肌に優しい。これが一番の特徴。

マイルド処方でありながら、比較的ツヤとエモリエント感は表現できる内容になっています。

ここらへんは花王の製品に共通してくるところで、わりとどのブランドでも似た構成といえますえね。　

ベースが4級ではなく、3級のカチオン界面活性剤というのが大きく、これがマイルドである所以となっています。

そして、マイルドがゆえにダメージ補修能力は低いです。

低補修性だからこその仕上がり

髪の上に高抱水性の油剤だったり、シリコンポリマーがあとから乗っかってくるのですが、根本的な部分でダメージを補修できていないため、乗りが悪くなっています。

そのため、素材は良くても効いてこない、という印象を持つことになるでしょう。

もちろん、ダメージが大きい人ほど満足度は急激に下るタイプです。

ある程度ヒマワリ油やヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルなどでツヤは出せるのが救いですが、感触、仕上がりの質などトータルで見るとちょっと力不足。

肌にわりと優しい、という部分に共感を持てる人向けというタイプになるでしょう。