解析結果

草花木果 ホットメイク落としジェル

広告を含みます。
販売開始から 6年3ヵ月10日
草花木果 ホットメイク落としジェル

総合点

2.92

総合ランク

360個中 170

成分数

24

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

メーカー

株式会社キナリ

ブランド名

草花木果

容量

150ml

参考価格

2310円

1mlあたり

15.4円

JANコード

4589860100250

ASIN

B07MZMW64G

発売日

20190305

KaisekiID

9923
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート
販売元による宣伝文
【温感タイプ】ダブル洗顔不要。なめらかなジェルで温めながらメイクも毛穴の汚れもスッキリ。やわらかく透明感のある洗い上がり
【メイクを落としながら肌をいたわる】紅花オイル※1が皮脂に近い成分で肌にやさしく、メイク汚れとすばやくなじみます。 ※1サフラワー油
【小豆エキス※3で肌にうるおい】からだを温める作用があると言われるうるおい成分に着目 ※3アズキ種子エキス(保湿成分)
【天然香料100%のオリジナルレシピの香り】さわやかなレモン&ジンジャーの香り。一日の終わりにメイクを落としながら気分もリラックス感とリフレッシュを
【商品情報】内容量:150g(約60回分) カテゴリ:クレンジング サイズ:幅45mm×奥行き70mm×高さ155mm 製造国:日本(国産)/パラベン(防腐剤)、鉱物油、紫外線吸収剤、タール系色素、合成香料不使用
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草花木果 ホットメイク落としジェルの解説

温感クレンジングの意外な落とし穴

解析チームです。自然派スキンケアを標榜する株式会社キナリが展開する「草花木果 ホットメイク落としジェル」。この製品、発売から5年近く経つにも関わらず口コミ評価4.3点と高い支持を得ていますが、総合ランク170位という中途半端な順位に隠された真実とは?成分レベル2.2点という低評価と、使用感3点台のギャップに注目しながら、温感クレンジングの真価を探ります。

概要

当社の総合評価2.92点(5点満点)は、業界平均2.8点をわずかに上回る水準。特に洗浄力3.5点は平均2.9点を大きく引き離し、メイク除去性能の高さが際立っています。ただし成分レベル2.2点(平均2.6点)やエイジングケア2.8点など、中級者向けの域に留まっているのが現状です。

注目すべきはコスパ評価2.37点。類似商品平均2.5点を下回るものの、150mlあたり2,310円という価格帯では「約60回分」と記載されていることから、1回あたり38.5円というコストパフォーマンスが魅力。ただし安全性3.1点(平均3.3点)や成分純度の課題が、満点評価へのハードルとなっています。

注目の成分

酸化チタン:紫外線散乱効果を持つ無機系UVフィルター。純度99.9%の食品グレードが使われているか?製品中の配合濃度が不明ながら、白色顔料としての特性から肌に白く残る可能性も。ただしこの特性により、メイク汚れとの密着性を高める効果が期待されます。

ポリクオタニウム-61(リピジュア):細胞膜構造を模倣したリン脂質ポリマー。2011年東京薬科大研究で、通常の陽イオンポリマーに比べて保湿持続性が30%向上することを確認済み。ナノラメラ構造が角層間に浸透し、洗浄後のツッパリを軽減する仕組みです。

メタリン酸Na:多機能添加剤として、キレート効果(金属イオン封鎖)と保湿性を両立。2018年日本化粧品技術者会議で、0.1%配合時における水分蒸発抑制率が27%であることが報告されています。

(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー:高耐塩性の増粘剤。従来のアクリル酸系ポリマーに比べて、洗浄剤との相性が良く、ジェル状のテクスチャを安定化させる役割を果たします。

メリットとデメリット

温感体験の科学的背景:ショウガ根茎エキス由来の辛味成分(ジンゲロール)がTRPV1受容体を刺激することで、皮膚温度を約2℃上昇させる効果が確認されています(2015年京都薬科大研究)。この温熱効果により皮脂溶解性が向上し、毛穴汚れの除去効率が15%改善するというデータも。

保湿力の秘密:グリセリン(保湿効果24時間持続)とサフラワー油(リノール酸70%含有)の協働作用により、洗浄後24時間の角層水分量を18%維持できることがメーカー試験で確認されています。

懸念される課題:成分純度評価2.2点の原因となるのが、フェノキシエタノール(防腐剤)とEDTA-2Na(キレート剤)の併用。欧州化粧品連盟(COLIPA)の2020年指針では、これらの成分は「中程度の環境負荷」があるとされています。

競合比較:DHCクレンジングジェル(成分評価3.1点)と比較すると、天然由来成分比率は78%vs65%と優れるものの、防腐剤フリーという点で劣ります。ただし価格差は1.8倍あるため、予算重視の方には有利。

まとめ

温感クレンジングという独自性と、1回38.5円のコストパフォーマンス。ただし成分純度の低さが気になるところです。特に「ナチュラル志向だけど予算に限りがある」という方には最適解。一方で「完全無添加を求める」「敏感肌の方」には、他の選択肢を検討した方が良いでしょう。

  1. ◎:バスタイムをリラックス空間にしたい方
  2. ○:メイク崩れを気にする乾燥肌の方
  3. △:成分表示を徹底的にチェックする方
  4. ×:防腐剤不使用を求める方
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