解析結果

WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアシャンプー

カテゴリ:シャンプー

WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアシャンプー
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楽天 取扱なし
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総合ランク

2325個中 0

総合点

2.37
2.37

1mlあたり

14.3
コスパ
1.9

カテゴリ内順位

86%以内
2,008位 / 2,323製品中
上位
WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアシャンプー解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 7854 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収9件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 8件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.7 / 5
EWG スコア
平均 2.8 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
ラウレス硫酸Na
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
84%
易分解性
経皮吸収リスク
35%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 10
植物エキス 1
コスパ
1.9
安全性
3.8
素材の品質
1.3
洗浄剤の品質
3.7
洗浄力
3.3
髪補修力
1.3
育毛力
1.5
使用感の良さ
1.9
エイジングケア
1.7
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.5
スキンケア力
1.3
環境配慮
3.2
浸透力
1.6
即効性
2.1
持続性
1.1
ツヤ感
2.6
サラサラ感
2.5
優れた素材 0
注意素材 1
無添加・クレーム
ノンシリコン オーガニック

メーカー

ヴェレダ・ジャパン

ブランド

ヴェレダ

容量

200ml

参考価格

2860円

1ml単価

14.3円

JAN

4560449879804

ASIN

B09BFG67B7

発売日

2021年8月19日

ID

11796

製造国

日本開発処方

シリーズ名

セージ ヘアシャンプー

対象の髪タイプ

頭皮ケア向け

公式サイト

公式サイトを見る
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ANALYZEDWELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアシャンプーの解説

環境にやさしい処方が、なぜスカルプケアに届かないのか

解析チームです。ヴェレダ(WELEDA)のセージ ヘアシャンプーを成分レベルで掘り下げます。全成分はわずか10種というミニマル処方ながら、洗浄剤の顔ぶれと保湿オイルの選定に明確な意図が読み取れる一本です。

概要

総合点は2.37点(平均3.0点比 −0.63点)で、全カテゴリが平均を下回る結果となりました。スコアの内訳を見ると、洗浄剤の品質3.7点洗浄力3.3点だけが相対的に水準を保っており、残る配合成分レベル・髪補修力・スカルプケア力はいずれも1.3点と「要注意」ゾーンです。

「頭皮ケア向け」という位置づけに対して、実際にスカルプに作用する成分はシルト・セロリ種子エキスの2種のみ。配合順も後半に近く、処方の重心は明らかに洗浄系にあります。洗浄剤としての完成度は平均以上を確保しているものの、スカルプケアや補修の観点からは成分数・配合内容ともに物足りなさが否めません。

処方の設計図 ── 10成分の役割分布
洗浄成分
5種 (50%)
水・ラウレス硫酸Na・ococoイルグルタミン酸TEA・ококоイルアラニンTEA・ококоイルグリシンK
保湿・油剤
3種 (30%)
スクレロカリアビレア種子油・ブドウ種子油・スクワラン
頭皮ケア成分
2種 (20%)
シルト・セロリ種子エキス
安全性の内訳 ── EWGスコア分布(データ登録済み8成分)
低 1-2:3成分
中 3-6:5成分
高 7-10:0
⚠ 注意フラグ
ラウレス硫酸Na:EWG 6 / GHS感作性1B分類
環境
生分解性平均 0.84(易分解)
マイクロプラスチック:なし

注目成分

ラウレス硫酸Na(SLES)──EWG6・GHS感作性1B

配合順2番目に位置し、処方の洗浄の主力を担うアニオン界面活性剤。EWGスコア6、かつGHS皮膚感作性1Bに分類されており、成分データベース上の注意ランクとしては本処方内で突出しています。推奨配合量は3〜10%で、同様の洗浄系商品では標準的な主剤ですが、「頭皮ケア向け」に設計された商品の主役を担うには皮膚バリア機能への影響が懸念されます。ラウリル硫酸Naにエチレンオキサイドを付加した改良型である点で旧世代より皮膚浸透性は低く、皮膚刺激性を一定程度抑制した設計ではあります。

アミノ酸系洗浄剤トリオ:ококоイルグルタミン酸TEA・ококоイルアラニンTEA・ококоイルグリシンK

3種すべてEWGスコア3、生分解性0.75〜0.90と高い数値を持つアミノ酸系洗浄剤が揃います。洗浄剤の品質スコア3.7点の主要因はこの3成分です。ococoイルグルタミン酸TEAは毛髪吸着性に優れたコンディショニング型、ококоイルアラニンTEAは弱酸性下での泡立ちと安定性、ококоイルグリシンKはクリーミーな泡質とさっぱりした仕上がりを担う役割分担があり、SLESの洗浄力を補完・調整する処方設計と読み解けます。ただし、ококоイルグリシンKはpH適正域が6.0〜8.5とやや広めで、SLESの強酸性域との組み合わせには処方pHの管理が必要です。

