Ingredient Analysis

PPG-4セテス-20

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 1166
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+35

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名PPG-4セテス-20
医薬部外品名ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(4P.O.)
慣用名・別名POE(20)POP(4)セチルエーテル
INCI名PPG-4-Ceteth-20
分子量1100〜1200 Da(目安)
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3〜8
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +35
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

セタノール(セチルアルコール)にポリオキシエチレン(EO20モル)とポリオキシプロピレン(PO4モル)を付加重合した非イオン系界面活性剤。HLBが高く親水性に優れ、乳化・可溶化・分散剤として機能する。分子量が大きく皮膚浸透性が低いため安全性は比較的高い。温度安定性に優れ、処方のテクスチャー安定化にも寄与。モル数20は同系列の中で低刺激側に属する。

PPG-4セテス-20の解析

PPG-4セテス-20は、セタノール(C16脂肪族アルコール)にポリオキシエチレン(EO:20モル)とポリオキシプロピレン(PO:4モル)を付加させた非イオン(ノニオン)系界面活性剤。正式名称はポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(4P.O.)であり、化粧水・乳液・美容液・ヘアオイルなど幅広い製品で乳化剤・可溶化剤として使われる。

EO付加数が20と高く設定されているため分子量が約900Daに達し、皮膚浸透に必要とされる分子量500Da未満を大きく超える。このため皮膚内部への浸透がほぼなく、表皮への過剰な影響を及ぼしにくいという構造的な安全性がある。同系列のPPG-4セテス-1や-5と比較すると刺激性が低い傾向にあり、敏感肌向け処方にも採用例がある。

非イオン界面活性剤の特性として、水中でイオン化しないため皮膚や毛髪のタンパク質・角質層への影響が陰イオン系・陽イオン系と比べて小さい。香料や精油など水に不溶な成分を均一に溶解させる可溶化剤としての機能も重要で、化粧水のような透明低粘度処方に香りを均一に配合できる。また温度変化に対して安定性が高く、夏冬を通じて製品の性状が変わりにくいという処方安定性の面でも評価される。

環境面では、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド由来の合成原料を使用しており、生分解性はやや低めとされる。また、PPG(ポリプロピレングリコール)鎖の存在による環境残留への懸念も指摘されることがある。製品設計上は乳化補助・可溶化という目的の成分であり、積極的なスキンケア効果は期待されないが、処方の品質・安定性を支える縁の下の力持ちとして機能する重要な成分。

相性の良い成分

セタノール グリセリン ペンチレングリコール

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 高濃度エタノール

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