解析結果

熊野油脂 馬油シャンプー

カテゴリ:シャンプー

熊野油脂 馬油シャンプー
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総合ランク

2495個中 1903位

総合点

2.61
2.61

1mlあたり

0.8円
コスパ
2.8

カテゴリ内順位

76%以内
1,897位 / 2,495製品中
上位
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DATA口コミ・販売データ

Amazon 2453位 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因 皮膚感作性 2件 経皮吸収 20件
EU規制 安息香酸Na
EWG 3+ EDTA-4Na(4)、PG(4)、コカミドDEA(4)、コカミドプロピルベタイン(3)、ラウレス硫酸Na(6)、変性アルコール(7)、安息香酸Na(3)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
10/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
2.3/5注意
EWG スコア17成分の平均・低いほど安全
最高 7
2.6/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 17成分
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B2件
コカミドDEA、ラウレス硫酸Na
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
なし
検出なし
生分解性高いほど良い
80%易分解性
経皮吸収リスク低いほど良い
34%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

20成分数
0植物エキス
1優れた素材
1注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

3.7/5
No.1 洗浄剤の品質
3.5/5
No.2 安全性(総合)
3.5/5
No.3 洗浄力

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

即効性
3.4
ホワイトニング
3.0
コスパ
2.8
サラサラ感
2.8
浸透力
2.7
ツヤ感
2.7
保湿効果
2.5
使用感の良さ
2.3
エイジングケア
2.3
持続性
2.3
環境配慮
2.1
育毛力
1.8
素材の品質
1.6
髪補修力
1.5
スキンケア力
1.4
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
無添加・クレーム
ノンシリコン

メーカー

熊野油脂

ブランド

熊野油脂

容量

600ml

参考価格

459円

1ml単価

0.8円

JAN

4513574012752

ASIN

B004Q1WV06

発売日

2023年2月15日

ID

11757

製造国

日本

シリーズ名

馬油シャンプー

対象の髪タイプ

ダメージ毛向け

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る
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ANALYZED熊野油脂 馬油シャンプーの解説

馬油は成分表の9番目、それでも補修は期待できるか

熊野油脂 馬油シャンプー熊野油脂

■ 総合2.61点|洗浄重視が補修力の低さを招いた

熊野油脂 馬油シャンプー

シャンプー内の順位

2,495個中1,903位

上位 77%(下位グループ)

安全性の判定

注意が必要な成分 7つ(EWG3以上: EDTA-4Na(4)、PG(4)、コカミドDEA(4))

解析チームです。今回は『熊野油脂 馬油シャンプー』を見ていきます。

成分表の2番目にはラウレス硫酸Naが配合され、商品名の主役である馬油は9番目に登場します。馬油配合で髪の補修まで期待できるのかという点が気になります。答えは成分表にあります。

結論から

洗浄力は平均以上ですが、髪補修力・スカルプケア力はともに「要注意」レベルです。主洗浄剤にラウレス硫酸Naを採用した洗浄重視の処方で、洗浄剤の品質は3.7点(平均3.0点)と評価されています。一方、髪補修力は1.5点・スカルプケア力は1.4点と低く、馬油や疑似セラミドの補修・保湿成分が力を発揮しきれていない処方です。

  • 毎日しっかり洗いたい人:洗浄力3.5点(平均3.0点)で皮脂やスタイリング剤をよく落とし、すっきり感が得られる処方です。
  • 大容量を低価格で使いたい人:600mlで459円という価格帯は、コスパ面で選びやすい水準です。
  • 頭皮ケアや髪の補修を重視する人:スカルプケア力1.4点・髪補修力1.5点はともに要注意レベルで、この目的には向きません。

注目の成分3つ

ラウレス硫酸Na(泡立ちが良く脱脂力の高い洗浄成分)

シャンプー市場で最も広く使われるアニオン界面活性剤で、豊かな泡立ちと高い洗浄力が特徴です。成分表の2番目に登場し、この商品の洗浄力を支える主役です。EWGスコアは6と高く、繰り返し使うと頭皮の油分を過剰に取り除き、乾燥やキューティクルへの負担が生じやすくなります。コカミドプロピルベタインとの組み合わせで刺激は多少やわらいでいますが、マイルドな設計とは言えない処方です。

洗浄 髪・頭皮の表面 さっぱり 水 皮脂汚れ 洗浄成分 ① 張り付く ② 囲む ③ 流れる 皮脂汚れが表面に張り付く 洗浄成分が皮脂を囲んで浮かせる 水と一緒に流れて、さっぱり
洗浄成分(ミセル)の働き洗浄成分が皮脂の汚れを取り囲んで浮かせ、水と一緒に洗い流します。皮脂やスタイリング剤の残りが落ち、頭皮がさっぱりします。

