解析結果

ミノアップ

カテゴリ:育毛トニック

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ミノアップ
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総合ランク

267個中 0

総合点

2.27
2.27

1mlあたり

46.6
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

86%以内
228位 / 264製品中
上位
ミノアップ解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 14497 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収3件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 3件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.5 / 5
EWG スコア
平均 2.3 最高 3
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
80%
易分解性
経皮吸収リスク
67%
高リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 5
植物エキス 0
コスパ
2.3
安全性
4.3
素材の品質
1.9
髪補修力
1.4
育毛力
2.1
使用感の良さ
2.4
エイジングケア
2.1
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.5
スキンケア力
0.8
環境配慮
3.1
浸透力
1.5
即効性
1.5
持続性
1.0
ツヤ感
2.2
サラサラ感
2.1
優れた素材 0
注意素材 0
有効成分 ミノキシジル5%

メーカー

リョートーファイン株式会社

ブランド

ミノアップ

容量

60ml

参考価格

2794円

1ml単価

46.6円

JAN

4987155146202

ASIN

B0G2YF7WDX

発売日

2018年11月21日

ID

11801

製造国

日本

対象の髪タイプ

壮年性脱毛症・薄毛向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している部位に塗布
広告を含みます。

商品説明

内容量:60mL
広告を含みます。

ANALYZEDミノアップの解説

第一類医薬品の育毛剤、コスメ指標で測ると何が見えてくる?

解析チームです。ミノアップは、有効成分ミノキシジルを配合した第一類医薬品の育毛剤。成分数はわずか5つと潔い処方で、コスメ的なケア成分は一切省いた「治療特化型」の設計が特徴的な製品です。

概要

総合点2.27点は、シャンプー解析ドットコム平均(3.0点)を大きく下回りますが、この数値をそのまま「低品質」と読むのは早計です。スカルプケア力0.8点・髪補修力1.4点といった項目が底を引いていますが、これはコスメ的アプローチを一切採用していない処方設計によるもの。保湿成分や補修ポリマーを排除した代わりに、有効成分の浸透を最大化する溶剤系に全振りしています。

唯一、全体的な安全性が3.5点と平均以上を記録している点は注目に値します。成分数が少ないほど配合リスクの総量が減るという設計原則が、ここに現れています。また、生分解性の平均スコアは0.80と高く、環境負荷の低さも客観的に評価できます。

処方設計図 5成分の役割グループ内訳

有効成分
ミノキシジル
1成分(第一類医薬品有効成分)
溶剤・浸透促進
エタノール/プロピレングリコール
2成分
保湿・溶剤補助
1,3-BG
1成分
pH調整
pH調節剤
1成分

処方の重心:有効成分の溶解・浸透最大化に特化。コスメ的機能成分はゼロ。

注目成分

ミノキシジル(第一類医薬品有効成分)

壮年性脱毛症の治療薬として承認された有効成分。血管拡張作用を持つカリウムチャネル開口薬で、もともと高血圧治療薬として開発されていた歴史があります。外用薬として日本の第一類医薬品に分類されており、薬剤師から直接情報提供を受けて購入する製品です。余談ですが、米国NIHの研究によると、ミノキシジル外用剤は使用継続期間と毛包への作用に強い相関があることが示されており、長期的な使用設計が前提となっています。EWGデータベース未登録の医薬品成分であるため、化粧品成分としての安全性評価とは別軸で考える必要があります。

エタノール(EWG:3)

ミノキシジルの溶剤として機能しながら、経皮吸収促進剤としての役割も担う中心成分。経皮吸収リスクスコアは0.80と本処方の中で最も高く、有効成分を角質層へ届けるキャリアとして設計に組み込まれています。揮発性が高く、塗布後の乾燥感や頭皮への刺激感の主な原因となる可能性があります。強酸化剤・強還元剤との組み合わせには注意が必要で、他の育毛剤や整髪料との同時使用時は処方の安定性が変化するリスクがあります。CIR評価は「Safe as Used」ですが、適切な濃度管理が前提です。

プロピレングリコール(EWG:3)

