概要

• ジャンル：シャンプー
• 注目成分： ココイル加水分解コラーゲンK

寸評

• アミノ酸系のスカルプケアシャンプー。
• スカルプケアなのに４カチ（４級カチオン界面活性剤）？
• 植物エキスは質が高め。

どんなメリットがある？

アミノ酸系洗浄剤ベースで、スカルプケアエキスがバリエーション豊かに配合されたスカルプケア系シャンプーです。

頭皮にマイルドで、髪にストレスを与えず洗い上げることが可能。

最高級といわれるココイル加水分解コラーゲンKも添加されていることから、コンディショニング効果は高いでしょう。

さらに、カキタンニン、センブリエキス、ショウガ根エキス、リンゴ果実培養細胞エキスなどのスカルプケア成分が頭皮を活気づけます。

これらの構成を見ると、頭皮にも髪にもメリットを残そうという意図が見られるシャンプーのようですね。

デメリットは？

このシャンプーのデメリットは、ジステリアルジモニウムクロリド（４級カチオン界面活性剤）配合であること。

スカルプケアシャンプーに、強力なタンパク変性成分を添加するのは考えものです。

微量ならそれほど毒性はないと考えられていますが、0.1%で脱毛剤として機能することを考えたら安心感があるとは言い難いと思いませんか？

まとめ

基本的に、レベルの高い部類のシャンプーであると見受けられます。大部分は。

チョイスされている成分も質の高いものが多いですし、使用感はかなり良いでしょう。

ただし、唯一前述した４カチ（４級カチオン界面活性剤）の配合が引っかかり、このシャンプーの価値を落としてしまっているようにも思えます。

結局、髪の頭皮にも良い結果を求めようとして中途半端になってしまった典型のようでもありますね。