解析結果

柳屋本店 薬用ヘアトニック フケ・カユミ用240ml

カテゴリ:育毛トニック

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柳屋本店 薬用ヘアトニック フケ・カユミ用240ml
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総合ランク

267個中 0

総合点

2.78
2.78

1mlあたり

4.5
コスパ
2.9

カテゴリ内順位

47%以内
124位 / 264製品中
上位
柳屋本店 薬用ヘアトニック フケ・カユミ用240ml解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 11315 Amazonランク

@cosme 6.0 口コミ 4件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン1件・経皮吸収13件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 7件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.0 / 5
EWG スコア
平均 3.1 最高 7
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
メントール
アレルゲン香料
1件検出
メントール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
77%
易分解性
経皮吸収リスク
40%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 13
植物エキス 4
コスパ
2.9
安全性
3.8
素材の品質
2.7
髪補修力
1.6
育毛力
2.6
使用感の良さ
2.5
エイジングケア
2.6
ホワイトニング
2.9
保湿効果
1.8
スキンケア力
2.2
環境配慮
2.4
浸透力
1.8
即効性
2.4
持続性
1.6
ツヤ感
2.1
サラサラ感
2.2
優れた素材 0
注意素材 0
香り 無香料
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム,酢酸トコフェロール

メーカー

柳屋本店

ブランド

柳屋本店

容量

240ml

参考価格

1086円

1ml単価

4.5円

JAN

4903018113853

ASIN

B000V2F1O2

発売日

2006年6月12日

ID

11787

製造国

日本

シリーズ名

薬用ヘアトニック

対象の髪タイプ

フケ・かゆみ向け

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

内容量:240ml サイズ:75*40*125(mm) オクトロピックス配合の爽快な薬用ヘアトニックです。フケとかゆみを防止し、発毛を促進。無香料。医薬部外品。 パッケージ重量: 0.47 kg
広告を含みます。

ANALYZED柳屋本店 薬用ヘアトニック フケ・カユミ用240mlの解説

メントールの清涼感が引いた後に、頭皮で続いていること

解析チームです。柳屋本店の「薬用ヘアトニック フケ・カユミ用」は、1086円の医薬部外品として市場に存在するフケ・かゆみ対策特化型トニック。@cosmeスコアは7点満点中6.0と高評価を集めており、実使用者からの支持は厚い。ただし成分構成を精査すると、いくつか見落とせない点が浮かび上がる。

概要

総合点2.78点は平均3.0をやや下回る水準。特に髪補修力1.6点(平均比-1.4)保湿力1.8点(平均比-1.2)は評価対象13項目のうち最も低い2項目で、いずれも「要注意」水準だ。ただしこの製品は本来フケ・かゆみ防止と発毛促進を目的とした医薬部外品であり、補修や保湿の文脈で評価することは製品コンセプトとのズレがある点は踏まえておきたい。

一方、全体的な安全性は3.0点で平均と同等。成分数13個はトニックとしてシンプルな処方構成で、有効成分であるセンブリエキスとグリチルリチン酸ジカリウムがコアに据えられている。スカルプケア力2.2点は「要注意」水準だが、これは保湿系成分が処方に乏しいことが主因。抗炎症・血行促進の軸で頭皮環境を整えるという設計に特化した結果ともとれる。

処方の設計図:成分の役割分類

全13成分を機能別に分類。フケ・かゆみ対策に役割が集中している。

有効成分(フケ・かゆみ・育毛) ─ センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、クララエキス
3成分
清涼感・血行促進 ─ メントール、ヒキオコシエキス
2成分
基剤・溶剤・可溶化 ─ エタノール、BG、POE硬化ヒマシ油、pH調整剤
4成分
抗酸化・補助エキス ─ 酢酸トコフェロール、シラカバエキス
2成分
着色料要確認 ─ 黄4(EWG:7)、青1(EWG:3)
2成分

注目成分

センブリエキス ─ 日本薬局方収載の伝統生薬が血行促進の主役

リンドウ科センブリの植物エキスで、主成分スウェルチアマリンが末梢血管を拡張し、毛根への血流・栄養供給を高める。医薬部外品有効成分として育毛・脱毛予防に正式承認されており、日本薬局方収載の生薬としての歴史も持つ。九州大学などの研究でその血行促進効果が確認されており、単なる植物成分の名義借りではない実質を持つ。推奨配合量は0.5〜2%で、後述のグリチルリチン酸ジカリウムとは相乗効果が文献上で確認されている処方上の組み合わせだ。

グリチルリチン酸ジカリウム(EWG:2)─ 抗炎症の主軸、センブリとの相乗関係

甘草由来。プロスタグランジンE2の産生抑制とヒアルロニダーゼ阻害という2経路で炎症・アレルギー反応を制御する、医薬部外品承認の有効成分。EWGスコア2で安全性も高水準。本製品ではセンブリエキス・ヒキオコシエキスとの相乗的な抗炎症・抗アレルギー作用が期待でき、フケ・かゆみへのアプローチとして処方設計の意図が読み取れる。

メントール(GHS感作性1B / アレルゲン性あり)─ 清涼感の代償

ハッカ由来の単環式モノテルペンアルコールで、TRPM8受容体を活性化させて清涼感を付与し、血行促進にも作用する。ただしGHS感作性1B物質に分類されており、アレルゲン性ありの報告もある。経皮吸収リスクは0.80と本処方中で最も高い数値で、同時に配合されるエタノール(経皮吸収リスク0.80)との組み合わせは浸透促進として機能する一方、敏感な頭皮では刺激として感じるケースも排除できない。推奨配合量は製品タイプによって0.5〜3%と幅があり、濃度管理が品質の分かれ目になる。

