解析結果

track オイル No.3

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

track オイル No.3
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総合ランク

658個中 570

総合点

2.03
2.03

1mlあたり

51.3
コスパ
1.8

口コミの評価

3.38
口コミ数 232件
3.4

カテゴリ内順位

88%以内
597位 / 677製品中
上位
track オイル No.3解析チャート

DATA口コミによる評価

EXETIME(エグゼタイム)

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3.4 口コミ評価
Amazon 232 口コミ数
Amazon 540 Amazonランク

@cosme 5.4 口コミ 739件

SAFETY成分安全性リスク

🚨

成分に高リスクが検出されました

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性7件・アレルゲン7件・経皮吸収12件

リスクスコア 17/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 10件評価済み
EU規制 クスノキ葉油
EWG 3+ インドレモングラス油(5)、オレンジ果皮油(4)、クスノキ葉油(5)、ニオイテンジクアオイ油(4)、ライム油(4)、レモン果皮油(4)
リスクスコア
17 / 100
解析安全性値
1.2 / 5
EWG スコア
平均 3.3 最高 5
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
クスノキ葉油
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 7件
インドレモングラス油・オレンジ果皮油他
アレルゲン香料
7件検出
インドレモングラス油・オレンジ果皮油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
91%
易分解性
経皮吸収リスク
56%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 12
植物エキス 5
コスパ
1.8
安全性
2.6
素材の品質
2.7
髪補修力
2.0
育毛力
1.9
使用感の良さ
3.2
エイジングケア
2.7
ホワイトニング
2.9
保湿効果
2.3
スキンケア力
1.8
環境配慮
4.4
浸透力
1.9
即効性
2.0
持続性
2.0
ツヤ感
3.0
サラサラ感
2.8
優れた素材 0
注意素材 0
香り レモン、ラベンダー、ユーカリなどの精油配合
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商品説明

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ANALYZEDtrack オイル No.3の解説

天然精油だけで構成されたオイルが、安全性で躓く理由

解析チームです。今回はJoelroty「track オイル No.3」を解析します。12種のオール植物性成分で構成された洗い流さないヘアオイルですが、スタッツを読み解くと、「天然=安心」とは言い切れない処方上の課題が浮き彫りになります。

概要:使用感だけが平均水準、安全性スコアは深刻な低水準

総合点1.91点は業界平均3.0点を1.09点下回る要注意水準。10項目中、唯一平均に届いているのが使用感3.2点(標準的)のみ。最大の懸念点は全体的な安全性0.4点で、これは全12成分のうち7成分(約58%)がGHS感作性1B(感作性物質)に分類されていることが主因です。コスパも1.53点と要注意水準で、4,620円/90mlという価格設定に対して成分の有効性面での裏付けが薄い状態です。

Stats Overview — track オイル No.3
使用感3.2 / 5.0
配合成分レベル2.7 / 5.0
エイジングケア力2.7 / 5.0
保湿力2.3 / 5.0
髪補修力2.0 / 5.0
スカルプケア力1.8 / 5.0
コスパ1.5 / 5.0
全体的な安全性0.4 / 5.0
▌ 赤い縦線 = 平均水準 3.0点(60%)

余談ですが、国際接触皮膚炎研究グループ(ICDRG)の調査によると、化粧品による接触性皮膚炎の原因の約30〜40%は香料成分(精油含む)が占めるとされています。このオイルの場合、精油系成分の占める割合が処方の後半部分を支配している点は注視が必要です。

注目成分:植物性ベースの質は高いが、精油の密度が安全性を圧迫

ブロッコリー種子油(エルカ酸約49%含有)

ブロッコリー種子から得られる植物性オイル。エルカ酸を主成分(約49%)とする独自の脂肪酸プロファイルが最大の特徴。酸化安定性が高く、ホホバオイルに近い軽い質感を持ちながら毛髪へのコーティング効果に優れ、仕上がりのツヤを高める働きがあります。推奨配合量は2〜10%。EWG評価データは非公開ですが、EU・JP規制ともに問題なし。コメドジェニック度2という数値は許容範囲内です。ホホバ種子油との組み合わせでは皮膚親和性と成膜性の相乗効果が確認されており、この処方の核となっています。生分解性0.95と環境負荷も低い点も評価できます。

レモン果皮油(EWG:4 / GHS感作性1B)

リモネンを主成分(約70%)とする柑橘系精油。香料・抗菌・皮脂コントロール用途として配合されますが、フロクマリン類(ベルガプテン等)を含有しており、洗い流さない製品における光毒性リスクが存在します。このオイルはアウトバストリートメントとして使用される製品であるため、日中使用時の紫外線との接触により光毒性反応(赤み・シミなど)を誘発する可能性があります。EWGスコア4、GHS感作性1Bにも分類。推奨配合量は0.1〜1%と少量ながら、感作性リスクとして見逃せません。

ライム油(EWG:4 / GHS感作性1B / CIR:Safe with Qualifications)

リモネン・α-ピネンなどモノテルペン類を主成分とする精油。CIR(米国化粧品成分審査委員会)の評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」—つまり使用条件や濃度管理が前提となる成分です。レモン果皮油と同じくフロクマリン類を含み、洗い流さない処方での光毒性リスクはレモン果皮油と重複して問題となります。アレルゲン性成分にも該当。

クスノキ葉油(EWG:5 / EU規制Annex III対象)

