解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
熊野油脂ブランド名
cyclear(サイクリア)容量
130ml参考価格
457円1mlあたり
3.5円JANコード
4513574039957ASIN
B0BWJR198W発売日
20230222KaisekiID
9153全成分
cyclear(サイクリア) ビタミンC 酵素洗顔は、「泡じゃないほう」の洗顔です。非常に名前が似た商品があるのですが、こちらは液状タイプですね。
洗顔としてのベースはどのようなものか、また酵素の力で肌にどんな影響を与えるのか、というところを見ていきたいと思います。
とはいえ、泡洗顔のほうと内容的には似ているようですが、果たしてどちらが優れているでしょうか。
洗顔料としてのベースは、石けんです。
泡洗顔の方と明確に違いがあります。ラウレス硫酸Naベースだった泡洗顔と違い、こちらは純粋に石けんタイプと言っていい内容ですね。
ちなみに、ジステアリン酸グリコール(SE)という乳化剤も石けんタイプの乳化剤ですので、この製品の石けんらしさに拍車をかけていると言っていいでしょう。
また、いわゆる泥成分、モロッコ溶岩クレイ、海シルト、カオリンなどを加えて、物理的にも汚れを除去する効果を高めている点は泡洗顔と同様です。
石けんベースということで、アルカリ性であり、皮膚の保湿成分をラウリル硫酸Naよりも効率的に溶出させ、肌の乾燥を引き起こします。かなり肌を乾燥させるタイプといえますので、この点は注意が必要です。
注目のビタミンC誘導体であるテトラヘキシルデカン酸アスコルビルは油溶性ビタミンCで、皮膚に浸透し48時間以上抗酸化作用を発揮するDDS成分です。DDSとは、薬剤を目的の場所へ効率よく、かつ安全に届けるために使用されるシステムです。DDSは、薬剤を保護したり、薬剤の放出を制御したり、薬剤の副作用を軽減したりする機能を備えています。
次に、アスコルビルグルコシド、グリセリルアスコルビン酸もビタミンCを届けるための成分です。
ビタミンC誘導体は、化粧品に含まれていると以下のようなメリットがあります。
この洗顔料には、ビタミンC誘導体が含まれており、肌の様々な効果をもたらします。ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを予防・改善するとともに、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力をアップすることができます。また、活性酸素を除去し、肌の老化を防ぐことができます。ただし、この洗顔料は洗浄力が強めであり、肌に負担をかける可能性があるため、注意が必要です。
この洗顔料は石けんベースのためアルカリ性があり、肌を乾燥させやすくなります。使用する場合は、アフターケアが必須となります。
cyclear(サイクリア) ビタミンC 酵素洗顔には、ビタミンC誘導体が含まれていることがわかりました。ビタミンCは、肌の健康に重要な成分で、肌のキメを整えたり、美白効果をもたらしたり、コラーゲンの生成を促進することができます。一見すると有益な洗顔料に思えますが、この洗顔料は石けんベースですので、肌を乾燥させる可能性があります。したがって、アフターケアが必要であり、保湿クリームなどで肌を保湿することが推奨されます。
クレイ成分の配合などを考慮すると、かなり総合的な洗浄力も高めといえますので、乾燥を引き起こす度合いは高めであると認識したほうがよいでしょう。加えて、酵素成分による角質分解能もそれなりに付加されますので、洗浄力という以上に皮膚を弱らせる作用が強めです。そのかわり、一時的に肌を明るく見せる効果があるわけですが・・。
何かと皮膚に負担の多い洗顔料ですので、常用は避けたほうが得策でしょう。たまに使う程度であればそれほど悪くは無いかなと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。