解析結果

ナプラ N. オムロックスプレー

カテゴリ:スタイリング剤

ナプラ N. オムロックスプレー
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総合ランク

369個中 139位

総合点

2.7
2.7

1mlあたり

8.3円
コスパ
2.5

カテゴリ内順位

38%以内
140位 / 368製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3024位 Amazonランク

@cosme 4.0点 口コミ 6件

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因 皮膚感作性 4件 内分泌かく乱性 2件 経皮吸収 22件
EU規制 安息香酸
EWG 3+ DME(3)、エタノール(3)、エチルパラベン(5)、クロルフェネシン(4)、コンフリー葉エキス(4)、メチルパラベン(4)、安息香酸(4)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
9/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
2.4/5注意
EWG スコア16成分の平均・低いほど安全
最高 5
2.3/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 16成分
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B4件
エチルパラベン、クロルフェネシン、コンフリー葉エキス、メチルパラベン
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
2件
エチルパラベン、メチルパラベン
生分解性高いほど良い
74%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
40%中リスク

SCORE解析スコア一覧

22成分数
3植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

3.5/5
No.1 使用感の良さ
3.3/5
No.2 安全性(総合)
3.0/5
No.3 ホワイトニング

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

サラサラ感
2.9
即効性
2.8
素材の品質
2.7
持続性
2.6
ツヤ感
2.6
コスパ
2.5
保湿効果
2.5
エイジングケア
2.3
環境配慮
2.3
浸透力
2.2
育毛力
1.7
スキンケア力
0.7
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
香り ホワイトジャスミン&ミュゲの香り
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ANALYZEDナプラ N. オムロックスプレーの解説

ケラチン入りスプレーで、補修をどこまで期待していいか

ナプラ N. オムロックスプレーナプラ(napla)

■ 総合2.7点|スタイリング特化の処方で補修力は要注意水準

ナプラ N. オムロックスプレー

スタイリング剤内の順位

369個中139位

上位 38%(中位)

安全性の判定

注意が必要な成分 7つ(EWG3以上: DME(3)、エタノール(3)、エチルパラベン(5))

解析チームです。今回は『ナプラ N. オムロックスプレー』を見ていきます。

成分表の先頭はエタノールと噴射剤で、4番目にスタイリング用の皮膜形成成分が来るヘアスプレーです。シア脂やカシミヤヤギ由来のケラチンも配合されていますが、気になるのは「これらのケア成分は、髪の補修に実際に効くのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

使用感は平均以上ですが、髪の補修力・スカルプケア力はいずれも要注意水準です。スタイリングスプレーとしての設計に特化しているため、ケアスプレーとして期待して手に取ると物足りなさを感じやすい処方です。

  • セット力と質感を手軽に整えたい人:スタイリング成分とシア脂系成分の組み合わせが、形のキープと指通りの良さを同時に整えます。
  • べたつかないスプレーを探している人:エアゾールタイプの細かいミストが均一になじみ、使用感3.5点(平均比+0.5点)と評価されています。
  • 頭皮ケアや集中補修を目的とする人:スカルプケア力0.7点・髪補修力1.9点はいずれも要注意水準で、専用の補修剤や頭皮ケア製品には及びません。

注目の成分3つ

(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP(髪の形をキープするスタイリング成分)

成分表の4番目に位置する、髪の表面に薄い膜を張って形を固定する高分子成分です。スプレー後にエタノールが揮発すると同時に膜が形成され、セットした形をほどよくキープします。EU・日本ともに使用量の制限がある成分ですが、エアゾールスプレー製品では一般的な配合で、べたつきの少ない仕上がりはこの成分の特性によるところが大きいです。使用感3.5点という評価を支える中心的な役割を担っています。

髪の表面 ポリマーの橋 髪の毛 ① 広がる ② 橋を架ける ③ 形を保つ 髪がばらけて広がり、まとまらない ポリマーが髪どうしをつなぐ橋になる 橋が形を支え、そろった状態が続く
皮膜形成ポリマーのキープ力乾く過程でポリマーが髪どうしをつなぐ細い橋になり、整えた形をその位置で保ちます。時間がたってもふくらみにくく、朝つくった形が夕方まで続きます。

ジグルコシル没食子酸(髪の表面を水はじき状態に整える成分)