石油合成由来の多価アルコールで、溶剤・浸透促進の二役を担います。エタノールと組み合わせることで溶解力と浸透補助が重なり、ミノキシジルのデリバリー効率を高める設計意図が読めます。IARC分類はグループ3(ヒトへの発がん性を分類できない)。EU規制は高濃度での要注意指定があります。経皮吸収リスクは0.60で中程度。生分解性0.70と環境負荷も低めです。

1,3-ブチレングリコール(EWG:1)

EWGスコア1と本処方中で唯一の最安全ランク成分。グリセリンより軽いさらりとした使用感を生む多価アルコールで、抗菌補助作用も持ちます。プロピレングリコールと同じ保湿・溶剤系でありながら、コメドジェニック度1と皮脂腺への影響が極めて低く、頭皮用途への適性が高い選択です。EU承認済みの保湿剤・溶剤で、CIRは「Safe as Used」。生分解性0.70で環境負荷も良好。

pH調節剤

製剤の安定性維持に不可欠な成分。具体的な成分名が非開示のため詳細評価は困難ですが、ミノキシジルが安定して溶解できるpH域を維持し、頭皮への刺激を抑える目的で配合されています。

メリデメ

メリット

  • 処方がシンプル極まりない:成分数5つ。余分な成分が入り込む余地がなく、有効成分の安定性という観点では理にかなっています。
  • 安全性スコアが3.5点(平均以上):EWGスコア3以上の成分はエタノール・プロピレングリコールの2つのみ。GHS感作性・アレルゲン・EDC疑いはすべて「該当なし」です。
  • 環境負荷が低い設計:登録成分3つの生分解性平均0.80は易分解ラインをクリア。マイクロプラスチック成分もゼロです。
  • 浸透促進の多重設計:エタノール(経皮吸収リスク0.80)+プロピレングリコール(同0.60)の組み合わせが、有効成分のデリバリーを強化する設計になっています。

デメリット・注意点

  • コスメ的なケア機能はゼロ:髪補修力1.4点・保湿力1.5点・スカルプケア力0.8点は、ケア成分を一切配合していない処方の当然の帰結です。育毛以外の効果を期待してはいけません。
  • エタノール主体の乾燥リスク:揮発性の高い溶剤系処方のため、塗布後の頭皮乾燥・刺激感が生じやすい可能性があります。
  • エタノールと強酸化剤の拮抗に注意:パーマ液・カラー剤など強酸化・強還元剤との接触時は製剤の安定性が損なわれる可能性があります。使用前後のタイミングに配慮が必要です。
  • 2794円/60mlのコスパは2.3点(やや物足りない):同価格帯の育毛トニックと比較しても成分数・保湿機能の少なさを考えると割安感は高くありません。

まとめ

一言で言うと

「コスメの文法を捨てた、薬品純度100%の処方」

ミノアップは、育毛目的以外の機能を完全に切り捨てた第一類医薬品です。コスメ解析の指標でスコアが軒並み低くなるのは、設計哲学の違いによるものであり、品質の問題ではありません。ミノキシジルを頭皮に届けることだけに全リソースを投入した、ある意味で正直な処方といえます。

使用シーン別推奨度:

  • 壮年性脱毛症の進行が気になる方:第一類医薬品としての使用目的に沿っており、薬剤師への相談の上で選択肢に入れられます。
  • 頭皮ケアや保湿も同時に求める方:この製品だけでは対応不可。別途スカルプ向けトリートメントやローションとの使い分けを検討する必要があります。
  • 敏感肌・乾燥頭皮の方:エタノール・プロピレングリコール双方がEWG:3で、刺激感や乾燥を感じやすい体質では使用感に注意が必要です。
  • 成分数の少なさを安心感として重視する方:安全性3.5点、GHS感作性・アレルゲン・EDCすべて「該当なし」という客観指標は、シンプル処方の強みとして評価できます。

口コミデータは現時点でゼロ件のため実使用感との照合はできませんが、ECランキング14,497位という現状は、競合する第一類医薬品(リアップシリーズ等)との存在感の差を示しています。処方設計自体は医薬品として合理的な構成をしていますが、ブランド認知の面でのハードルが購入判断に影響している可能性があります。

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