総合点
3.53総合ランク
2496個中 46位成分数
65植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
6注意が必要な素材
2メーカー
ワイマックブランド名
NADEL(ナデル)容量
200ml参考価格
2420円1mlあたり
12.1円JANコード
4524091182453KaisekiID
7631全成分
素材だけを目で追っていくと、最高レベルのトリートメントに迫る勢いを感じるトリートメント。
これは期待できる・・と思わせますが、実は問題点が。
これは擁護できません。グレープフルーツ果皮油と、そのグレープフルーツ果皮油の10倍の光毒性を持つベルガモット果皮油を配合。
油分なのですすいでも残りやすく、日光を吸収したのちいっきに放出して皮膚や髪に酸化・刺激を与えてしまうリスクを持っています。
トリートメントするはずが、傷ませてしまうのでは本末転倒ですよね。
内容的には蓄積しづらく、均一に強固なコーティングを張る(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲンの存在は大きいです。
さらに、キトサン(人工皮膚素材)、ペリセア(髪内部に10秒で到達する浸透性素材)、フラーレン(ノーベル賞受賞の抗酸化成分)などなど、この他にも髪補修素材がひしめきあっている状態です。
これだけ見ると明らかに期待値があがるのですが、実はそうとも言い切れないんです。
そう、全体の成分数があまりにも多すぎ問題があるんです。
成分数が多くなるほど、1つ1つの成分の濃度は単純に薄くなっていきます。
それぞれの成分には効力を発揮するための有効濃度があり、最低限これ以上は入れましょう、というガイドがあったりするのですが、実際には有効濃度に達していなくても名目上だけ配合されている、という例が枚挙に暇がありません。
最低有効濃度以上が保証されているのは、医薬部外品の有効成分の部分だけで、あとはメーカーのさじ加減ということになります。
このような製品の処方ですと、有効性を確保するのは相当に難しいのでは。
しかも、ラノリンのようなアレルギー誘発成分も含まれますので、やはりリスクが大きい製品ではありますね。
少なくとも、ある程度のハリ・コシや潤い感は体感できそうですが、質の高いコーティング性能や持続する補修性などはちょっと難しそう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。