カテゴリ:シャンプー
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総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性・IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・経皮吸収11件
メーカー
桃山ホールディングスブランド
DiNOMEN容量
1000ml参考価格
2642円1ml単価
2.6円JAN
4941993600081ASIN
B007V91GHO発売日
2012年4月18日ID
11865製造国
日本シリーズ名
薬用スカルプケアリンスインシャンプー対象の髪タイプ
頭皮ケア・フケ・かゆみ向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
DiNOMEN 薬用スカルプケア リンスインシャンプー 医薬部外品桃山ホールディングス
■ 総合2.75点|補修成分の欠如がスカルプケアの評価を分けた

シャンプー内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
注意が必要な成分 4つ(EWG3以上: PG(4)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩(6)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(4))
解析チームです。今回は『DiNOMEN 薬用スカルプケア リンスインシャンプー』を見ていきます。
医薬部外品として有効成分を配合しているにもかかわらず、スカルプケア力は1.9点(平均3.0点)にとどまります。気になるのは「薬用処方が頭皮ケアにどこまで貢献しているのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合点2.75点は、やや物足りない水準です。洗浄力3.6点(平均以上)という強みを持ちながら、髪補修力1.2点という大きな落差が全体の評価を引き下げています。
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸K・Naとラウロイルメチル-β-アラニンNa液は、アミノ酸とヤシ油脂肪酸を結合した低刺激な洗浄成分です。EWGスコアはいずれも2(低リスク)で、生分解性は0.85〜0.90と高く、環境への負荷も小さい素材に分類されます。弱酸性域で安定し、皮膚や粘膜への刺激が少ない点が特徴です。両性界面活性剤であるヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液(ベタイン型の低刺激成分)との組み合わせでクリーミーな泡立ちを実現しており、洗浄剤の品質スコア3.2点(標準的)に貢献しています。
甘草から得られるトリテルペン系の成分で、厚生労働省が抗炎症効能を認めた医薬部外品の有効成分です。炎症シグナルを遮断するNF-κB経路の阻害により、頭皮のかゆみや赤みを抑える働きがあります。抗炎症の軸では評価できますが、抗フケ・育毛・皮脂コントロールといった頭皮ケアの幅広い機能はこの成分1種ではカバーできません。スカルプケア力1.9点(やや物足りない)にとどまる背景も、ここに起因しています。
ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)とも呼ばれる界面活性剤で、泡立ちと洗浄力の高さが特徴です。洗浄力3.6点(平均以上)の一因となっている一方、EWGスコアは6と高く、GHS感作性1B物質にも分類されます。頭皮の皮脂バリア(肌を守る油分の層)を過剰に取り除くリスクがあり、乾燥しやすい人には刺激になる可能性があります。アミノ酸系成分との組み合わせで刺激を一定程度緩和していますが、保湿力2.2点(やや物足りない)の低さとも関連しています。
一方、11成分の平均生分解性は0.81と高く、洗い流し後の環境負荷は低い部類です。経皮吸収リスクの平均も0.37と低水準で、成分が体内に取り込まれるリスクは抑えられています。
洗浄力3.6点(平均以上)の背景には、アミノ酸系洗浄成分3種とポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩の組み合わせがあります。SLESの高い洗浄力とアミノ酸系の安定した泡立ちが掛け合わさり、男性の皮脂や汗をしっかり落とせる処方になっています。口コミ評価4.5点(5点満点・20件)では洗い上がりの爽快感を評価する声が多く、成分解析の洗浄力スコアとは一致する部分です。
髪補修力1.2点(要注意)は、成分表から明確に説明できます。全成分12種の中に、加水分解ケラチン(毛髪内部を埋めるタンパク系の補修成分)をはじめとする毛髪補修成分や、ジメチコン(表面をなめらかにするシリコーン)が存在しません。コンディショニングを担う成分は塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース(毛髪に静電気的に吸着してなめらかさを出す高分子ポリマー、別名ポリクオタニウム-10)のみで、補修の厚みには限界があります。スカルプケア力1.9点の低さも同じ構造で説明できます。グリチルリチン酸2Kによる抗炎症の軸はありますが、抗フケ・育毛・皮脂コントロールに対応する成分がなく、薬用処方が頭皮ケアに貢献できる範囲は、この成分表では炎症の抑制にとどまっています。
一言で言うと、洗浄力には一定の実力があるものの、スカルプケア・髪補修の両面で物足りない処方です。フケやかゆみへの薬用ケアを手軽な1ステップで済ませたい人向けの選択肢ですが、補修や頭皮の多面的なケアは別途対策が必要です。
効果を引き出すには、シャンプーの泡を頭皮になじませたまま1〜2分おいてから流す方法が有効です。グリチルリチン酸2Kの接触時間を確保することで、抗炎症成分の働きを促せます。補修効果を求める場合は、別途トリートメントを併用する方が現実的です。
余談ですが、洗浄成分の皮膚刺激性に関する研究によると、アミノ酸系洗浄剤を主体とした処方は硫酸系洗浄剤と比べて頭皮バリア機能への影響が小さいとされています。毎日使い続けるシャンプーだからこそ、2週間ほど頭皮の状態を観察しながら自分に合うかを確かめてみてください。
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