解析結果

サクセス 薬用育毛トニック 無香料 医薬部外品

カテゴリ:育毛トニック

サクセス 薬用育毛トニック 無香料 医薬部外品
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総合ランク

264個中 0

総合点

2.89
2.89

1mlあたり

5.5
コスパ
3.1

カテゴリ内順位

38%以内
102位 / 263製品中
上位
サクセス 薬用育毛トニック 無香料 医薬部外品解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 58 Amazonランク

@cosme 5.5 口コミ 94件

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン1件・経皮吸収15件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 13件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.5 / 5
EWG スコア
平均 2.5 最高 5
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
トウガラシエキス・メントール
アレルゲン香料
1件検出
メントール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
82%
易分解性
経皮吸収リスク
51%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 17
植物エキス 2
コスパ
3.1
安全性
4.0
素材の品質
3.0
髪補修力
1.8
育毛力
2.3
使用感の良さ
2.7
エイジングケア
2.6
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.8
スキンケア力
2.1
環境配慮
3.6
浸透力
2.9
即効性
3.9
持続性
1.4
ツヤ感
2.2
サラサラ感
2.4
優れた素材 0
注意素材 0
香り 無香料
無添加・クレーム
無香料
有効成分 t-フラバノン

メーカー

花王

ブランド

サクセス

容量

180ml

参考価格

992円

1ml単価

5.5円

JAN

4901301308900

ASIN

B00TESCVZG

発売日

2015年3月21日

ID

11783

製造国

日本

シリーズ名

薬用育毛トニック

対象の髪タイプ

薄毛・抜け毛が気になる頭皮向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

朝、寝ぐせを直す前や、夜のシャンプー後などに使用。毛穴に皮脂がつまっていると、有効成分が浸透しにくいので、シャンプー後のきれいな毛穴にスプレーするのがおすすめ。スプレーするたび、もみこむようにマッサージする。
広告を含みます。

商品説明

【医薬部外品】【髪の成長期を保ち、抜けにくい強い髪を育む】独自開発の有効成分「t-フラバノン※1」が、毛球に作用。ヘアサイクルを改善し、抜け毛を防ぎます。 【ミクロ炭酸※2ジェットの到達力】爽快なミクロ炭酸※2ジェットで力強く、毛根まで有効…
広告を含みます。

ANALYZEDサクセス 薬用育毛トニック 無香料 医薬部外品の解説

同価格帯の育毛トニックに医薬部外品有効成分が3種入ることは少ない

解析チームです。花王の「サクセス 薬用育毛トニック 無香料」は、同ブランド独自開発の有効成分「t-フラバノン」を核に据えた医薬部外品。992円という価格帯で育毛・殺菌・血行促進を一本に集約した処方設計が特徴ですが、成分表を詳細に読むと、強みと弱点がはっきり分かれます。

概要

総合点2.89点は平均(3.0点)をわずかに下回る水準。スコアの内訳を見ると、全体的な安全性3.5点が最も突出しており、平均より+0.5点の「やや良い」評価。一方、髪補修力1.8点・保湿力1.8点は「要注意」レベルで平均より-1.2点と大きく落ち込んでいます。スカルプケア力も2.1点にとどまります。

これはトニック製品としての性格を端的に表しています。育毛・殺菌・血行促進に特化した処方のため、シャンプーやトリートメントのような「補修」「保湿」を期待する製品ではありません。コスパ3.1点は標準的ですが、992円で医薬部外品の有効成分3種を得られるという割り切り方がこの製品の使い方です。

処方の設計図:成分17種の役割分布

有効成分・育毛
4種
血行促進・清涼
3種
溶剤・ベース
3種
保湿補助・溶剤
2種
植物エキス
1種
pH調整・増粘・油剤
4種

全17成分のうち、育毛・血行促進に関わるグループが計7種(41%)を占める。補修・保湿系成分はほぼ存在しない。

安全性の内訳:EWGスコア分布(登録済み13成分)

低 1-2:6種
中 3-6:7種
⚑ EWG5 dl-カンフル(EU使用制限あり)
⚑ EWG4 ピロクトンオラミン
⚑ EWG4 トウガラシエキス

EWG7以上の高懸念成分はゼロ。ただし中リスク帯7種のうち3種に特記事項あり。

注目成分

トランス-3,4'-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン(t-フラバノン)

花王独自開発の有効成分で、メーカーが「髪の成長期を保つ」と主張する核心成分。フラバノンはポリフェノールの一種で、毛球部への作用によりヘアサイクルの成長期延長を目的に設計されています。公開データベース(addS)への登録がないため第三者によるEWGスコア評価はなく、独立した検証データへのアクセスは限定的。ただし医薬部外品承認を取得しており、国内規制審査は通過しています。

ニコチン酸アミド(EWG1)

ビタミンB3誘導体。EWG最安全スコア1で、医薬部外品承認成分としてJP規制の認定も受けています。育毛トニックにおける役割は頭皮の血行促進による毛根への栄養供給改善で、推奨配合量は2〜5%。生分解性0.90と環境負荷も低い成分です。セラミドやコラーゲンとの相乗効果が確認されていますが、本製品にそれら成分の配合はないため、単独での血行促進作用に依存する形になります。経皮吸収リスク0.60は中程度で、頭皮への浸透力はある程度期待できます。

