解析結果

ロゼノア ローズヘアクリーム

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

販売開始から 15年8ヵ月9日(5731日)
ロゼノア ローズヘアクリーム
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総合ランク

659個中 316

総合点

2.76
2.76

1mlあたり

3.5
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

49%以内
336位 / 678製品中
上位
ロゼノア ローズヘアクリーム解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 8392 Amazonランク

@cosme 3.8 口コミ 17件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収26件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 22件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.9 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
ダマスクバラ花油・プロピルパラベン他
アレルゲン香料
1件検出
ダマスクバラ花油
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
62%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
37%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 26
植物エキス 0
コスパ
2.4
安全性
3.2
素材の品質
2.2
髪補修力
2.1
育毛力
1.7
使用感の良さ
4.4
エイジングケア
2.5
ホワイトニング
2.7
保湿効果
2.8
スキンケア力
0.4
環境配慮
0.9
浸透力
2.2
即効性
3.0
持続性
3.2
ツヤ感
3.0
サラサラ感
4.1
優れた素材 1
注意素材 1
香り 香り 香り
広告を含みます。

商品説明

特徴 傷んだ髪を補修しながらしっとりまとまる 成分① ボタニカルローズオイル&ホホバオイル配合 成分② ケラチン&ビタミンのW補修 成分③ UVカット成分配合 香り 香りの女王ダマスクローズ 発売年 2018年発売
広告を含みます。

ANALYZEDロゼノア ローズヘアクリームの解説

ダマスクバラ花油の香りの裏に隠れた、成分表の読み方

解析チームです。黒ばら本舗「ロゼノア ローズヘアクリーム」を全26成分ベースで解析しました。ダマスクバラ花油やカチオン化ケラチンなど見どころある成分を擁しながら、安全性スコアに大きな課題を抱える、いわば"光と影"の両面が際立つ一品です。

概要:使用感は突出、安全性は業界最低水準クラス

総合点2.65点は業界平均(3.0点)を-0.35点下回ります。各項目を比較すると、使用感4.4点(優秀)という突出したピークと、全体的な安全性1.2点・スカルプケア力0.4点(ともに要注意)という深刻な谷が同居しているという、極端にデコボコした処方設計が見えてきます。

余談ですが、2011年に学術誌『Journal of Cosmetic Dermatology』に掲載された研究によると、消費者がヘアクリームに求める第一要素は「なめらかさ・まとまり感」であり、使用感特化の設計は市場ニーズに一定合致するという知見があります。ただしEWGスコア6成分(TEA・プロピルパラベン)を含む点や、EDC(内分泌かく乱性)疑い成分が2種配合されている点は客観的に指摘が必要です。

Stats Overview — Rozenoir Hair Cream
使用感4.4 / 5.0
エイジングケア力2.5 / 5.0
保湿力2.8 / 5.0
配合成分レベル2.2 / 5.0
髪補修力2.1 / 5.0
全体的な安全性1.2 / 5.0
スカルプケア力0.4 / 5.0
業界平均ライン:各項目3.0点 / 総合点:2.65点

注目成分:5つの視点で処方を読み解く

ダマスクバラ花油(Rosa damascena)

バラ約300万輪から1kgしか採れない最高級植物精油。EWGスコア2、主成分のシトロネロール・ゲラニオールが抗菌・抗炎症・抗酸化作用を発揮し、フラボノイド・ポリフェノールによるメラニン生成抑制効果も確認されています。ただしGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類され、アレルゲン性も登録されている点は見落とせません。経皮吸収リスク0.60と高めで、感作しやすい体質では注意が必要な成分です。後述のテトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)との相乗効果がデータ上確認されており、抗酸化×美白アプローチの処方意図が読み取れます。

ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン

カチオン性(プラス荷電)に修飾された加水分解ケラチン。マイナス荷電したダメージ毛に静電的に吸着し、18種のアミノ酸を補給することで毛髪内部から補修します。医薬部外品承認成分で、キューティクル保護・カラー退色防止・帯電防止の三拍子が揃う実力派。ビスセテアリルアモジメチコン(アミノ変性シリコーン)との相乗効果がデータ上確認されており、このケラチン×シリコーンの組み合わせが使用感4.4点を底上げする処方上の核心と考えられます。

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)

EWGスコア4ながら、油溶性ビタミンC誘導体として医薬部外品の美白有効成分に承認された高機能成分。チロシナーゼ阻害によるメラニン抑制・抗酸化・コラーゲン生成促進を発揮し、経皮吸収リスク0.60と高い浸透力が有効成分としての強みに直結します。ただしデータ上、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UV吸収剤)との拮抗関係が示されており、同一処方に両者が共存するこの設計は安定性の面でやや疑問が残ります。

