カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
シオノケミカル株式会社ブランド
千萬之素容量
180ml参考価格
12100円1ml単価
67.2円JAN
4595316083138ASIN
B0FMCTGPL8発売日
2025年7月1日ID
11793製造国
日本対象の髪タイプ
脱毛予防・育毛・発毛促進向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
千萬之素シオノケミカル株式会社
■ 総合2.51点|育毛有効成分への特化が保湿・補修を切り捨てた

育毛トニック内の順位
305個中208位
上位 69%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 5つ(EWG3以上: l-メントール(3)、エタノール(3)、サリチル酸(5))
解析チームです。今回は『千萬之素』を見ていきます。
全成分はわずか9種と非常にシンプルな処方で、第1成分にカルプロニウム塩化物(頭皮の血流を促す医薬部外品有効成分)を据えています。それにもかかわらず、スカルプケア力は1.5点(平均3.0点)にとどまります。気になるのは「高価格帯の育毛トニックが、なぜスカルプケアの評価でここまで伸び悩むのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合2.51点は「やや物足りない」水準で、医薬部外品の有効成分に特化した処方が、保湿や補修の評価軸では不利に働いています。育毛目的で使うなら有効成分の構成は理解できますが、頭皮の総合ケアや使い続けたときの潤い感を求める場合は物足りさを感じやすい設計です。
副交感神経を刺激して頭皮の血管を拡張し、毛根への栄養供給を高めるコリン作動性の医薬部外品有効成分です。成分表の第1位に位置しており、この商品の処方の核を担っていることが読み取れます。
油に溶ける性質(BHA:β-ヒドロキシ酸)を活かして毛穴奥まで届き、余分な角質を取り除くことで育毛成分の浸透経路を整えます。医薬部外品承認成分であり、フケ・かゆみ防止の目的で配合されていますが、EWGスコアは5・経皮吸収リスクは0.85と高く、濃度管理が処方の質を左右します。
パントテン酸(ビタミンB5)のエチルエーテル誘導体で、通常のパンテノールより皮膚浸透性が高いとされる成分です。EWGスコア1(最安全域)で安全性の懸念が低く、カルプロニウム塩化物が働く環境を補助する役割を期待できます。
全9成分のうち7成分の生分解性平均は0.73と易分解域にあり、マイクロプラスチックや内分泌かく乱物質(EDC)も該当なしです。コメドジェニック度ゼロの成分のみで構成されており、環境・毛穴詰まりの観点での安全性が評価を下支えしています。
9成分の中で保湿を主目的とする成分はdl-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(NMF類似の湿潤成分)のみで、グリセリンやヒアルロン酸などの汎用保湿剤は一切配合されていません。この商品のスカルプケア力1.5点が低い理由もここにあります。育毛有効成分に処方枠を集中した結果、潤いを維持する成分が事実上不在の構成です。
一言で言うと、育毛の有効成分に特化したシンプル処方です。カルプロニウム塩化物を軸に、頭皮への血流促進と角質ケアを組み合わせた医薬部外品トニックで、頭皮の血行不足やフケ・かゆみと抜け毛が重なる人に向きます。
効果を引き出すには、洗髪後に水分をある程度拭き取ってから頭皮に直接塗布し、指の腹でやさしくマッサージして浸透させるのが基本です。エタノールが揮発する前に成分を頭皮になじませることで、カルプロニウム塩化物の吸収をサポートできます。
余談ですが、カルプロニウム塩化物は日本の皮膚科でも処方される育毛有効成分で、市販の育毛剤に配合できる数少ない選択肢のひとつです。保湿・補修を別のアイテムで補う前提で組み合わせると、この処方の意図がより活きてきます。
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