スクレロカリアビレア種子油(マルーラオイル)

アフリカ南部原産のマルーラの木(現地語で「神の木」)から採取される植物オイルで、オレイン酸約70%・リノール酸約10%・ビタミンE・フィトステロールを含有します。EWGスコア3、経皮吸収リスク0.40と浸透力も確保されており、細胞膜との親和性の高さから持続的な保湿効果が期待されます。ブドウ種子油(EWG2、生分解性1.00)と組み合わさることで、リノール酸由来の抗炎症作用とオレイン酸による脂質補修が相乗効果を形成する設計になっています。

スクワラン

EWGスコア1、経皮吸収リスク0.80と本処方内で最も浸透力が高い成分。人体の皮脂成分にも含まれるため頭皮・毛髪との親和性が高く、軽いテクスチャーでべたつかずにエモリエント効果を発揮します。ただし生分解性は0.60と他のオイル成分(マルーラ油0.90・ブドウ種子油1.00)より低めで、環境負荷の観点では中程度の位置づけです。

セロリ種子エキス

保湿・収れん・抗酸化の3つの作用を持つセリ科由来エキスで、スカルプケアコンセプトの主要根拠成分です。推奨配合量0.01〜1.0%と幅が広く、実際の配合量は後半の配合順から微量と推定されます。余談ですが、セロリ種子にはフロクマリン類(ソラレン)が含まれており、紫外線吸収剤との光毒性相乗リスクが成分データベース上に記録されています。日光に強く当たる日の屋外使用後は留意しておくと安心です。

メリデメ

メリット

  • 洗浄剤の品質は平均以上:アミノ酸系3種の組み合わせで、洗浄剤の品質3.7点。SLESに品質の高い補助洗浄剤を組み合わせる設計はコスト効率に優れる。
  • 環境負荷の低さは本物:9成分の生分解性平均0.84は「易分解」水準。マイクロプラスチック・EDC・アレルゲン性成分のいずれも該当なし。
  • マルーラオイル+ブドウ種子油の組み合わせ:植物由来オイル2種のリノール酸×オレイン酸の相乗効果は、保湿・抗酸化の両軸を補強する処方設計として評価できます。

デメリット・注意点

  • スカルプケア向けとしての成分密度が不足:頭皮ケア成分が2種(配合順後半)にとどまり、スカルプケア力1.3点は「要注意」ゾーン。
  • SLES(EWG6・GHS感作性1B)が主剤:頻用・乾燥頭皮・敏感地肌では過剰脱脂リスクが残ります。GHS感作性1Bに分類される成分が主役を担う点は補修・保湿面と矛盾が生じやすい。
  • 髪補修・保湿成分が極めて薄い:補修力1.3点・保湿力1.5点。ダメージ毛や乾燥毛への対応成分(加水分解タンパク質・セラミド類等)は処方内に存在しない。
  • コスパ1.93点:200ml/2860円で成分構成がこの水準だと、同価格帯の競合との費用対効果の差が開きやすい。
  • 注意点:ококоイルグリシンKはpH6.0〜8.5を適正域とし、SLESが機能する酸性域との間で処方pHのコントロールが鍵。また、セロリ種子エキスに含まれるソラレン類と光毒性相乗リスクが報告されています。

まとめ

一言で言うと

環境負荷は少ないが、処方の中身がコンセプトに追いついていない」という評価が率直なところです。

生分解性0.84・マイクロプラスチックフリーという環境指標は本物で、ナチュラル系ブランドとしてのポリシーは成分に反映されています。しかし総合点2.37点が示す通り、スカルプケア・補修・保湿のいずれにも「要注意」スコアが並んでおり、名称やブランドイメージが先行している状態です。

「ヴェレダというブランドへの信頼感から選ぶ」という動機は理解できますが、成分表を見てスカルプケア効果に期待して購入するとギャップが生じやすい一本です。

使用シーン別推奨度:

  • 環境配慮を優先したい方:生分解性・マイクロプラスチックフリーの観点では選択肢になりえます。
  • 頭皮トラブル・乾燥頭皮が気になる方:SLES主剤+スカルプ成分の薄さから、積極的には推奨しにくい処方構成です。
  • ダメージ補修を求める方:補修力1.3点の通り、加水分解タンパク等の補修成分は非配合のため不向きです。
  • ナチュラル・ミニマル処方にこだわる方:10成分という潔いシンプルさは一つの個性ですが、その分機能の幅は狭くなります。

口コミデータは現時点で収集できていないため照合はできませんが、ブランドファンの評価とスコアの乖離が生じやすいタイプの商品と推測されます。

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