クスノキ葉から得られる精油で、カンファー(樟脳)を主成分とします。EWGスコアは5(5段階中上位の懸念水準)で、EUではAnnex IIIとして使用制限がかかっている規制対象成分。GHS感作性1Bかつアレルゲン性あり。敏感肌・乳幼児向け製品への高濃度配合は不推奨とされており、本処方における安全性スコア低下の一因となっています。

オリーブ果実油+ヒマワリ種子油+トコフェロール(抗酸化トリオ)

処方の冒頭3成分(+トコフェロール)はEWGスコア1〜2の安全性の高いベースオイル群。オリーブ果実油のオレイン酸(約70〜80%)が皮脂に近い組成を持ち、ヒマワリ種子油のリノール酸がセラミド合成を補助。トコフェロール(EWG:1)の抗酸化作用がこれらの酸化安定性をさらに高めます。東京大学薬学部の研究でも、リノール酸はセラミド前駆体として表皮バリア機能の再建に関与することが確認されています。この組み合わせ自体の設計は合理的で、処方ベースとしての完成度は評価できます。生分解性も0.90〜0.95と非常に高く、環境負荷の低さは本処方の数少ない強みです。

メリット・デメリット

メリット

  • ベースオイルの組み合わせが合理的:オリーブ・ヒマワリ・ホホバ・ブロッコリー種子油の4種によるエモリエント効果は本物。
  • 全成分が植物性:合成ポリマー・シリコン・鉱物油ゼロの処方。マイクロプラスチック非該当。
  • 生分解性の高さ:全12成分の平均生分解性0.91は「易分解」水準で、環境負荷が極めて低い。
  • 使用感3.2点(標準的):口コミ件数が少ないため参考情報にとどまるが、テクスチャーの軽さは成分構成から裏付けられる。

デメリット・注意点

  • 安全性スコア0.4点(要注意):12成分中7成分がGHS感作性1Bかつアレルゲン性あり。精油への感作リスクが特に高い処方。
  • 洗い流さない製品に光毒性精油を配合:レモン果皮油・ライム油はフロクマリン類を含み、日中の使用では光毒性リスクが生じる。夜間限定使用が望ましい構成。
  • クスノキ葉油はEU規制対象成分(Annex III):EWGスコア5と本処方中最高の懸念水準。
  • インドレモングラス油はEWGスコア5、EU香料アレルゲン開示義務対象:シトラール高含有で敏感肌・アレルギー配慮処方には不向き。
  • 髪補修力2.0点(要注意):ケラチン・加水分解タンパク・疑似セラミドなどの補修特化成分が不在で、ダメージ補修の訴求力は低い。
  • コスパ1.53点(要注意):4,620円/90mlの価格に対し、有効性スコア群が軒並み平均以下。

処方上の注意点(相乗・拮抗)

  • レモン果皮油×ライム油の光感作成分の重複配合は、単独使用時よりリスクが累積する可能性がある。
  • ニオイテンジクアオイ油は高濃度アルコールとの組み合わせで安定性が低下するため、アルコール系ヘアミストとの重ね使いは避けることが望ましい。

まとめ

一言で言うと

「天然精油のオールスター処方が、皮肉にも安全性スコアを底割れさせた一本」

ベースオイルの設計は丁寧で、ブロッコリー種子油×ホホバ種子油の組み合わせによるコーティング効果やオリーブ・ヒマワリ・トコフェロールの抗酸化トリオなど、処方の「骨格」自体に悪くない選択が見られます。しかし12成分中7成分(約58%)がGHS感作性1Bという数値は看過できません。特に洗い流さないオイルにフロクマリン含有の精油を複数配合した設計は、日中使用時の光毒性リスクという観点で実用性に課題を残します。

@cosmeスコア5.4/7.0という数値は使用感の軽さへの支持を示しており、確かに使用感3.2点(標準的)という評価と一致しています。一方、有効性面の低スコア群との乖離は、「香りと軽い質感は好評だが機能面では期待ほどではない」という傾向を示唆しています。

Safety Radar — 精油成分 GHS感作性1B分布
レモン果皮油 GHS 1B / EWG4 / 光毒性
ライム油 GHS 1B / EWG4 / 光毒性
クスノキ葉油 GHS 1B / EWG5 / EU制限
インドレモングラス油 GHS 1B / EWG5
オレンジ果皮油 GHS 1B / EWG4
ラバンデュラハイブリダ油 GHS 1B
ニオイテンジクアオイ油 GHS 1B / EWG4
対象外(安全水準) ▶
オリーブ果実油 EWG2
ヒマワリ種子油 EWG2
ホホバ種子油 EWG2
トコフェロール EWG1
ブロッコリー種子油 規制なし

使用シーン別推奨度:

  • 精油フレグランスを重視する夜間ケア専用として:光毒性リスクを避けるため夜のみ使用に限定すれば、ベースオイルの質感・香りは楽しめる。
  • ダメージヘアの補修目的として:加水分解タンパク・ケラチン等が不在のため、髪補修力2.0点の評価通り期待に応えるのは難しい。
  • 頭皮ケア目的として:スカルプケア力1.8点・GHS感作性1B精油7種配合の組み合わせは、頭皮への積極的な使用に適していない。
  • 精油アレルギー傾向がある方:全成分の58%がアレルゲン性成分に該当するため、慎重な判断が求められる処方。
  • 環境配慮を最優先する場合:平均生分解性0.91はトップクラスで、この点のみは本物の強みといえる。

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