解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
LUX(ラックス)容量
50ml参考価格
1540円1mlあたり
30.8円JANコード
4902111749617KaisekiID
7363全成分
植物オイルを軸としたヘアオイル。ボタニフィークという名称に違わないように仕上がっているようです。
ただし、ボタニカル度の高さが能力の高さとは言えないということも忘れるべきではありません。
植物オイルの配合量が目立つ構成とはいえ、ベースはシリコーンと鉱物油(ミネラルオイル)であり、シリコン型界面活性剤PEG/PPG-19/19ジメチコンの配合もありますね。
これがすなわち,植物成分だけではヘアケア能力が不十分であるということの証左です。
もっと言えば、わざわざ植物由来成分を使わなければいけないという理由がそもそもあるのでしょうか。
植物由来成分の方が安全だということもありませんし、ここではむしろシリコン類の安全性の方が高いと言えるでしょう。
植物オイルだからといって選択的にダメージ部分を補修したり、特殊なメリットがあるというわけでもないでしょう。
単にこだわりとして植物由来成分を選びたい、と言うのであればもちろん自由ですが、そもそもこのラックスのアレンジオイルは100%ボタニカルではありませんし、ベースはシリコンオイルですし、ヘアオイルとしてクオリティが高いということもあまりありません。
シリコン類の配合によって、もしくはミネラルオイルの含有によってある程度の重厚なコーティング感というのは得られ、それなりの潤滑性を感じることを可能にしているといえるでしょう。
ただし、ダメージ部分の補修力という点では今一つで、コーティングの均一性や持続性、全体的な質に関してはオススメ度が高い製品とは言えないですね。
なんといっても、ボタニカル目的の方にとってそれほどボタニカルではないという事実がどうなのか、という問題が一番な気がします。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。