ピロクトンオラミン(EWG4)

マラセチア菌をはじめ、グラム陽性・陰性菌双方に作用する広域抗真菌成分。ジンクピリチオンより高い抗真菌効果を持つとされており(Antifungal activity研究, ISHAM 2018年報告)、フケ・かゆみ防止の有効成分として医薬部外品認定を受けています。pH6〜7で最も効果的に作用するため、乳酸によるpH調整との連携が処方設計上の巧みさといえます。EWG4は「中程度」の懸念スコアですが、CIR評価では「Safe as Used」。

二酸化炭素(ミクロ炭酸)

「ミクロ炭酸ジェット」の正体。水に溶解することで炭酸を形成し、血管拡張作用による頭皮血行促進と、弱酸性による毛穴の皮脂浮上を担います。エタノール×水の相乗効果に加え、二酸化炭素×水の相乗効果も本処方で実現しており、有効成分の毛根到達を補助する「デリバリー役」として機能しています。炭酸は本質的に不安定な成分で、エアゾール容器による密封が効果維持のカギです。

メントール・dl-カンフル(GHS感作性1B)

メントールはTRPM8受容体を活性化して清涼感を付与し、血行促進効果も持ちます。dl-カンフルとの組み合わせは相乗効果が確認されており、清涼感と血行促進を同時に強化する意図が読み取れます。ただしメントールはGHS感作性1Bに分類されアレルゲン性もあり、トウガラシエキス(同じくGHS感作性1B)と組み合わさることで、敏感な頭皮環境では刺激が蓄積するリスクがあります。またdl-カンフルはEWG5、EUで使用濃度制限がある成分で、国内でも化粧品原料基準に使用制限があります。余談ですが、国際皮膚科学誌のレビュー(JDDI 2021)によると、メントールとカンフルの同時配合は個別配合に比べて知覚神経応答を有意に増幅させることが示されており、使用感の強さはこの組み合わせで意図的に設計されたものといえます。

メリット・デメリット

メリット

  • 医薬部外品承認の有効成分3種配合:t-フラバノン(育毛)・ニコチン酸アミド(血行促進)・ピロクトンオラミン(殺菌)を992円に凝縮
  • 炭酸デリバリーシステム:二酸化炭素×水の相乗効果で有効成分の毛根到達を補助する処方設計
  • 安全性3.5点(平均以上):EWG7以上の高懸念成分ゼロ、生分解性平均0.82と環境負荷も低い
  • 無香料:メントール・カンフルによる清涼感はありながら、添加香料不使用
  • 乳酸によるpH最適化:ピロクトンオラミンの活性域(pH6〜7)に合わせたpH調整が機能的

デメリット・注意点

  • 保湿力・補修力は1.8点(要注意):育毛に特化しており、乾燥頭皮・ダメージ髪への保湿・補修は期待できない
  • メントール+トウガラシエキス、ともにGHS感作性1B:刺激性物質が2種重複配合。傷・炎症がある頭皮への使用はリスクがある
  • dl-カンフルはEWG5、EU一部使用制限あり:頭皮への長期・高頻度使用での影響については慎重な確認が必要
  • エタノール+無水エタノールが両配合:速乾性・浸透力を高める一方、乾燥しやすい頭皮環境では脂質バリアへの影響に注意が必要。なお無水エタノールは高分子保湿成分との拮抗関係が指摘されており、本処方に保湿成分が少ない理由の一因とも考えられます
  • 育毛効果2.3点(やや物足りない):有効成分数は多いものの、配合量・持続性のデータが開示されておらず、評価は限定的

まとめ

一言で言うと

「フルスペック育毛成分を詰め込んだ、割り切り型スカルプトニック」

補修も保湿もしない。ただし育毛・殺菌・血行促進の三点に992円を全投入する製品です。t-フラバノン・ニコチン酸アミド・ピロクトンオラミンという医薬部外品有効成分3種に、炭酸デリバリーが加わる処方設計は、価格帯を考えると成分密度は決して低くありません。

使用シーン別推奨度:

  • 抜け毛・薄毛が主な悩みでシャンプーは別途使用している方:有効成分3種の訴求力があり、育毛目的の単品使いとして適合。ただし育毛効果2.3点は「やや物足りない」評価であることを踏まえると、継続使用を前提とした選択になります
  • フケ・かゆみが主な悩みの方:ピロクトンオラミン配合の抗真菌作用は一定の根拠あり。スカルプケア力2.1点ではあるものの、殺菌という特定機能での期待値は持てます
  • 乾燥頭皮・敏感頭皮の方:保湿力1.8点、GHS感作性1B成分2種、EWG5のカンフル配合という組み合わせから、刺激を感じやすい方には合わない可能性があります
  • シャンプーに保湿・補修機能を求める方:この製品はトニックであり、それらの機能は持ちません。適切な役割分担の理解が前提です

口コミでは清涼感や使い続けやすさへの言及が多く、使用感2.7点(やや物足りない)という解析評価とやや乖離している点は、清涼感をポジティブに評価するユーザー層が中心であることを示唆しています。

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