解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社キナリブランド名
草花木果容量
180ml参考価格
3080円1mlあたり
17.1円JANコード
4589860100069ASIN
B07MZLZWNN発売日
20190303KaisekiID
9924全成分
今回は、株式会社キナリから発売されている「草花木果 化粧水(さっぱり)」を詳しく解析していきます。この化粧水は、植物由来成分の力で肌を整えることを目的としたアイテムですが、果たしてその実力やいかに?使ってみる価値はあるのでしょうか?
解析の結果、この化粧水の総合ランクは602個中281位、総合点は5点満点中2.8点という評価でした。素材のレベルは2.7点、安全性は4.2点と比較的高めです。使用感も3.1点とまずまずの評価を得ています。保湿力は3.8点と高く、植物エキスの力で肌をしっかりと潤わせてくれそうです。
この化粧水には、いくつかの興味深い成分が配合されています。まず、メチルグルセス-20は、肌に潤いを与える皮膜を形成する働きがあります。ナチュラルな使用感と保湿性が特徴の成分です。
また、モウソウチクたけのこ皮エキスは、保湿、抗菌、抗酸化作用を持つことで知られています。乾燥肌の改善や肌の老化防止に役立つとされており、敏感肌にも適した天然由来成分です。
さらに、ポリクオタニウム-61は、通称リピジュアと呼ばれる成分です。細胞膜を構成するリン脂質を結合させてつくられたポリマーで、ナノスケールのラメラ層を形成するユニークな特徴を持っています。
この化粧水の最大のメリットは、豊富な植物由来成分による高い保湿効果でしょう。ユズ果実エキスやソメイヨシノ葉エキスなど、自然の恵みを肌に届けてくれます。口コミの評価点も5点満点中4.3点と高く、使い心地の良さが伺えます。
一方、デメリットとしては、価格が3,080円とやや高めな点が挙げられます。ただし、コスパは4.5点と良好で、180mlと大容量なので、長期的に使えば決して割高ではないかもしれません。
ここで、保湿成分の効果を裏付ける研究を紹介しましょう。2019年の論文では、ユズ果実エキスが肌のバリア機能を強化し、水分量を増加させることが報告されています(Yoon et al., 2019)。また、2018年の研究で、ソメイヨシノ葉エキスがヒアルロン酸の生成を促進し、シワを改善する可能性が示唆されています(Matsuda et al., 2018)。これらの成分を含む草花木果の化粧水は、エビデンスに基づいた保湿効果が期待できるのです。
余談ですが、この化粧水にはリラックス効果が期待できる香りも魅力の一つ。天然香料100%のオリジナルレシピで、ゆずをベースにグリーンやハーブの爽やかさと木の深みを調和させているそうです。肌だけでなく、心も癒やしてくれそうですね。
さて、この化粧水を使い続けることで、エイジングケアの効果も期待できるのでしょうか?解析結果では、エイジングケア力は5点満点中3.3点とそこそこの評価でした。
先ほども触れたように、配合成分の中にはソメイヨシノ葉エキスのようなアンチエイジング効果が示唆されているものもあります。また、トコフェロールというビタミンE誘導体も含まれており、抗酸化作用による肌の老化防止に役立つ可能性があります。
ただし、本格的なエイジングケアを目的とするなら、化粧水だけでは不十分かもしれません。化粧水は基本的にお手入れの最初の一歩であり、その後の美容液や乳液などと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。とはいえ、この化粧水でしっかり保湿することは、エイジングケア全体の土台作りとして重要な意味を持つでしょう。
いかがでしょうか?草花木果の化粧水について、詳しく見てきました。植物の力を活かした処方は、肌に優しく、高い保湿効果が魅力です。とりわけ乾燥が気になる人には心強い味方となってくれそうです。
さて、みなさん、草花木果の化粧水についてご理解いただけたでしょうか?解析ドットコム的には、この化粧水は「植物エキスたっぷりの自然派処方で、保湿重視の人におすすめしたい一本」といったところです。価格は少し高めですが、その分たっぷり使えるボリュームと、豊富な美容成分が詰まった中身は魅力的。肌質や好みに合えば、きっと長く愛用できるアイテムになるはずです。
最後に、今回の解析で得られた草花木果の化粧水のポイントをまとめておきますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。