総合点
1.77総合ランク
2496個中 1710位成分数
33植物エキスの数
9コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
コーセーブランド名
インフィニティ容量
138ml参考価格
1375円1mlあたり
10円JANコード
4971710292879KaisekiID
8080たった138mlのヘアトリートメント。いったいどれほど貴重な成分でできているのかと思いきや・・
早速中身を見ていくと、まず目立つのが植物エキスのクオリティの良さ。
ヘアトリートメントでありながら、実は頭皮ケアに重点を置いた処方であることが分かります。
コウケイテン、シャクヤク、ツボクサ、センキュウ、びわ、モウソウチクたけのこエキス、レイシエキスなど、植物エキスの品質は抜群に優れており、このトリートメントの価値そのものであるということが言えると思います。
ただしかし、残念ながらベースがヘアケア用途そのものであるということを忘れてはいけません。
カチオン界面活性剤の効果、ミリスチン酸イソプロピルのような油剤、シリコン、PGなど・・この製品の大半がヘアケア用との成分でできている、ということです。
これが何を意味するかといえば、頭皮には不向きであるということです。
例えば4級カチオン界面活性剤は脱毛剤として働くという決定的なデメリットがある他、洗浄剤と比較にならないほどの肌荒れを引き起こす特徴を持ち、植物エキスのメリットなど吹き飛ばしてしまうほどの副作用が懸念されるわけです。
また、エステルオイルも頭皮ニキビの原因となったりするなど、とてもスカルプケア剤として使うにはデメリットが目立ちすぎる傾向にあると言えます。
どの植物エキスが配合されているかではなく、全体として頭皮に圧倒的なメリットをもたらせるか、が鍵なのです。
植物エキスのメリットを抜いて見てみると、ヘアケア剤としては安いリンス剤程度の能力しか期待できません。
というのも、前述したようにカチオン界面活性剤、エステルオイル、シリコンといった程度の素材だけでできており、100円ショップのコンディショナーでももう少し気が利くという程度の実力なのです。
そういった意味でも、このトリートメントは実にちぐはぐで、頭皮向けなら徹底的に安全につけるべきだったし、髪用であるならヘアケア成分を強化すべきだったでしょう。
どっちつかずで使い物にならない、少量で割高、そういった印象しか残りません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。