解析結果

BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンス

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンス
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総合ランク

724個中 308位

総合点

2.87
2.87

1mlあたり

96.3円
コスパ
2.9

カテゴリ内順位

43%以内
304位 / 704製品中
上位

SAFETY成分安全性リスク

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因 経皮吸収 9件
リスクスコア100点満点・低いほど安全
0/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
3.8/5良好
EWG スコア6成分の平均・低いほど安全
最高 2
1.2/10良好
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 6成分
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
検出なし
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
なし
検出なし
生分解性高いほど良い
76%易分解性
経皮吸収リスク低いほど良い
38%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

14成分数
3植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

4.6/5
No.1 安全性(総合)
3.3/5
No.2 素材の品質
3.3/5
No.3 保湿効果

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

環境配慮
3.1
使用感の良さ
3.0
コスパ
2.9
エイジングケア
2.9
ホワイトニング
2.9
サラサラ感
2.9
育毛力
2.6
ツヤ感
2.6
浸透力
2.5
髪補修力
2.3
持続性
2.1
スキンケア力
1.9
即効性
1.6
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満

メーカー

BIMORE

ブランド

BIMORE

容量

240ml

参考価格

23100円

1ml単価

96.3円

JAN

4560470126366

ASIN

B0H5C417WH

発売日

2024

ID

11778

製造国

日本

シリーズ名

BIMOREヘアケア

対象の髪タイプ

頭皮用

公式サイト

公式サイトを見る

全成分

医薬部外品のため、その他の成分も配合量の多い順とは限りません。
広告を含みます。

商品説明

頭皮用美容液 BIMORE ビモア MIRAISE ミライズ
広告を含みます。

ANALYZEDBIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンスの解説

ヒト由来培養液を5種そろえて、スカルプケアに何が足りないのか

BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンスBIMORE

■ 総合2.87点|スカルプケア力の弱さが評価を押し下げた

BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンス

洗い流さないトリートメント内の順位

724個中308位

上位 43%(中位)

安全性の判定

規制対象・高EWG成分は見つかりませんでした

解析チームです。今回は『BIMORE ビモア ヘアケアスカルプエッセンス』を見ていきます。

全14成分のコンパクトな処方ですが、スカルプケア力は1.9点と平均3.0点を大きく下回ります。気になるのは「スカルプ専用の美容液で、なぜスカルプケア力がここまで低いのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

総合評価2.87点(平均3.0点)は、やや物足りない水準です。安全性3.8点という高さは評価できますが、スカルプケア力1.9点という数値が全体の評価を引き下げています。

  • 刺激の少ない処方を求める人:EWGスコア1〜2の成分が大半を占め、安全性3.8点(平均より0.8点高い)は長期使用に安心感のある水準です。
  • ヒト由来バイオ成分に関心がある人:5種の順化培養液(細胞を培養した後の液体から細胞を取り除いた上清成分)という珍しい処方構成を試したい人に向きます。
  • 頭皮の具体的なトラブルを改善したい人:抗フケ・血行促進・育毛有効成分が成分表に確認できず、スカルプケア力1.9点は特定の悩みへの対応が限られます。

注目の成分3つ

グリセリン × BG(水分を引き寄せて保持する保湿ペア)

グリセリン(三価アルコール構造を持つ吸湿・保水成分)とBG(1,3-ブチレングリコール、溶剤兼保湿補助成分)は、相乗効果が確認されている組み合わせです。一方が大気中の水分を引き寄せ、もう一方がその水分を安定させる役割を補い合います。頭皮表面の水分量を維持しながら、他成分の浸透を助ける基剤としても機能します。この組み合わせが保湿力3.3点(平均3.0点)を支える処方の軸です。

髪・肌 髪・肌の内側 水分 保湿保湿保湿 ① 逃げる ② つかむ ③ 保たれる うるおいが蒸発して逃げていく 保湿成分が水分を引き寄せてつかむ 水分がとどまり、しっとり保たれる
保湿成分(ヒューメクタント)の働きグリセリンなどの成分が周りの水分子を引き寄せ、髪や肌にとどめます。水分が保たれて、髪はしなやかに、肌はしっとりします。

