カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
花王ブランド
サクセス容量
185ml参考価格
2373円1ml単価
12.8円JAN
4901301308948ASIN
B00TESCQLU発売日
2015年3月21日ID
11773製造国
日本シリーズ名
サクセス対象の髪タイプ
抜け毛・薄毛予防向け公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
サクセス 薬用毛髪活性 無香料 医薬部外品花王
■ 総合3.17点|安全性は高評価も育毛・保湿が評価を引き下げた

育毛トニック内の順位
318個中68位
上位 22%(上位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 3つ(EWG3以上: β-グリチルレチン酸(3)、エタノール(3)、無水エタノール(3))
解析チームです。今回は『サクセス 薬用毛髪活性 無香料 医薬部外品』を見ていきます。
2種の有効成分を備えた医薬部外品でありながら、育毛効果の評価は2.4点と平均(3.0点)を下回ります。気になるのは『医薬部外品として2種の有効成分がそろっているのに、なぜ育毛効果の評価が伸びないのか』という点です。答えは成分表にあります。
安全性は圧倒的(4.5点)ですが、育毛・保湿の実力は平均を下回ります。2種の有効成分を持つ医薬部外品として頭皮ケアの基本を押さえた処方ですが、エタノールを2種使ったトニック設計が速乾性を高める一方で、保湿力(1.8点)の低さにも直結しています。
ビタミンB3の一種で、厚生労働省が育毛剤の有効成分として承認しています。頭皮の毛細血管を広げて血流を増やし、毛根への栄養供給をサポートします。EWGスコアは1と安全性が高く、敏感な頭皮にも扱いやすい成分です。β-グリチルレチン酸との組み合わせで、炎症を抑えながら血行を促すという育毛の基本的なアプローチを形作っています。
甘草から取れる成分で、医薬部外品の有効成分として承認されています。頭皮のかゆみや赤みを抑え、炎症が引き金になる抜け毛を防ぐ働きをします。同系統のグリチルリチン酸より直接的に作用する活性型で、皮脂の過剰分泌を抑える効果も報告されています。炎症のある頭皮環境を整えることで、有効成分が働きやすい状態を作ります。
水に溶けると炭酸になり、頭皮の血管を広げて血行を促す作用があります。毛穴の皮脂や汚れを浮かせる効果もあり、有効成分が頭皮に届きやすい状態を作る補助的な役割を担います。ただし炭酸は不安定で時間とともに抜けやすく、効果の持続には限界があります。ニコチン酸アミドとの血行促進の相乗効果が期待できる組み合わせです。
全体的な安全性は4.5点と高水準で、EWGスコア1の成分が処方の大部分を占めます。以下の3点は把握しておく価値があります。
安全性4.5点(平均3.0点)は、13成分というシンプルな処方数と、EWGスコア1の成分が大多数を占める構成が背景にあります。ニコチン酸アミド(EWG1)・濃グリセリン(EWG1)・コハク酸(EWG1)など、安全性の高い成分が処方の骨格を支えています。登録済み成分11種の生分解性平均は0.93と高く、環境への負荷が低い点も特徴です。
保湿力1.8点(平均3.0点)は、この商品の中で最も低いスコアです。保湿を担う成分は濃グリセリン1種のみで、それ以外に水分を補う成分は含まれていません。エタノールが2種配合されており、揮発するときに水分も持ち去りやすい処方になっています。有効成分が2種そろっていても、トニックの速乾性が頭皮への滞留時間を限定するため、育毛効果の評価(2.4点)も平均を下回る結果につながっています。これが前書きでの疑問への答えです。
トニックという形態が、この商品の評価を決めています。ニコチン酸アミドとβ-グリチルレチン酸という有効成分2種は、炎症を抑えながら頭皮の血行を促すという育毛の基本的な組み合わせです。しかし、エタノールを2種使う速乾性の処方は揮発とともに保湿成分も持ち去るため、肌をうるおす力は最低水準にとどまります。
頭皮の炎症や皮脂の乱れが抜け毛の背景にある人には、この2成分の配合は意味のある選択です。保湿やしっとり感も同時に求めるなら、育毛シャンプーや頭皮用美容液との組み合わせを考えるほうが現実的です。
成分数13個のシンプルな処方は、何を優先して設計されているかを成分表から読み取りやすくしています。育毛に特化したケアを探しているのか、それとも保湿も含めた複合的なケアが必要なのかを先に整理してから選ぶと、使い続けたあとの印象が変わります。
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