SHIGETA UV スキンプロテクションの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

SHIGETA UV スキンプロテクションの解析結果

総合点3.53
72個中29位
品質2.7 %
成分数48
1mlあたり78.3円 %
安全性4.4 %
エキス類7
詳細情報
  • SHIGETA UV スキンプロテクションの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード]
  • [ランキング] 29位 72個中/
  • [ポイント(5点中)] 3.53点
  • [ジャンル] C
  • [容量] 40ml
  • [参考価格] 3132円
  • [1mlあたり] 約 78.3円
  • [商品ID] 7101
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]48
  • [エキス類の数]7
  • [特に優れた成分の数]1
  • [要注意成分の数]0
販売元による宣伝文
メイクアップアーティストとの共同開発により実現した、自然な質感で肌色を整えるスキンケアとUVケアを兼ね備えたメイクアップ下地。ザクロオイル、ラズベリーオイル、ローズヒップオイルを配合し、つけるだけでお肌に潤い・ハリを与え、みずみずしく、ナチュラルなツヤ肌に。ボディーにも。<SPF25 PA+++>

SHIGETA UV スキンプロテクション解析チャート

SHIGETA UV スキンプロテクションの解説

能力は高くない

スキンプロテクションというほど守る?

一般的な日焼け止めなどと比べると、少し物足りなさを感じてしまう処方です。

肌を守るという意味では様々な解釈があるでしょうが、酸化チタンがトップに来ていることからも紫外線を防ぐという役割を重視しているのは間違いありません。

ただし、そういったUVカット効果自体は十分に期待できるほど能力があるわけではなさそうです。

基本的に紫外線散乱剤

機能的に働く紫外線防止剤としては紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の合わせ技が最も効率的で合理的に働くものと知られています。お互いの長所を活かし、弱点を補い合う関係になれるからですね。

ところが、この製品はおそらくオーガニック系のこだわり、縛りがあるため役に立つ紫外線吸収剤の配合が見られません。これによって失われるのは、幅広いUVカット効果、感触の良さといった面であり、何よりも高い紫外線防止効果を期待できないというのは致命的なように考えられます。

抗酸化力を持つエキスを配合

紫外線防止効果は今一つですが、植物エキス、植物精油などを多く配合することによって抗酸化力という面でのスキンプロテクション効果や香りをつけることができています。エイジングケアという意味でのスキンプロテクション効果は多少期待できるのではないかと思われます。

感触の改善はエステルオイルで

紫外線散乱剤(酸化チタンやシリカなど)のみでUVカット効果を出すという製品では、単純に感触がベタついてしまうという欠点があります。そして、いわゆる白浮きが発生しやすいタイプとなります。酸化チタンがトップに来ていることからもその懸念はより大きくなりそうです。

その感触の悪さを補うために、いくつかのエステルオイルが配合されべたついた感触を少しさらっと感じさせる役割を担っています。これらのエステルオイルは毒性があるわけではないので配合自体にデメリットはほぼないと言えるでしょう。逆に言えば、植物由来にばかりこだわって作ることが正解ではないということです。エステルオイル=人工油はベタつかず、安全性が高いオイルですので、様々な成分を含有している植物オイルよりも安全性を設計しやすいということがあります。

スキンプロテクション効果はそれほどではない

ある種の化粧下地としては決してお勧めしないということ酷いものではありません。安全性は高く、それなりのUVカット効果や美容効果を備えています。

ただし、uVカット効果自体は本の30分や1時間程度防ぐくらいのレベルである、と認識しておいたほうがよいでしょう。美容効果自体も美容液と肩を並べるレベルではありません。言うなれば、スキンをプロテクションする効果はあまりないのです。その辺りを考慮して選択肢に入れるかどうか考えてみると良いでしょう。

肌を守るという効果は高くない



安全性はまずまず高い



紫外線には強くない

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・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。
安息香酸Na
ザクロ種子油
スペアミント油
バラの中でも最も高額で貴重なダマスクローズのオイルです。バラの花が約300万個から1Kgしか抽出できないオイルで、深みのある高貴な香りが特徴。抗菌・抗アレルギー・抗酸化・鎮静作用などを付与します。
ダマスクバラ花油
シソ科ラベンダーの葉茎から得られるオイルです。鎮痛・リラックス効果・抗炎症・抗菌作用などを付与します。ただし、酸化により接触アレルギーを起こす可能性もある。
ラベンダー油
ダイズステロール
酸化に対して安定な多価アルコール脂肪酸エステルで、べたつかない軽い感触を与える。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
オレンジの果皮から得たオイルで、ビタミンA,B,C,Eやフラボノイドなどを含有し、美白作用、殺菌作用、整肌作用などを付与する。また、脱脂力も有するのでクレンジングの助剤として使われることも。原液でなければさほど心配いらないが、光毒性を僅かに持つためにその点は注意が必要。
オレンジ果皮油
キク科カミツレモドキ科植物の花から得たエキス。抗菌・消炎・血行促進作用などを付与。
ローマカミツレ花油
アロエベラ葉汁
ビターオレンジ花エキス