解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社スタイリングライフ・ホールディングスブランド名
BCL容量
460ml参考価格
1512円1mlあたり
3.3円JANコード
4515061187547KaisekiID
7164全成分
仕上がりに滑らかさをもたらすことを念頭に置いた構成です。アミノ酸系洗浄剤をベースにして、PPG‐3カプリリルエーテルのようなシリコーンの代替成分や、シアバター、ホホバオイルなどを添加。仕上げに3級カチオン界面活性剤である、ベヘナミドプロピルジメチルアミンを配合。
明らかにコンディショニング効果を重視した設計となっており、洗浄力はやや控えめな設定となっています。
商品名に髪と地肌を手早クレンズ、とありますが、シャンプーの中では比較的手早く洗えないタイプという印象で、ベースがアミノ酸系洗浄剤であることに加え、カチオン界面活性剤の存在も洗浄力の低下に拍車をかけそうです。
オレンジ油の配合がやや出し力を向上させる面もありますが、いずれにせよクレンジングシャンプーというには出力がだいぶ控え目なように思えます。
仕上がりに潤滑さをもたらす成分は多様に含まれており、コンディショニング効果の面では十分に及第点をもらえそうな内容です。ただしかし、その潤滑性は補修力の上に成り立っているものではなく、あくまでも一時的な油分補給程度の印象であったり、カチオン界面活性剤の配合による少し強引な手法と相まって理想的なヘアケア手段とは言えない面があります。
それは多少なりとも肌のリスクを向上させてしまっていることや、根本的に髪を補修していないことから持続性に欠けた手触りの改善に過ぎない 、という見方となるからです。
洗浄剤の質が良いので、ダメージヘアでも洗浄中は心地よく絡まりなども少なく洗い上げることができそうですが、本格的に髪を補修するのであればこれでは十分ではありません。文字通り、サボリーノな一時的改善にとどまりそう。
使用感自体は悪くありません。ただし、シャンプーとして洗うにしても仕上げるにしても少し中途半端な作りとなってしまっており、全体的なクオリティという面ではそれほどおすすめとはならないように思えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。