解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社多田ブランド名
ラグジー容量
400ml参考価格
1320円1mlあたり
3.3円JANコード
4582300060497KaisekiID
7393全成分
本格派ダメージ補修トリートメントと謳うラグジーリペアモイストヘアパックですが、本格派と言えるレベルには達していないように思えます。
リピジュア、ペリセアの配合があり、ケラチン、大豆タンパクなど一見するとバランスが良さそうですが、素材のクオリティ個々で見てもさほどのレベルではなく、高いレベルの補修効果を期待することはできません。
髪に塗るタイプのトリートメントなのに,その植物成分必要なの?というものも多いですね。
ユビキノン、ローズヒップ、ザクロ、センブリ、オタネニンジン、生姜・・・・・という具合に, 育毛剤高美容液だかわからないような植物成分などがかなり多く見受けられますが、髪に塗っても意味がないものは意味がありません。
髪自体は死んだ細胞の集まりのようなもので、栄養を届けようが、血行促進作用や抗酸化作用を与えようが意味がないのです。
だからといって、4級カチオン界面活性剤がベースに据えられているため、頭皮に直接塗るとデメリットの方がはるかに大きくなります。
そのため用途としては髪に塗る以外なく、髪に塗るうえで植物成分が役に立っていないのは明白です。
ケラチンやヒアルロン酸,ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムなど補修成分がいくつか配合されていますが、言ってみればどれも単発で髪に均一に美しく補修効果をもたらすような芸当はできません。
疎らにこれらの素材が一時的に乗っかかるというイメージです。
これでは到底本格派のダメージ補修とは言えず、市販レベルのコンディショナーとさして変わらないものと見るべきでしょう。
また、コーティング成分として目立って配合されているアミノ変性型のシリコーンはダメージ部分にビルドアップしやすく、使うたびに蓄積してツヤや感触を悪化させる可能性が高い成分です。
効きが悪い上に、使うほどにクオリティが下がっていくのでは困ってしまいますね。
タナクラクレイのような粘土成分の配合も、正直ヘアケア的には重要な要素とは思えず、全体を通じて一体何を重視しているのかよく分からない部分が多いなあという印象です。
もし目的が本格派のダメージ補修であるのでしたら、本当にそのような効果のある製品を探されたほうが良いでしょう。
このような商品説明文だけが威勢の良いタイプは避けるのが無難です。
実際に、中身の迷走ぶりは見て明らかなので、クオリティの高い体験をすることはまず不可能でしょう。
威勢の良い商品説明の割に、値段が安いと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、中身を実によく反映したものであると捉えると納得です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。