保湿力やツヤ、弾力付与といった多種の効能を期待できるように見える全成分。
しかし、これほど数が多いと
メリットも薄まってしまうことを意味します。
そして
頭皮には刺激的なので、肌に良いだけの成分も評価から除外するべきでしょう。
コーヒーエキスやキャピキシルのような素材は大変有効性が期待されるものですが、この製品のように
ベースが皮膚に優しくないものでは無意味です。
髪に良い成分はどうか。
髪に良い成分はたくさん配合されていて、ペリセアやモリンガ、はちみつや真珠エキスなど実に多種多様の有効性を期待されます。
しかし、
前述のようにあまりに種類が多すぎて、それぞれのメリットも有効濃度を期待するには説得力に欠ける状況です。
それなりに潤滑性に関しては多少残るでしょうが、素材のわりに安い値段を見てもわかるように、実際にも
コストがあまりかかっていない中身なのだと見ていいでしょう。
数多くの成分が配合され、1つ1つ見ていくと有望な素材も見られます。
しかし、あまりにも種類が多すぎ、突き抜けるほどのクオリティにないのも事実といえます。