馬油(皮脂に近い組成の動物性保湿オイル)

馬の皮下脂肪に由来するオイルで、人の皮脂組成に近く、髪の表面に薄く膜を張って乾燥を防ぐ働きがあります。商品名を冠した成分ですが、成分表では9番目の配合で、量はさほど多くないとみられます。洗い流すシャンプーである以上、補修よりも洗浄後に髪の感触を整える補助役が実態に近いです。ツバキ油・アルガンオイルとのオイル系成分の組み合わせで、仕上がりのしっとり感は多少上乗せされます。

髪の表面 油分 水分 ① 蒸発する ② 油が入る ③ とどまる すき間から水分が蒸発して逃げていく 油分がすき間に入り込み、フタをする 水分が閉じ込められ、しっとり続く
油分がすき間をふさぐ仕組みキューティクルのすき間に油分がしみ込んでやわらかいフタになり、水分の蒸発を抑えます。乾かしたあとも硬くならず、しっとりした手ざわりが続きます。

セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド(セラミド1を模倣した疑似セラミド)

天然のセラミド1の構造を化学的に模倣した合成成分で、髪の表面のうろこ同士をつなぐ脂質層を補い、水分の蒸発を抑えます。成分表の13番目と後半の配合で、グリセリン・BGとの相乗効果で保湿に貢献するものの、配合量は限られます。洗い流すタイプのシャンプーでは成分が髪に残る量も少なく、保湿力が2.5点(平均3.0点)にとどまる一因となっています。価格帯を考えると疑似セラミドが処方に含まれる点は評価できます。

安全面で見ておくこと

EWGスコアが高い成分と感作性が懸念される成分が複数含まれており、頭皮が敏感な人は使い続け方に注意が必要です。

  • 変性アルコール(EWGスコア7):この処方でEWGスコアが最も高い成分です。繰り返し使うと頭皮や髪の乾燥を招きやすく、乾燥肌・敏感肌の人は使用頻度に注意してください。
  • ラウレス硫酸Na(GHS感作性1B):国際化学品分類(GHS)で感作性1Bに分類されており、繰り返し使用で稀にアレルギー反応が出る場合があります。コカミドDEAも同じくGHS感作性1Bで、この2成分が重なっている点は敏感肌の人は把握しておくとよいです。
  • 安息香酸Na(EWGスコア3・EU規制対象):防腐剤として配合されており、EU化粧品規制のAnnex IIIに収載された制限成分です。配合上限1%以内の使用で問題はありませんが、敏感肌の人は念頭に置いておきたい成分です。

なお、成分全体の平均生分解性は0.80と高く、環境への負荷は比較的小さい処方です。

スコアの内訳

洗浄剤の品質が高い理由

主洗浄剤のラウレス硫酸Naは起泡力・洗浄効率に優れ、洗浄剤の品質3.7点(平均3.0点)という評価を支えています。コカミドDEAが泡量を補強し、コカミドプロピルベタインが泡のきめを整える役割を担っており、3種の洗浄成分の組み合わせで洗浄力3.5点が実現しています。価格帯に対して「よく泡立ち、すっきり洗える」という体感は、成分表の配合内容と一致します。

スカルプケア力が低い理由

スカルプケア力1.4点(平均3.0点)は、主洗浄剤の強い脱脂力と表裏一体の結果です。ラウレス硫酸Naが皮脂を過剰に除去すると頭皮の保護膜が崩れやすくなりますが、後半に配合された馬油や疑似セラミドがその状態を補うには量が足りません。これが前書きで触れた「馬油で補修まで期待できるのか」という問いへの答えです。口コミが現時点でほぼない商品のため成分表のみからの判断になりますが、主洗浄剤の選択がスコアの差を生んだ最大の要因といえます。

まとめ

毎日の皮脂汚れをすっきり落とすシャンプーとして、この価格帯では十分な洗浄力があります。ただ、馬油という名前から補修・保湿への期待が高まりやすく、成分表が示す実力との差に気づきやすい商品です。

髪の傷みや頭皮の乾燥が気になる人にとって、主洗浄剤の脱脂力が先に頭皮の油分を奪ってしまうため、後半に配合された保湿成分だけでは取り戻しにくいと考えます。頭皮ケアや補修を目的とするなら、アミノ酸系洗浄成分を主軸にした処方から選ぶほうが近道です。

この商品の洗浄力を活かしつつ仕上がりを整えたいなら、洗い流した後のコンディショナーや頭皮ケア剤を組み合わせることが使い方のポイントになります。どこに目的を置くかを先に決めてから選ぶシャンプーを絞っていくと、後悔の少ない選び方につながります。

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