3種のセラミド(頭皮の細胞間脂質を補う脂質成分)

セラミドEOP(ヒト角質層に天然存在するものと同一構造を持つ高機能保湿成分)を含む3種のセラミドが同時に配合されています。それぞれ異なる分子構造を持ち、協働することでラメラ構造(脂質の層状配列)を形成し、頭皮のバリア機能を補強します。グリセリン・BGとの相乗効果も報告されており、外部刺激を抑えながら水分を保持しやすくなります。この3種の主な役割は「育毛」ではなく「頭皮環境の土台づくり」です。

肌 角質細胞(レンガ) 細胞間脂質(モルタル) 刺激 細胞間脂質 はね返す ① 入り込む ② 埋める ③ はね返す すき間から刺激が入り込む 細胞間脂質がすき間を埋める すき間がふさがり、刺激をはね返す
角層のバリア機能角質細胞のすき間を細胞間脂質が埋め直し、外からの刺激が中まで入らなくなります。洗ったあとのつっぱりが減り、刺激にゆらぎにくい肌になります。

ヒト由来順化培養液5種(成長因子・サイトカインを含むバイオ成分)

毛根・脂肪・骨髄などの細胞をそれぞれ培養した後に細胞を取り除いた上清液が、5種類配合されています。各液には成長因子やサイトカイン(細胞の活動を調整するタンパク質)が含まれ、頭皮環境の改善が期待されます。化粧品成分としての有効性は現時点で確立途上であり、国内ではヒト由来原料ガイドラインの下で使用が認められています。

安全面で見ておくこと

EWGスコアは大半の成分で1(最も安全な区分)にそろっており、セラミドEOP(EWGスコア2)が唯一の例外です。GHS感作性・アレルゲン性・内分泌かく乱の懸念成分は確認されていません。

  • ヒト由来順化培養液(5種):日本国内ではヒト由来原料ガイドラインに基づき化粧品原料として使用が認められています。EUでは使用に際し安全性評価が別途必要とされており、ヒト由来成分であることを踏まえ、成分表示を確認したうえで選ぶことをおすすめします。

生分解性は登録成分9種の平均で0.76と高く、環境への負荷が低い水準です。マイクロプラスチック該当成分も含まれておらず、環境配慮という観点では評価できる処方です。

スコアの内訳

安全性が高い理由

全体的な安全性3.8点(平均より0.8点高い)は、配合成分のEWGスコアの低さが主な根拠です。グリセリン・BGはEWGスコア1、セラミドNP・APもEWGスコア1で、全14成分のうち大半が最安全区分に属します。成分数14種とシンプルな処方であることも、成分間の干渉リスクを抑える要因です。

スカルプケア力が低い理由

スカルプケア力1.9点(平均より1.1点低い)の背景は、抗フケ成分(ピロクトンオラミン等)・血行促進成分(センブリエキス等)・育毛有効成分(アデノシン等)が成分表に見当たらないことにあります。前書きで触れた「スカルプ専用の美容液でなぜスカルプケア力がここまで低いのか」への答えがここにあります。ヒト由来培養液は独自性のある処方ですが、現時点ではスカルプケア力の評価軸に直接カウントされる成分ではありません。

まとめ

一言で言うと、保湿と安全性の土台はしっかり整っているが、頭皮トラブルへの専門的なアプローチは成分表から読み取りにくい美容液です。ヒト由来バイオ成分の先進性に関心があり、低刺激処方を優先する人には検討の余地があります。

効果を引き出すには、洗髪後すぐの清潔な頭皮に塗布することが大切です。セラミドは水分と油分が共存する環境で細胞間脂質に組み込まれやすいため、タオルドライ後の湿った状態で馴染ませると、頭皮バリア機能へのサポートが働きやすくなります。

余談ですが、化粧品科学の研究によると、構造の異なるセラミドを複数種組み合わせることで単一成分より安定したラメラ構造が形成されやすいと報告されており、3種セラミド配合はその設計に沿った選択です。まずは2〜3週間、頭皮のつっぱり感や乾燥感の変化を確認してみてください。

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