カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(3件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
アノブブランド
UNOVE容量
70ml参考価格
2339円1ml単価
33.4円JAN
8809485532844ASIN
B09TG5YPXP発売日
2025年8月18日ID
11745シリーズ名
シルクオイルエッセンス対象の髪タイプ
乾燥毛・パサつき毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
UNOVE(アノブ) シルクヘアオイルエッセンスアノブ
■ 総合3.41点|配合の充実さが頭皮ケアを素通りする処方

洗い流さないトリートメント内の順位
714個中125位
上位 18%(上位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 15つ(EWG3以上: 1,2-ヘキサンジオール(3)、α-イソメチルイオノン(5)、エタノール(3))
解析チームです。今回は「UNOVE(アノブ) シルクヘアオイルエッセンス」を見ていきます。
配合成分のレベルは4.1点(平均3.0点)と高水準で、植物オイルとタンパク質・アミノ酸を合わせて28種以上取りそろえた処方です。気になるのは「これだけの成分を配合しながら、スカルプケア力がなぜ1.4点にとどまるのか」という点です。答えは成分表にあります。
配合成分のレベルは優秀(4.1点、平均3.0点)ながら、頭皮よりも毛先の仕上がりに特化したヘアオイルエッセンスです。植物オイル5種と多彩なタンパク質・アミノ酸が髪の表面をなめらかに整え、使用感3.7点(平均3.0点)という「平均以上」な評価を支えています。
モリンガオイルとも呼ばれる植物オイルで、主成分はオレイン酸(65〜80%)です。肌や髪への親和性が高く、軽いテクスチャーが素早く広がるのが特徴です。他の植物オイルと比べてポリフェノールを豊富に含むため酸化しにくく、仕上がりが時間を経ても変質しにくい安定性があります。成分表では16番目に登場し、アルガンオイル・ツバキ種子油・ヒマワリ種子油などと組み合わさって、髪の表面をなめらかに整えるエモリエント効果(肌や髪の表面を柔らかく整える働き)を担います。EWGスコアは2と安全性も高い成分です。
細胞膜の構成成分と同じ構造を持つ脂質で、髪や肌との親和性が極めて高く、水分を内側に引き込む働きをします。成分表の終盤に、セラミドNP・フィトスフィンゴシン・フィトステロールズとまとまって配置されています。これら4成分が連携して、髪のうろこ同士をつなぐ脂(細胞間脂質)を補い、髪の内側の水分を保持します。保湿力3.7点(平均3.0点)という「平均以上」な水準は、このセットの存在が支えていると考えられます。
羊毛由来のケラチンを細かく分解したタンパク質で、髪の傷んだ部分に吸着して強度としなやかさを補います。髪の主成分と同じアミノ酸構成を持つため、損傷部位への親和性が高いのが強みです。ただし成分表では27番目と後半に位置しており、配合量はそれほど多くないと推測されます。補修役のタンパク質が後半に1種のみある構成が、髪補修力2.5点(平均3.0点)という「やや物足りない」評価に表れています。
この製品には、EUが指定するアレルゲン香料かつGHS感作性1B(肌のアレルギー反応を引き起こす可能性があるリスク分類)に該当する成分が5種含まれています。
これら3種に加え、シトロネロール(EWG5)とα-イソメチルイオノン(EWG5)も同分類に当たります。5成分のアレルゲン香料が重なったことが、全体的な安全性スコア2.0点(平均3.0点)を引き下げた主因です。香料アレルギーが心配な方は、使用前に慎重な判断が必要です。
アルガンオイル・ワサビノキ種子油・ツバキ種子油・ヒマワリ種子油・オリーブ果実油という5種の植物オイルを核に、加水分解シルク・加水分解ケラチン・シルクアミノ酸をはじめとするタンパク質・アミノ酸系成分を20種以上重ねています。この成分の種類数と多様性が、配合成分のレベル4.1点(平均3.0点)という「優秀」な評価を後押ししています。
@cosmeスコア5.7/7.0という高い口コミ評価は、使用感3.7点のスコアと方向が一致します。軽い仕上がりや柔らかな手触りを評価する声が多く、軽量オイル中心の処方が狙いどおりに使用感に表れていると考えられます。
スカルプケア力1.4点(平均3.0点)は「要注意」な水準です。成分表を通して見ると、育毛を後押しする血行促進成分・抗フケ成分・皮脂コントロール成分といった頭皮専用の成分が1つも配合されていません。これが前書きで置いた疑問への答えです。処方中のすべての成分が毛先の柔らかさ・ツヤ・指通りを目的に選ばれており、頭皮への直接的な働きかけはほぼありません。頭皮ケアに特化した成分が不在である以上、どれほど多くの種類を重ねても、スカルプケア力の評価は上がらない仕組みです。
揮発性シリコーンと植物オイル5種の組み合わせが、このエッセンスの軽い仕上がりの源です。蒸発するシリコーンがベタつきを消し、残った植物オイルが髪の表面をなめらかに整える、この2段階の動きがさらっとした使用感につながっています。乾いた髪の毛先に少量を伸ばすか、ドライヤー前に薄く広げると、この軽さが出やすくなります。
一方、髪の傷みを内側から直す力や頭皮への働きかけはあまり期待できません。補修役のケラチンは成分表後半にある1種のみで、頭皮専用の成分はゼロです。パサついて広がりやすい毛先を日常的にまとめたい目的には向いていますが、ダメージの補修や頭皮トラブルの改善を求めているなら、専用の処方を探す方が確かです。安全面が気になる方は、安全面の節を先に確認してください。
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