Ingredient Analysis

ラウロイルサルコシンNa

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 7949
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
-10

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ラウロイルサルコシンNa
医薬部外品名ラウロイルサルコシンナトリウム液
慣用名・別名ラウロイルサルコシンNa
INCI名SODIUM LAUROYL SARCOSINATE
化学式C₁₅H₂₈NNaO₃
分子量293.39 Da
由来合成
推奨配合濃度1〜3%
適正pH域5〜8
EWGスコア5/10
EU規制規制なし
日本規制 旧指定成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウロイルサルコシンNaの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

アミノ酸系アニオン界面活性剤(サルコシン系)。ラウリン酸とN-メチルグリシンの縮合物で、アミノ酸系に分類されるが実態は洗浄力・脱脂力が高く、強い殺菌性を持つ。歯磨き粉の殺菌剤としても使われる成分で、頭皮常在菌バランスへの悪影響が懸念される。旧表示指定成分の一つ。

ラウロイルサルコシンNaの解析

ラウリン酸×N-メチルグリシン由来のアミノ酸系洗浄剤

ラウロイルサルコシンNaは、ラウリン酸とサルコシン(N-メチルグリシン)を縮合させたアニオン(陰イオン)界面活性剤です。「アミノ酸系」という分類から低刺激をイメージされがちですが、同系統のグルタミン酸系・アラニン系と比べて洗浄力・脱脂力が格段に強く、むしろラウレス硫酸Naに近い洗浄パワーを持ちます。耐硬水性に優れ、水質に左右されない安定した泡立ちが得られるため、主洗浄剤または洗浄力増強の助剤として古くから配合されてきました。

殺菌性という両刃の剣

この成分の最大の特徴は強い殺菌力で、歯磨き粉に抗菌成分として配合される代表格でもあります。脂漏性皮膚炎など皮脂過剰・真菌増殖が問題となる頭皮には有効に働く場面もありますが、健常な頭皮に対しては常在菌バランスを乱すリスクがあり、長期・高頻度使用は頭皮の防御機能低下を招く可能性があります。使用感はアミノ酸系らしい滑らかさを持ちながら、内側では石鹸に近い強い洗浄・殺菌挙動を示すという、ギャップのある成分です。

安全性評価と旧表示指定成分の歴史

1980年に厚生省(現厚生労働省)が定めた旧表示指定成分(103成分)の一つに挙げられており、アレルギー誘発・皮膚刺激の可能性が根拠とされました。GHS分類では皮膚刺激区分2・眼刺激区分1に該当し、敏感肌・乾燥肌・アトピー傾向のある方への配合製品は慎重な選択が求められます。現在は全成分表示義務化により旧制度は廃止されていますが、成分としての注意喚起は変わりません。

選択の指針

脂性頭皮・男性向け爽快系シャンプーや、殺菌を意図した用途では有用性を発揮します。一方、乾燥頭皮・敏感肌・育毛目的の製品では頭皮環境や育毛に対してネガティブな影響が勝る可能性が高く、他のアミノ酸系洗浄剤(ラウロイルグルタミン酸TEAなど)への代替を検討すべき成分です。配合位置(主剤か助剤か)や濃度を成分表示から判断することが重要です。

相性の良い成分

ラウレス硫酸Na ココイルグルタミン酸Na

相性の悪い成分・混合注意

カチオン性ポリマー 陽イオン界面活性剤

ラウロイルサルコシンNaを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)