解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
花王ブランド名
ピュアン容量
500ml参考価格
1320円1mlあたり
2.6円JANコード
4901301387707KaisekiID
7785全成分
クレンジングシャンプーということで、さすがに洗浄力の強い構成にはなっています。
ただ、クレンジングシャンプーならば洗浄力が強ければoKかと言うと、そうでもありません。
強い洗浄力の要因となっているのは、言うまでもなくベースのラウレス硫酸アンモニウムです。
肌に浸透こそしませんが、表面洗浄力が極めて強く、髪や肌の乾燥を招く懸念があります。
それと、コストが安いということで幅広くシャンプーに採用されている成分でもありますね。
単に洗浄力が強いと言っても、ラウレス硫酸系のようなものよりデメリットが少ない洗浄剤も多くあり、選択肢としてはあまり理想的とは言いづらいタイプではあります。
ラウレス硫酸系で髪を洗うと、もれなくバサバサになってしまうのが問題となりますが、この製品のようにPPG-3カプリリルエーテルやポリクオタニウム10など、補助的な成分を加えることによって手触りの面ではバサバサ感を感じにくくさせています。
もちろん、感触をごまかしていても、お湯ですすいでしまえばすぐにバサバサ感が出てしまうのですが。
この他に、泡質を改善するラウリルヒドロキシスルタイン、ラウラミドプロピルベタイン、イソデシルグリセリルエーテルなどを添加している構成になっています。
基本的には髪や肌にダメージがあるシャンプーであり、表面上はそれを感じにくくさせている、というのが実情です。
より良いシャンプーというのは、洗いながらにして髪を強くしたり、肌を保護したりと、メリットを上積みさせていくことができるものをいいます。
より悪いシャンプーというのは、奪い去っていくばかりで上積みがないというのが特徴です。
そういう観点からも、このシャンプーはマイナスの方がより多いタイプということができるのではないでしょうか。
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