シャンプーとコンディショナーの違いをわかって処方しているのか
ベースにステアルトリモニウムクロリド(4級カチオン界面活性剤)を据えた典型的なコンディショナーのベースです。
中には髪の補修に役立つ成分もいくつか見られますが、残念なことに意味がほとんどないものが半分以上でしょう。
なぜなら、典型的なコンディショナーベース→頭皮に塗ると毒性、皮膚刺激性、タンパク変性を及ぼすため、
頭皮に良いだけで髪には無意味な成分は存在価値がほぼないから。
金や銀、ダイヤモンド末や、各種植物エキスのほとんど、ペプチド類など、これだけ膨大な数の成分が配合されていてもイコール良い効果があるということにはなりません。
ペリセアやヒアロヴェール、シアバター、モリンガ、キトサンのように髪にコーティングや潤滑性を与える成分は嬉しいですが、
1つ1つの濃度が有効濃度に達しているかどうか、疑問に思ってしまいますね。
コストの部分を見ても、中にそれほどお金がかかっていない様子は窺えます。
総合すると、基本的には並のコンディショナーかそれ以下の仕上がりです。
質の良い素材は微量で、逆にベースにはそれほどコンディショナーとして有効な成分が多くありません。
補修やコーティングなどのバランスは悪くないものの、体感できる効果が低いでしょう。
エンジェルレシピシャンプーの方と同様、さまざまなエキスやダイヤモンド末、金、銀など盛りだくさんに詰め込んだコンディショナーです。
が、果たして意味のある成分はその中にいくつあるでしょうか。