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カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
商品説明
柳屋 ヘアトニック <柑橘> 医薬部外品柳屋本店
■ 総合2.43点|育毛有効成分の不在がスコアを決めた

育毛トニック内の順位
321個中241位
上位 76%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 1つ(EWG3以上: エタノール(3))
解析チームです。今回は『柳屋 ヘアトニック <柑橘>』を見ていきます。
成分数はわずか9個。育毛・脱毛予防をうたう医薬部外品としては極めてシンプルな処方です。気になるのは「このシンプルさが、スカルプケア力1.1点という水準にどうつながるのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合2.43点は「要注意」水準で、育毛・スカルプケアをうたう商品としては機能性の裏付けが薄い処方です。安全性3.3点(平均3.0点)は確保されていますが、スカルプケア力1.1点・髪補修力1.4点と機能スコアが軒並み低く、清涼感と香りを主体としたリフレッシュ用途が実態に近い商品です。
プロスタグランジンE2の産生を抑制することで頭皮の炎症を鎮める、医薬部外品承認の有効成分です。この商品では配合順6番目に位置し、頭皮環境の安定という点での貢献は認められます。
皮膚の冷感受容体(TRPM8)を活性化して清涼感を生み出し、頭皮への血行促進作用も持つハッカ由来の成分です。エタノールと組み合わさることで揮発時の清涼感が強調される設計になっています。
吸湿性に優れ、頭皮の水分量を一定に保つ役割を担う基幹保湿成分です。EWGスコア1(最安全)で生分解性1.00と環境負荷も低く、処方上位3番目への配置はこの商品の保湿面を支えています。
全9成分のうち主要6成分の生分解性平均は0.88と高く、環境負荷が低い処方です。グリセリン・水・グリチルリチン酸ジカリウムはいずれもEWGスコア2以下で、成分数の少なさが刺激源の絞り込みにもつながり、安全性3.3点(平均3.0点)を支えています。
医薬部外品の育毛有効成分(アデノシン・t-フラバノン・センブリエキスなど)が一切配合されておらず、唯一の有効成分はグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)のみです。メントールによる血行促進は清涼感の副次的作用に留まり、育毛・スカルプケアを訴求する処方設計としては根拠が薄く、スカルプケア力1.1点(平均3.0点)という水準がその実態を示しています。このギャップが、前書きで挙げた疑問の答えです。
一言で言うと、清涼感と頭皮の抗炎症ケアに絞った、価格相応のリフレッシュ系トニックです。育毛・発毛効果を期待する用途には成分構成が対応していません。
効果を引き出す使い方としては、エタノールが浸透促進剤として機能するため、シャンプー後の清潔な頭皮に適量をなじませ、指の腹で軽くマッサージするとグリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症作用が届きやすくなります。
余談ですが、東京大学の研究によると頭皮の慢性的な軽度炎症が毛周期を乱す要因のひとつとされており、清涼感や抗炎症ケアを習慣化すること自体には意味があります。発毛を目指すよりも、頭皮環境を整える入口として位置づけるのが、この商品との正しい付き合い方です。
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