没食子酸にグルコースを2分子結合させた植物由来の成分で、成分表の10番目に位置します。ダメージを受けた髪の表面は本来の「水をはじく性質」が失われやすく、傷みも進みやすくなります。この成分はその性質を取り戻す「再疎水化」という働きを持ち、スプレー後に手触りがなめらかに感じられる一因になっています。補助的な配合ですが、コンディショニング効果を底上げする役割を担っています。

加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)(キューティクルに吸着して補う補修タンパク)

カシミヤヤギの毛に含まれるケラチンタンパクを小さく分解した成分です。人の髪と同じケラチン質に由来するため吸着しやすく、キューティクルの表面をなめらかに整えてツヤを補います。ただし成分表の13番目と後半に位置しており、配合量は限られています。補修を担う成分がこれ1つで後半配合という状況が、髪補修力1.9点という評価につながっています。

髪の内部 傷んだすき間 加水分解タンパク ① 空洞化 ② 入り込む ③ 厚み回復 ダメージで髪の内部に空洞ができる 細かいタンパクがすき間から入り込む 空洞が埋まり、髪の厚みが戻る
加水分解タンパクの内部補修ダメージで空洞になった髪の内部に、細かく分解されたタンパク質が入り込んですき間を埋めます。手ざわりに厚みが戻り、乾かしたあとのスカスカした感じが出にくくなります。

安全面で見ておくこと

この製品には、注意しておきたい成分が複数含まれています。

  • メチルパラベン・エチルパラベン:防腐剤として配合されていますが、どちらもGHS感作性1B(皮膚への感作性の可能性あり)に分類され、内分泌かく乱作用の疑いも報告されている成分です。エチルパラベンのEWGスコアは5で、この製品の成分中では最も高い値です。
  • クロルフェネシン:パラベンと並んで配合されている防腐剤ですが、GHS感作性1Bに分類されておりEWGスコアは4です。EUでは防腐剤として最大0.3%に使用量が制限されています。
  • コンフリー葉エキス:抗炎症・保湿を目的とした植物エキスですが、EWGスコアは4でGHS感作性1Bに分類されています。EUでは外用化粧品への使用に注意喚起があるため、頭皮へ直接スプレーする場合は留意してください。

スコアの内訳

使用感が高い理由

使用感3.5点(平均比+0.5点)はこの商品の最も高いスコアです。エタノール・DME・LPGによるエアゾール処方が細かいミストを均一に噴射し、スタイリング成分がべたつかずに形をキープします。グリセリンとBGの保湿成分ペアが互いの吸湿力を補い合い、シア脂油がなめらかな質感を加えます。スタイリングスプレーとしての仕上がりは、成分の組み合わせとしてよくまとまっています。

スカルプケア力が低い理由

スカルプケア力0.7点(平均比-2.3点)は全項目中最も低いスコアです。育毛・血行促進・抗フケを目的とした専用成分が一切配合されておらず、スタイリングスプレーとして設計されていることがそのまま数字に表れています。前書きで挙げた「ケア成分で補修は期待できるのか」という疑問への答えも同じ構図で、補修役のカシミヤヤギ由来ケラチンは成分表の13番目と後半配合のため量が少なく、補修力1.9点という評価もここに理由があります。コンフリー葉エキスやワサビノキ種子エキスも15・16番目と後半に固まっており、ケア成分の存在感は全体的に薄い処方です。

まとめ

このスプレーが力を発揮するのは、スタイリングの仕上げの場面です。エアゾール処方と皮膜形成成分の組み合わせが形をキープし、シア脂系成分がなめらかな質感を加えます。ケア成分は配合されていますが、成分表の後半にまとまっており、補修や頭皮ケアを担える量には達していません。

スプレータイプは頭皮や髪に成分が留まる時間が洗い流さないトリートメントより短い傾向があり、ケア効果を発揮しにくい面もあります。補修や頭皮ケアはシャンプー・トリートメントの工程で専用品に任せ、このスプレーは仕上げの質感調整として位置づけると、持ち味を引き出しやすいです。乾いた髪に少量をスプレーして手でなじませると、べたつかずにまとまりが出やすくなります。

肌が敏感な方は安全面の節を先に確認してください。スタイリングの形と質感を整えることに的を絞って使うなら、この価格帯で選ぶ理由はあります。

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