の認定と、毛根を直接刺激する成分の認定では、期待できる変化の中身が異なります。982円という価格は毎日使い続けることを前提にすると現実的な選択肢で、継続のしやすさはこの商品の実質的な強みです。

頭皮が敏感な人にとってはメントールとエタノールの組み合わせが合わない場合があるため、試す前に安全面の節を先に確認しておくことをお勧めします。

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