Ingredient Analysis

カニナバラ果実油

成分 50件の商品に配合 ID: 898
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+10

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名カニナバラ果実油
慣用名・別名ローズヒップオイル、ノバラ油、ローズヒップ油
INCI名Rosa Canina Fruit Oil
由来植物性
推奨配合濃度0.5〜5%
EWGスコア1/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +10
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

バラ科カニナバラ(Rosa canina)の果実から得られる植物油。ローズヒップオイルとも呼ばれる。リノール酸(約45%)・α-リノレン酸(約30%)といった必須脂肪酸を豊富に含み、皮膚バリア機能の修復・保湿を促進。カロテノイドやビタミンE由来の抗酸化作用、色素沈着抑制によるブライトニング効果も期待される。エモリエント作用により肌のキメを整え、使用感は軽くベタつきが少ない。

カニナバラ果実油の解析

カニナバラ果実油(ローズヒップオイル)は、バラ科の原種であるカニナバラ(Rosa canina)の果実から圧搾・精製した植物性油脂。淡黄色〜橙黄色の液状オイルで、化粧品では「エモリエント剤」「皮膚コンディショニング剤」として広く配合される。

最大の特徴は必須脂肪酸の豊富な含有量。リノール酸(オメガ6)が約40〜45%、α-リノレン酸(オメガ3)が約30〜35%と、他の植物油と比較しても多価不飽和脂肪酸の割合が極めて高い。これらは皮膚のバリア脂質構造を補完し、セラミド生成を間接的にサポートすることで、乾燥・炎症の抑制に寄与する。果実にはビタミンCも豊富だが、油脂成分にはトランスレチノイン酸(ビタミンA誘導体)やカロテノイド、ビタミンEが含まれており、抗酸化・抗老化効果の担い手となっている。

日焼けや摩擦による色素沈着の抑制にも効果が期待され、スキンケア文脈では「ブライトニングオイル」としての地位を持つ。これはリノール酸がメラニン生成酵素チロシナーゼの活性を抑制する可能性があることと、カロテノイドの抗酸化作用が相乗的に働くためと考えられている。

エモリエント性は高いが、多価不飽和脂肪酸が多いため酸化安定性がやや低いのが弱点。高温・光・空気に触れることで酸化劣化しやすく、製品設計ではビタミンEやローズマリーエキスとの組み合わせで安定化を図ることが多い。この点で酸化安定性の高いアルガンオイルやスクワランとは対照的な存在。

使用感は比較的軽くサラッとしており、ヘアケアでは毛髪表面のなじみと滑らかさを付与。頭皮への抗炎症・保湿作用も期待でき、スキンケアと同様の恩恵が得られる。北欧では古来よりハーブティーとして健康・美容に使用されてきた歴史を持ち、天然由来成分としての信頼感も高い。

相性の良い成分

トコフェロール ローズマリーエキス ビタミンC ナイアシンアミド

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