グリコシルトレハロース+加水分解水添デンプン

トウモロコシ由来の多糖類保湿コンビ。グリコシルトレハロース(EWG:1)は独自の皮膜形成能で持続保湿を実現し、加水分解水添デンプン(EWG:1)はソルビトール系の多ヒドロキシル基で水分子を積極的に保持します。両者ともグリセリンとの相乗効果が確認されており、本処方でのグリセリン(3番目に配合)との組み合わせは保湿システムとして機能しています。生分解性はそれぞれ0.95・0.95と極めて高く、環境負荷の小さい設計です。

TEA(トリエタノールアミン)+ミネラルオイル

安全性スコア1.2点の主要因がこの2成分です。TEAはEWGスコア6、旧指定成分に分類され、亜硝酸塩存在下でニトロソアミン生成リスクが指摘されています。現在はより安全なNaOH等への代替が業界内で加速している成分です。ミネラルオイル(EWG:4)は石油由来で生分解性0.20(低値)、環境負荷面での評価が低く、高級感を訴求するブランドコンセプトとの乖離が気になります。

メリット・デメリット

MERIT
  • 使用感4.4点の圧倒的ななめらかさ:ケラチン×ビスセテアリルアモジメチコンのコンビが実現
  • ダマスクバラ花油配合:抗酸化+VC-IPとの相乗効果で香り以上の機能を担う
  • UVカット成分(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)配合:ヘアクリームとして差別化要素
  • 528円のプライス:高機能素材を含む処方としての価格帯
DEMERIT
  • 安全性1.2点は要注意水準:EWG6のTEA・プロピルパラベン配合が主因
  • スカルプケア力0.4点:頭皮への有効成分はほぼ皆無
  • EDC疑い成分2種:プロピルパラベン・メチルパラベンが内分泌かく乱性の議論対象
  • VC-IP×UV剤の拮抗リスク:安定性面での処方上の懸念
  • ミネラルオイルの生分解性0.20:環境配慮訴求製品としての矛盾

注意点:ダマスクバラ花油はGHS感作性1B物質に分類され、アレルゲン性も確認されています。また、メチルパラベン・プロピルパラベンはともにGHS感作性1Bかつ内分泌かく乱性(EDC)疑い成分に分類されており、長期使用に際して客観的なデータとして把握しておく価値があります。

まとめ

一言で言うと

「使用感ファースト、安全性の犠牲で成り立つ、プチプラ香り体験クリーム」

使用感4.4点という数値は同価格帯でもトップクラスの水準です。ダマスクバラ花油・カチオン化ケラチン・アミノ変性シリコーンの組み合わせが生み出す指通りの良さは、処方設計の中で最も意図的に磨かれた部分と言えます。一方で、安全性スコア1.2点を引き下げているTEA(EWG:6)・プロピルパラベン(EWG:6)・メチルパラベンのEDC疑い問題は、毎日使うヘアクリームという製品特性を考えると軽視しにくいデータです。

使用シーン別推奨度:

  • 乾燥によるパサつき・まとまりにくい髪向け:使用感の高さは実感しやすい。ただし安全性重視なら別製品も検討を
  • ダメージ毛の集中ケア目的:髪補修力2.1点はやや物足りない水準。より補修特化の処方と比較検討が現実的
  • 頭皮ケアも兼ねたい場合:スカルプケア力0.4点は事実上期待できない。用途が違う製品と捉えるべき
  • 香りを楽しむヘアクリームとして:ダマスクローズの使用体験としてはコンセプト通り。ただしGHS感作性1Bの点は認識しておきたい
  • 成分重視・安全志向の方:EDC疑い成分・EWG6成分の存在から積極推奨は難しい

口コミ数がゼロのため使用感・評判との照合はできませんが、@cosmeスコア3.8/7.0は使用感の高さを評価する声が牽引していると推測され、スタッツの「使用感突出」と方向性は一致していると考えられます。

Environment & Safety Index
3
GHS感作性1B成分
バラ花油・パラベン2種
2
EDC疑い成分
プロピル/メチルパラベン
0.62
平均生分解性
中程度(問題なし)
0.37
平均経皮吸収リスク
全体的には低水準
※ ミネラルオイル(生分解性0.20)・ジメチコン(0.20)・クロスポリマー(0.20)が生分解性スコアを引き下げる主因

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