解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
I-neブランド名
BOTANIST (ボタニスト)容量
490ml参考価格
1450円1mlあたり
3円JANコード
4582521684267ASIN
B0BLRC22SS発売日
20230106KaisekiID
9182全成分
2023年春限定 BOTANIST (ボタニスト) ボタニカル スプリング トリートメント 【モイスト】は、ソメイヨシノ葉発酵エキスとサクラエキスを配合し、潤い、ツヤ、ダメージケアにアプローチ。また、サクラの保全活動を支援する「日本さくらの会」を通じて、スプリングシリーズの売り上げの一部を寄付しています。香りは春のサクラとカシス、トリートメントはクランベリーの香りで、思い出が咲く「Bloom Your Memory」をコンセプトにしています。
トリートメントとしての構造はベーシックで、4カチ(4級カチオン界面活性剤)ベースに植物オイルやシリコーン類をミックスしたオーソドックスタイプです。肌には優しく無いのも含めて、オーソドックススタイルです。
植物エキスがとても多く配合されている点に目がいきがちですが、実際には頭皮には塗らないほうが良いタイプなので、あまりその部分に多くを期待すべきではないかなと思います。
後述するとおり、髪に対してはメリットが多い商品といえるでしょう。
アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClは両性界面活性剤で、帯電防止、柔軟性、保湿、ダメージ部洗濯吸着など、カチオン界面活性剤のような特徴を持ちながら低刺激という素材です。優れた滑り特性によりシリコーンの代替としても使われる素材です。
また、ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)は10秒が髪の中心まで浸透するという浸透力があり、かつ髪を補修・コーティング作用し、洗浄剤の刺激緩和作用、肌のキメを整えるといった多彩なメリットがあるジェミニ型界面活性剤ですね。この2つが仕上がりに大きめな影響を与えていると見ていいでしょう。優れた2トップです。
さらに、リンゴ酸、セラミド、マカデミアナッツ油、イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートといった素材がツヤと補修効果、すべり感を向上させます。
デメリットとしては、頭皮には塗らないほうが良いため、頭皮に悩みがある人には向かないかもしれません。これは通常のトリートメントでは共通の問題であり、ヘアケア重視タイプの表れとも言えます。
2023年春限定 BOTANIST (ボタニスト) ボタニカル スプリング トリートメント 【モイスト】は、春らしい香りと、植物由来成分による潤滑性を楽しめるヘアケア重視型のトリートメントです。植物エキスの多くは頭皮には有効性を与えられづらいと考えられますが、髪にとっては潤いと、香りの面でメリットがあるでしょう。
コスパが良いのももちろん、ボタニスト共通の魅力といえます。試す価値ありです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。