総合点
2.14総合ランク
286個中 189位成分数
21植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
1メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
LUX(ラックス)容量
130ml参考価格
711円1mlあたり
5.5円JANコード
4902111736730KaisekiID
7342ここまで酷いとちょっと笑えてくるレベルですね。
もちろん、全力で使うのはやめたほうがいいと断言しながらですが。。
皮膜形成剤がアモジメチコン。これによりとてもビルドアップしやすいというデメリットが生まれます。シリコンの中でも蓄積性が懸念される成分の筆頭であり、使うたびに積み重なっていきツヤや手触りを悪化させていくタイプという特徴があります。
そのため、アモジメチコンが全成分の多くを占めているタイプの製品は。やめておいたほうがいいというわけですね。例外はありますが、この製品はご多分に漏れずダメな方です。
他のリスクに比べれば,このアモジメチコンでさえもまだマシな方かもしれません。
ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリドという4級カチオン界面活性剤の配合はある意味で致命的な欠陥となるでしょう。
4級カチオン界面活性剤は,髪にとってはダメージ部分をカバーし、保護しながらダメージの進行を止め、静電気の発生を抑えて指通りを改善する、といった役割があります。
ところが、肌にとっては極めて残存性が高く、ラウリル硫酸ナトリウムをしのぐタンパク変性作用を残してしまいます。
簡単に言えば、めっちゃ肌が荒れやすい!ということです。
洗い流さないタイプのスタイリング剤であるこの製品に、これだけのリスキーな要因が含まれているというのは全く賛同できない処方というわけです。
単純に危ないですからね。
前述のカチオン界面活性剤に比べればまだマシですが、紫外線吸収剤であるメトキシケイヒ酸エチルヘキシルも、紫外線吸収剤の中では性能が低く、溜め込んだ紫外線エネルギーの放出によって肌を傷める可能性があります。
さらにはBHTは添加剤としてはややリスキーなタイプでもあります。
このように、成分の多くがリスクだらけで個人的には使い物にならないような印象を受けます。
単純に、カチオン界面活性剤アモジメチコンが含まれていると即効性のあるサラサラ感を感じさせる、というメリットはありますが、そのメリットはリスクと引き換えであるということを肝に銘じる必要がありそうです。
スタイリング剤の品質を考慮する上で、やはりこの安全性という部分は無視できずリスクが見るからに多いこのような製品は、真っ先に選択肢から外すことをお勧めします。
どんなに感触があなた好みであったとしても。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。