概要
主に二酸化ケイ素のことです。吸水性が低いため、ファンデーションなどが湿気により固形化するのを防ぐ役割や、乳液の安定性を高めるためなどで利用されます。肌ではコラーゲンとコラーゲンを接着させたり、コラーゲンを支えるエラスチンを束ねるコラーゲンブースターとしての機能を担います。
シリカの解析
年齢とともに肌に含まれるシリカは減少し、コラーゲンを支えるエラスチンを束ねる働きができずシワの原因となる要素の1つといわれています。サプリメントでは皮膚組織まで送り届けることが難しく、化粧品でシリカを補う必要性は高いと言われます。
無水ケイ酸、酸化シリコンなどとも呼ばれます。砂の主成分でもあり、ガラスも珪砂が原料ですがこれもシリカが基となっています。生物の体内に水溶性シリカが微量含まれ、骨形成の細胞層に集中して存在。免疫や骨、髪、爪にも多く含まれ、コラーゲンの再生、構築、維持に寄与する。
玄米やほうれん草、バナナなどに多く含まれる。
軟骨、コラーゲン生成に密接な関与があると言われている。
化粧品では微粒二酸化ケイ素の形で用いられ、硬度が高く吸水性が低い性質を活かして歯磨き粉の研磨剤にも使われる。