インフィニティ プレステジアス クレンジング バームの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

インフィニティ プレステジアス クレンジング バームの解析結果

総合点4.25
259個中51位
品質3.6 %
成分数43
1mlあたり55円 %
安全性4.2 %
エキス類14
詳細情報
  • インフィニティ プレステジアス クレンジング バームの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 4971710288247
  • [ランキング] 51位 259個中/
  • [ポイント(5点中)] 4.25点
  • [ジャンル] C
  • [容量] 120ml
  • [参考価格] 6600円
  • [1mlあたり] 約 55円
  • [商品ID] 7931
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]43
  • [洗浄剤数]0
  • [エキス類]14
  • [特に優れた成分]2
  • [要注意成分]1
販売元による宣伝文
上質美容オイルを濃縮したコクのあるバームが肌でとろけ、メイクを優しく落とすクレンジングバーム

インフィニティ プレステジアス クレンジング バーム解析チャート

インフィニティ プレステジアス クレンジング バームの解説

バームタイプのわりに肌にきつい?

インフィニティ プレステジアス クレンジング バーム

利便性が安全性を食っている

クレンジングバームというジャンルのメリットは、第一は安全性でしょう。肌に乗せるととろけるオイルでメイクを落とす、というのが伝統的なバーム状クレンジングの役割です。

ところが、純粋ではないクレンジングバームは肝心の安全性を損なう可能性を高めます。

バームとは

バームとは、水分を含まないオイルを固形化したもの。口紅やバターなどを思い浮かべていただければわかりやすいです。

物によっては、オイルだけでなく水を含むバームも存在します。

ちなみに、この製品は後者のタイプですね。

どんなバーム?

軽快なエステルオイルをベースとして、非イオン界面活性剤を同時に配合しているタイプです。

純粋なオイルだけのバームではなく、一般的なクレンジングのように界面活性剤を含んでいるのですね。

つまりは、しっかり脱脂もするのでアフターケアは必須となる点が純粋なバームとは違うのです。

古き良きクレンジングバームを想定して使うと痛い目に遭いそう。

ただ、使い勝手は間違いなく良いです。クレンジング効率は高くなり、ベタつきも低減。w洗顔も不要なくらいに油分が残りづらくなるでしょう。

それと引き換えに、肌にダメージがあるのです。

純粋なオイルを馴染ませるのではなく、普通に洗剤で顔を洗っているようなものです。

利便性を取るか、安全性とるか。少しの手間を惜しまず、肌への安全性を重視するならきちんとしたバームを選ぶべきで、この製品は少し方向性が違うのかなと思います。

植物エキスが良い

配合されている植物エキスのクオリティは高いです。

チベット人参エキスこと、コウケイテン根エキスをはじめ、ショウブ、エーデルワイス、ゴマ、タチジャコウ、センブク、センキュウ、ハナショウガ、レイシ、グアバという並びで、抗酸化・抗炎症、ハリを改善、コラーゲン生成促進、血行促進作用などをまずまず高いレベルで享受可能でしょう。

エキスだけを見ればそんなに悪くないどころか、レベルが高くて肌に良さそうと感じられます。

ジパルミチン酸アスコルビルのような高い抗酸化作用をもつ成分の配合もうれしい。

おすすめ度は?

植物エキスをはじめメリットの多い部分もあるクレンジングバームです。

美肌効果が期待できますし、メイク落としの効率も悪くありません。使って後悔するようなタイプではないでしょう。

ただ、クレンジングバームだからといって純粋なオイルのように馴染ませすぎると肌を傷めます。非イオン界面活性剤=強い脱脂力をもつ成分が配合されていますので、かなりスピーディーにすすぎまで終わらせる意識を持つべきでしょう。

時短が可能である反面、扱いには注意が必要です。

やさしくないバーム。



メイク落としは早いが、肌にダメージも

防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。
安息香酸Na
ユリ科アロエベラの葉エキスです。創傷治癒、美白、抗炎症作用などを付与。
アロエベラ葉エキス
菖蒲(サトイモ科)の根から抽出したエキスです。抗菌、血行促進、発汗作用を付与します。また、免疫を増強する作用もあるといわれています。
ショウブ根エキス
セリ科ツボクサの葉から得たエキス。WHO(世界保健機構)が「21世紀の脅威的薬草」と呼ぶお墨付きエキスです。トリテルペン系サポニンであるアジアチコサイドにはコラーゲン生成促進、肌のターンオーバー促進効果、紫外線によるセラミド分解酵素生成を抑制。また、抗菌・抗酸化作用も優れているほか、ニキビ、肌荒れ、シワなどを防止する効果、美白効果など、幅広い作用を期待されます。
ツボクサエキス
ジメチルポリシロキサンの末端をトリメチルシロキシ基で封鎖した重合体。シリコンといえば、ジメチコンが代表的な成分です。皮膚保護・コーティング剤、消泡剤として使われますが、網目状のコーティングのため水分透過性や通気性は有する。
ジメチコン
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。含有量95%以上のものを濃グリセリンと呼びます。
グリセリン
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
シソ科ラベンダーの葉茎から得られるオイルです。鎮痛・リラックス効果・抗炎症・抗菌作用などを付与します。ただし、酸化により接触アレルギーを起こす可能性もある。
ラベンダー油
マカデミアナッツ油
ジブチルヒドロキシトルエン。脂溶性フェノールであり、酸化防止剤として化粧品では使われる。変異原性、催奇性を疑われており、食品などでは使用を自粛している会社もある。
BHT
チャ葉から抽出したエキスです。抗菌作用が優れ、タンニンの収れん作用、ビタミン類の抗酸化作用、アミノ酸の保湿作用など付与します。
チャ葉エキス
コメヌカロウ
シソ科植物でタイムというハーブの名称の方が知られているかもしれません。防腐・殺菌作用をはじめ、血行促進、抗酸化作用を付与します。
タチジャコウソウ花/葉/茎エキス