黄4(EWG:7)─ 着色のみが目的の成分で最高リスク帯

タートラジンとも呼ばれるアゾ系合成タール色素。製品の外観着色のみを目的とした成分で、頭皮ケアへの機能的寄与はゼロ。EWGスコアは7と本処方中で突出して高く、一部アレルギー体質者への影響が懸念される。安息香酸Naとの併用で過活動リスクが指摘されている成分だが、本処方には安息香酸Naは含まれていない。医薬部外品として機能性を訴求する製品に、高EWGの着色料を2種(黄4・青1)加える設計には疑問が残る。

クララエキス-1 ─ 抗フケ作用を担う医薬部外品成分

マメ科クララ(Sophora flavescens)の根エキス。抗菌・抗フケ作用が医薬部外品成分として認められており、フケ原因菌への直接的なアプローチを担う。推奨配合量は0.1〜2.0%で、生分解性0.90と環境負荷も低い。ビタミンC誘導体やニコチン酸アミドとの相乗効果が報告されているが、本処方にそれらは含まれないため、単独での抗フケ作用として機能する形だ。

安全性の内訳:EWGスコア分布(スコア登録成分 7件)

有効成分はスコア低め(安全)だが、着色料に高スコア成分が混在。

低リスク(1-2) 3件
中(3-6) 3件
高(7+) 1件
低リスク(1-2):BG、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸ジカリウム
中リスク(3-6):エタノール(3)、青1(3)、POE硬化ヒマシ油(4)
要注意(7+):黄4(7) ─ 着色目的のみ。機能的寄与なし

メリデメ

メリット

  • 有効成分ダブル処方:センブリエキスとグリチルリチン酸ジカリウムという医薬部外品承認の成分2種を1086円に詰め込んだコスト設計
  • 抗炎症の相乗設計:グリチルリチン酸ジカリウム×ヒキオコシエキスの組み合わせに抗アレルギー相乗効果が確認されており、かゆみへの二重アプローチが処方に組み込まれている
  • 環境負荷が低い:13成分の生分解性平均0.77は「易分解」水準。マイクロプラスチック該当なし
  • 無香料処方:香料不使用で、日常使いの刺激要因を一つ排除している

デメリット・注意点

  • 髪補修力・保湿力は期待しないこと:それぞれ1.6点・1.8点。補修目的・乾燥対策で選ぶと期待外れになる
  • 着色料2種の必要性が疑問:黄4(EWG:7)と青1(EWG:3)はいずれも着色目的のみで、頭皮環境への貢献はゼロ。特に黄4はアレルギー体質者での影響懸念がある
  • メントールのGHS感作性1B:経皮吸収リスク0.80と高く、エタノールとの組み合わせでさらに浸透が促進されうる。頭皮の炎症が強い状態での使用は刺激を感じる可能性がある
  • POE硬化ヒマシ油(EWG:4):エチレンオキシド付加由来の1,4-ジオキサン混入リスクに注意が必要。製品としての品質管理に依存する部分

余談ですが、英国食品基準庁(FSA)の2007年の研究によると、タートラジン(黄4)を含む合成色素の混合物が子どもの多動性と関連する可能性が指摘され、EU内では対象食品への警告表示が義務化された。化粧品への経皮適用では食品摂取とは経路が異なるため直接比較はできないが、EWGスコア7という数値の背景にはこうした文脈がある。

まとめ

一言で言うと

「有効成分は本物、でも色素が余計な荷物」

センブリエキスとグリチルリチン酸ジカリウムという2種の医薬部外品有効成分をコアに据え、抗炎症・抗フケ・血行促進の三軸で頭皮にアプローチする設計は、フケ・かゆみに悩む人への処方としてはシンプルかつ的確だ。1086円という価格帯でこの有効成分構成を実現している点は評価できる。

ただしEWG:7の黄4を含む着色料2種の配合は、機能的根拠がなく処方全体の安全性評価を引き下げる要因になっている。「無香料」を訴求しながら着色料を2種加える設計には、一貫性の面で疑問符がつく。

生分解性平均0.77(易分解)とマイクロプラスチック非使用は、環境配慮の観点からは一定のプラス評価ができる。

使用シーン別推奨度:

  • フケ・かゆみに悩む方:有効成分2種搭載の医薬部外品として1086円は現実的な選択肢。スカルプケア特化として割り切れるなら検討の余地あり
  • 乾燥・ダメージケア目的:保湿力1.8点・髪補修力1.6点。この目的での選択は適合しない
  • 敏感な頭皮・アレルギー体質の方:メントール(GHS感作性1B)と黄4(EWG:7)の存在から、注意が必要
  • 無添加・シンプル処方を求める方:着色料2種の配合がネックで、無香料表示と処方思想の間にギャップがある

@cosmeスコア6.0/7.0という高い実使用評価は、清涼感とかゆみの改善実感が主な支持要因と推測されるが、解析上でスカルプケア力が2.2点に留まる点との乖離は、「かゆみが取れた」という短期的な清涼感体験が評価を押し上げている可能性を示唆している。

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