カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
熊野油脂ブランド
熊野油脂容量
600ml参考価格
459円1ml単価
0.8円JAN
4513574012752ASIN
B004Q1WV06発売日
2023年2月15日ID
11757製造国
日本シリーズ名
馬油シャンプー対象の髪タイプ
ダメージ毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る商品説明
熊野油脂 馬油シャンプー熊野油脂
■ 総合2.61点|洗浄重視が補修力の低さを招いた

シャンプー内の順位
2,495個中1,903位
上位 77%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 7つ(EWG3以上: EDTA-4Na(4)、PG(4)、コカミドDEA(4))
解析チームです。今回は『熊野油脂 馬油シャンプー』を見ていきます。
成分表の2番目にはラウレス硫酸Naが配合され、商品名の主役である馬油は9番目に登場します。馬油配合で髪の補修まで期待できるのかという点が気になります。答えは成分表にあります。
洗浄力は平均以上ですが、髪補修力・スカルプケア力はともに「要注意」レベルです。主洗浄剤にラウレス硫酸Naを採用した洗浄重視の処方で、洗浄剤の品質は3.7点(平均3.0点)と評価されています。一方、髪補修力は1.5点・スカルプケア力は1.4点と低く、馬油や疑似セラミドの補修・保湿成分が力を発揮しきれていない処方です。
シャンプー市場で最も広く使われるアニオン界面活性剤で、豊かな泡立ちと高い洗浄力が特徴です。成分表の2番目に登場し、この商品の洗浄力を支える主役です。EWGスコアは6と高く、繰り返し使うと頭皮の油分を過剰に取り除き、乾燥やキューティクルへの負担が生じやすくなります。コカミドプロピルベタインとの組み合わせで刺激は多少やわらいでいますが、マイルドな設計とは言えない処方です。
馬の皮下脂肪に由来するオイルで、人の皮脂組成に近く、髪の表面に薄く膜を張って乾燥を防ぐ働きがあります。商品名を冠した成分ですが、成分表では9番目の配合で、量はさほど多くないとみられます。洗い流すシャンプーである以上、補修よりも洗浄後に髪の感触を整える補助役が実態に近いです。ツバキ油・アルガンオイルとのオイル系成分の組み合わせで、仕上がりのしっとり感は多少上乗せされます。
天然のセラミド1の構造を化学的に模倣した合成成分で、髪の表面のうろこ同士をつなぐ脂質層を補い、水分の蒸発を抑えます。成分表の13番目と後半の配合で、グリセリン・BGとの相乗効果で保湿に貢献するものの、配合量は限られます。洗い流すタイプのシャンプーでは成分が髪に残る量も少なく、保湿力が2.5点(平均3.0点)にとどまる一因となっています。価格帯を考えると疑似セラミドが処方に含まれる点は評価できます。
EWGスコアが高い成分と感作性が懸念される成分が複数含まれており、頭皮が敏感な人は使い続け方に注意が必要です。
なお、成分全体の平均生分解性は0.80と高く、環境への負荷は比較的小さい処方です。
主洗浄剤のラウレス硫酸Naは起泡力・洗浄効率に優れ、洗浄剤の品質3.7点(平均3.0点)という評価を支えています。コカミドDEAが泡量を補強し、コカミドプロピルベタインが泡のきめを整える役割を担っており、3種の洗浄成分の組み合わせで洗浄力3.5点が実現しています。価格帯に対して「よく泡立ち、すっきり洗える」という体感は、成分表の配合内容と一致します。
スカルプケア力1.4点(平均3.0点)は、主洗浄剤の強い脱脂力と表裏一体の結果です。ラウレス硫酸Naが皮脂を過剰に除去すると頭皮の保護膜が崩れやすくなりますが、後半に配合された馬油や疑似セラミドがその状態を補うには量が足りません。これが前書きで触れた「馬油で補修まで期待できるのか」という問いへの答えです。口コミが現時点でほぼない商品のため成分表のみからの判断になりますが、主洗浄剤の選択がスコアの差を生んだ最大の要因といえます。
毎日の皮脂汚れをすっきり落とすシャンプーとして、この価格帯では十分な洗浄力があります。ただ、馬油という名前から補修・保湿への期待が高まりやすく、成分表が示す実力との差に気づきやすい商品です。
髪の傷みや頭皮の乾燥が気になる人にとって、主洗浄剤の脱脂力が先に頭皮の油分を奪ってしまうため、後半に配合された保湿成分だけでは取り戻しにくいと考えます。頭皮ケアや補修を目的とするなら、アミノ酸系洗浄成分を主軸にした処方から選ぶほうが近道です。
この商品の洗浄力を活かしつつ仕上がりを整えたいなら、洗い流した後のコンディショナーや頭皮ケア剤を組み合わせることが使い方のポイントになります。どこに目的を置くかを先に決めてから選ぶシャンプーを絞っていくと、後悔の少ない選び方につながります。
まだ口コミはありません。最初の口コミを書いてみませんか。
口コミを書く