Ingredient Analysis

ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸K

アニオン界面活性剤 12件の商品に配合 ID: 17237
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+50

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸K
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウム
慣用名・別名ココイルグルタミン酸K
INCI名Potassium Cocoyl Glutamate
化学式C21H38KNO5(ラウロイルグルタミン酸Kとして)
由来半合成
推奨配合濃度5〜15%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +50
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸から合成されるアミノ酸系アニオン界面活性剤(カリウム塩)。アミノ酸系洗浄剤の中でも特に「しっとり系」の代表格で、皮膚・粘膜への刺激が極めて低い。洗浄力と泡立ちは控えめだが、コンディショニング作用と安全性の高さが特徴。弱酸性に調整可能で、敏感肌やベビー用途にも採用される。

ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Kの解析

アミノ酸系洗浄剤のしっとり系代表格

ヤシ油脂肪酸とL-グルタミン酸を縮合して得られるカリウム塩で、化粧品成分名ではヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸K( ≒ ココイルグルタミン酸K)と表記されます。アニオン界面活性剤でありながらアミノ酸由来という点が最大の特徴で、アミノ酸系洗浄剤のなかでもとりわけしっとりとした洗い上がりをもたらします。生分解率は90%以上と高く、環境負荷が低い点も評価されています。

弱酸性・低刺激の穏やかな洗浄力

pH調整により弱酸性領域での使用が可能なため、肌や頭皮のpH(弱酸性)に近い状態で洗浄でき、バリア機能への負担が最小限に抑えられます。皮膚・粘膜への刺激性はアニオン界面活性剤の中でもトップレベルに低く、ベビーシャンプーや敏感肌向け製品への採用実績も豊富です。角質層のNMF(天然保湿因子)の流出も石けんと比較して少ないとするデータがあり、洗浄後の潤い感維持に貢献します。

コンディショニング効果と泡立ちの弱さ

コンディショニング作用が高く、髪や頭皮に潤いを残しながら洗い上げるため、ダメージヘアや乾燥肌を気にする方に特に向いています。一方で起泡力・泡持続性はやや弱めであり、皮脂や整髪料が残る状態ではさらに泡立ちが低下します。単独配合では使用感に物足りなさを感じるケースもあるため、ほとんどの製品でコカミドプロピルベタインなどの補助界面活性剤と組み合わせて配合されます。

配合時のポイント

ラウリン酸を主成分としつつミリスチン酸・パルミチン酸も含むヤシ油脂肪酸を使用しているため、複数の脂肪酸が相乗的に洗浄・泡立ち・泡持ちを補い合います。しっとり感・安全性を重視したシャンプー・洗顔料・ボディソープに適した成分であり、洗浄力よりも肌環境への優しさを優先したい処方設計に最適な洗浄剤といえます。

相性の良い成分

ベタイン グリセリン 植物エキス

相性の悪い成分・混合注意

強酸性成分 強塩基性成分