カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
BIMOREブランド
BIMORE容量
240ml参考価格
23100円1ml単価
96.3円JAN
4560470126366ASIN
B0H5C417WH発売日
2024ID
11778製造国
日本シリーズ名
BIMOREヘアケア対象の髪タイプ
頭皮用公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンスBIMORE
■ 総合2.87点|スカルプケア力の弱さが評価を押し下げた

洗い流さないトリートメント内の順位
724個中308位
上位 43%(中位)
安全性の判定
規制対象・高EWG成分は見つかりませんでした
解析チームです。今回は『BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンス』を見ていきます。
全14成分のコンパクトな処方ですが、スカルプケア力は1.9点と平均3.0点を大きく下回ります。気になるのは「スカルプ専用の美容液で、なぜスカルプケア力がここまで低いのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合評価2.87点(平均3.0点)は、やや物足りない水準です。安全性3.8点という高さは評価できますが、スカルプケア力1.9点という数値が全体の評価を引き下げています。
グリセリン(三価アルコール構造を持つ吸湿・保水成分)とBG(1,3-ブチレングリコール、溶剤兼保湿補助成分)は、相乗効果が確認されている組み合わせです。一方が大気中の水分を引き寄せ、もう一方がその水分を安定させる役割を補い合います。頭皮表面の水分量を維持しながら、他成分の浸透を助ける基剤としても機能します。この組み合わせが保湿力3.3点(平均3.0点)を支える処方の軸です。
セラミドEOP(ヒト角質層に天然存在するものと同一構造を持つ高機能保湿成分)を含む3種のセラミドが同時に配合されています。それぞれ異なる分子構造を持ち、協働することでラメラ構造(脂質の層状配列)を形成し、頭皮のバリア機能を補強します。グリセリン・BGとの相乗効果も報告されており、外部刺激を抑えながら水分を保持しやすくなります。この3種の主な役割は「育毛」ではなく「頭皮環境の土台づくり」です。
毛根・脂肪・骨髄などの細胞をそれぞれ培養した後に細胞を取り除いた上清液が、5種類配合されています。各液には成長因子やサイトカイン(細胞の活動を調整するタンパク質)が含まれ、頭皮環境の改善が期待されます。化粧品成分としての有効性は現時点で確立途上であり、国内ではヒト由来原料ガイドラインの下で使用が認められています。
EWGスコアは大半の成分で1(最も安全な区分)にそろっており、セラミドEOP(EWGスコア2)が唯一の例外です。GHS感作性・アレルゲン性・内分泌かく乱の懸念成分は確認されていません。
生分解性は登録成分9種の平均で0.76と高く、環境への負荷が低い水準です。マイクロプラスチック該当成分も含まれておらず、環境配慮という観点では評価できる処方です。
全体的な安全性3.8点(平均より0.8点高い)は、配合成分のEWGスコアの低さが主な根拠です。グリセリン・BGはEWGスコア1、セラミドNP・APもEWGスコア1で、全14成分のうち大半が最安全区分に属します。成分数14種とシンプルな処方であることも、成分間の干渉リスクを抑える要因です。
スカルプケア力1.9点(平均より1.1点低い)の背景は、抗フケ成分(ピロクトンオラミン等)・血行促進成分(センブリエキス等)・育毛有効成分(アデノシン等)が成分表に見当たらないことにあります。前書きで触れた「スカルプ専用の美容液でなぜスカルプケア力がここまで低いのか」への答えがここにあります。ヒト由来培養液は独自性のある処方ですが、現時点ではスカルプケア力の評価軸に直接カウントされる成分ではありません。
一言で言うと、保湿と安全性の土台はしっかり整っているが、頭皮トラブルへの専門的なアプローチは成分表から読み取りにくい美容液です。ヒト由来バイオ成分の先進性に関心があり、低刺激処方を優先する人には検討の余地があります。
効果を引き出すには、洗髪後すぐの清潔な頭皮に塗布することが大切です。セラミドは水分と油分が共存する環境で細胞間脂質に組み込まれやすいため、タオルドライ後の湿った状態で馴染ませると、頭皮バリア機能へのサポートが働きやすくなります。
余談ですが、化粧品科学の研究によると、構造の異なるセラミドを複数種組み合わせることで単一成分より安定したラメラ構造が形成されやすいと報告されており、3種セラミド配合はその設計に沿った選択です。まずは2〜3週間、頭皮のつっぱり感や乾燥感の変化を確認してみてください。
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