ヘアオイル メンズ アンビークの概要

さて、珍しいメンズヘアオイルの紹介です。そもそも男性でヘアオイル、というとそれほど使用率が高くないのかな、と思います。もともと男性は皮脂量が多いので、どちらかと言えば皮脂を抑えるような製品の方が多いですので、あえてオイルを足す、追いオイルのような製品は珍しいのです。

100mlで2300円ほど。値段的にはふつう、という範囲内ですね。肝心な内容はどうでしょうか。ベタッとしたら嫌ですね。そのあたりはどうなっているでしょう。

オイル感はどんな感じ？

当然、というかベースはシリコーン。そしてヤシ油。ヤシ油はさらっとしていてベタツキ感が少なめです。これらの成分がベースに来るのは必然的でしょう。

そして21種類のオイル、5種の保湿成分が配合。γ-ドコサラクトン、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールを加えて、うねりのケアもできるあたりは良いですね。配合量はそれほど多くは見えませんが、どの程度効いてくるのか気になります。

イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、イソステアロイル加水分解シルクが馴染んで浸透、ハリ・コシや滑りを良くします。

メリットはどのくらいある？

さて、男性が使ってメリットがどの程度あるの？という最大の疑問。このオイルは、もちろんセット力はほぼありません。油分補給です。さらっとしながら、油膜も残ります。なので、ボリュームダウンや軽くまとまる感じにコントロールしたいときには有効でしょう。

滑り、ツヤといった見た目を求める方向けの製品といえます。そして、うねり改善、ダメージケア効果がわずかにあることで、髪が健康毛に近い質感に整えてくれる期待が持てます。

また、ザクロ油、米胚芽油などの抗酸化作用、皮脂コントロール効果も期待できるでしょう。

ということで、意外とメリットありそうなヘアオイルという印象です。

デメリットは？

元から脂性肌で、脂っぽさに悩んでいるような方は向いていません。乾燥肌、乾燥毛で、油分を補いたい、というタイプに適しています。明確に油分を必要としている自覚がある場合にのみ使いたい一品といえますね。

まとめ

ヘアオイル、しかもメンズ向けという異色の製品でしたが、メリットもあり、良質なヘアケア成分も含まれ、使うことのメリットはあるな、と思わせるポテンシャルがあります。

油分が多くない方で、ドライヤーを普段使うタイプに特に向いていますので、使用を検討してみるのも一考でしょう。