カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収26件
メーカー
黒ばら本舗ブランド
黒ばら本舗容量
150ml参考価格
528円1ml単価
3.5円JAN
4901508974519ASIN
B07H36Y2XS発売日
2018年8月27日ID
11621製造国
日本シリーズ名
ロゼノア対象の髪タイプ
乾燥毛・まとまりにくい髪向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。黒ばら本舗「ロゼノア ローズヘアクリーム」を全26成分ベースで解析しました。ダマスクバラ花油やカチオン化ケラチンなど見どころある成分を擁しながら、安全性スコアに大きな課題を抱える、いわば"光と影"の両面が際立つ一品です。
総合点2.65点は業界平均(3.0点)を-0.35点下回ります。各項目を比較すると、使用感4.4点(優秀)という突出したピークと、全体的な安全性1.2点・スカルプケア力0.4点(ともに要注意)という深刻な谷が同居しているという、極端にデコボコした処方設計が見えてきます。
余談ですが、2011年に学術誌『Journal of Cosmetic Dermatology』に掲載された研究によると、消費者がヘアクリームに求める第一要素は「なめらかさ・まとまり感」であり、使用感特化の設計は市場ニーズに一定合致するという知見があります。ただしEWGスコア6成分(TEA・プロピルパラベン)を含む点や、EDC(内分泌かく乱性)疑い成分が2種配合されている点は客観的に指摘が必要です。
バラ約300万輪から1kgしか採れない最高級植物精油。EWGスコア2、主成分のシトロネロール・ゲラニオールが抗菌・抗炎症・抗酸化作用を発揮し、フラボノイド・ポリフェノールによるメラニン生成抑制効果も確認されています。ただしGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類され、アレルゲン性も登録されている点は見落とせません。経皮吸収リスク0.60と高めで、感作しやすい体質では注意が必要な成分です。後述のテトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)との相乗効果がデータ上確認されており、抗酸化×美白アプローチの処方意図が読み取れます。
カチオン性(プラス荷電)に修飾された加水分解ケラチン。マイナス荷電したダメージ毛に静電的に吸着し、18種のアミノ酸を補給することで毛髪内部から補修します。医薬部外品承認成分で、キューティクル保護・カラー退色防止・帯電防止の三拍子が揃う実力派。ビスセテアリルアモジメチコン(アミノ変性シリコーン)との相乗効果がデータ上確認されており、このケラチン×シリコーンの組み合わせが使用感4.4点を底上げする処方上の核心と考えられます。
EWGスコア4ながら、油溶性ビタミンC誘導体として医薬部外品の美白有効成分に承認された高機能成分。チロシナーゼ阻害によるメラニン抑制・抗酸化・コラーゲン生成促進を発揮し、経皮吸収リスク0.60と高い浸透力が有効成分としての強みに直結します。ただしデータ上、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UV吸収剤)との拮抗関係が示されており、同一処方に両者が共存するこの設計は安定性の面でやや疑問が残ります。
トウモロコシ由来の多糖類保湿コンビ。グリコシルトレハロース(EWG:1)は独自の皮膜形成能で持続保湿を実現し、加水分解水添デンプン(EWG:1)はソルビトール系の多ヒドロキシル基で水分子を積極的に保持します。両者ともグリセリンとの相乗効果が確認されており、本処方でのグリセリン(3番目に配合)との組み合わせは保湿システムとして機能しています。生分解性はそれぞれ0.95・0.95と極めて高く、環境負荷の小さい設計です。
安全性スコア1.2点の主要因がこの2成分です。TEAはEWGスコア6、旧指定成分に分類され、亜硝酸塩存在下でニトロソアミン生成リスクが指摘されています。現在はより安全なNaOH等への代替が業界内で加速している成分です。ミネラルオイル(EWG:4)は石油由来で生分解性0.20(低値)、環境負荷面での評価が低く、高級感を訴求するブランドコンセプトとの乖離が気になります。
注意点:ダマスクバラ花油はGHS感作性1B物質に分類され、アレルゲン性も確認されています。また、メチルパラベン・プロピルパラベンはともにGHS感作性1Bかつ内分泌かく乱性(EDC)疑い成分に分類されており、長期使用に際して客観的なデータとして把握しておく価値があります。
「使用感ファースト、安全性の犠牲で成り立つ、プチプラ香り体験クリーム」
使用感4.4点という数値は同価格帯でもトップクラスの水準です。ダマスクバラ花油・カチオン化ケラチン・アミノ変性シリコーンの組み合わせが生み出す指通りの良さは、処方設計の中で最も意図的に磨かれた部分と言えます。一方で、安全性スコア1.2点を引き下げているTEA(EWG:6)・プロピルパラベン(EWG:6)・メチルパラベンのEDC疑い問題は、毎日使うヘアクリームという製品特性を考えると軽視しにくいデータです。
使用シーン別推奨度:
口コミ数がゼロのため使用感・評判との照合はできませんが、@cosmeスコア3.8/7.0は使用感の高さを評価する声が牽引していると推測され、スタッツの「使用感突出」と方向性は一致していると考えられます。
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