カテゴリ:トリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
ヴェレダ・ジャパンブランド
ヴェレダ容量
200ml参考価格
2860円1ml単価
14.3円JAN
4560449879811ASIN
B09BFDVBQW発売日
2021年8月19日ID
11741製造国
スイスシリーズ名
セージ ヘアシャンプー/ヘアコンディショナー対象の髪タイプ
頭皮ケア・スカルプケア向け公式サイト
公式サイトを見る商品説明
WELEDA(ヴェレダ) セージ ヘアコンディショナーヴェレダ・ジャパン
■ 総合1.98点|スカルプ成分ゼロの頭皮向けコンディショナー

トリートメント内の順位
2,042個中1,972位
上位 97%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 1つ(EWG3以上: エタノール(3))
解析チームです。今回は『WELEDA セージ ヘアコンディショナー』を見ていきます。
成分はわずか14種類で、オーガニック認証の植物エキスを複数使ったシンプルな処方です。頭皮ケア向けとして販売されていますが、気になるのは「このコンディショナーで頭皮への効果は本当に期待できるのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合点1.98点(平均3.0点)は要注意水準で、スカルプケア力・髪補修力・保湿力のすべてが平均を大きく下回っています。オーガニック素材を使ったナチュラルな処方ですが、頭皮や髪に具体的に働きかける成分が乏しく、ブランドへの期待と実際の処方には隔たりがあります。
成分表の3・4番目に位置し、この商品の処方の主体を担っています。どちらも植物油脂から作られる高級アルコールで、クリーム状のテクスチャーをまとめ上げる乳化基剤として機能します。2つを組み合わせることで乳化の安定性が高まり、塗布時の滑らかな伸びが生まれます。頭皮や髪の内側に働きかける成分ではなく、コンディショナーとしての使用感を整えることに特化しています。
ホホバ種子油は植物由来のワックスエステルで、髪の表面に薄い油膜を張って乾燥を防ぐ役割を持ちます。有機認証品を使用している点はヴェレダの素材選びの考え方と一致しています。成分表の後半に位置するため配合量はさほど多くないと推測されますが、コンディショナーとしての油分補給には働きます。傷んだ髪の内側を直す力はなく、表面の手触りを整えることが主な役割です。
セージは皮脂バランスを整える植物として知られ、欧州では古くからハーブ療法に用いられてきました。ただしこの成分は成分表の14番目、つまり最後に並んでおり、実際の配合量はごくわずかだと推測されます。スカルプケア力(0.8点)が平均の4分の1以下にとどまる主因の一つで、商品名が示す期待に対して成分量が追いついていません。頭皮に変化をもたらす配合量とは言えず、香りやコンセプトへの貢献が主な役割となっています。
成分全体の生分解性は平均0.79と高く、環境への負荷は低い処方です。一方、以下の成分は使い方に応じて注意が必要です。
全体的な安全性3.1点(平均3.0点)は、この商品でほぼ唯一、平均水準を維持している項目です。EWGスコア1のセチルアルコール・ベヘニルアルコールが配合の主体を占め、植物由来の有機成分を多用している点が評価を支えています。成分表にパラベンやフェノキシエタノールといった合成防腐剤が見当たらず、成分全体の生分解性(0.79)も高い水準にあります。化学成分を避けたい人にとって信頼しやすい処方ですが、機能面の評価とは切り離して考える必要があります。
スカルプケア力0.8点(平均3.0点)という評価は、全14成分の中に頭皮ケアとして機能する成分が一つも見当たらないことによります。血行促進に働くセンブリエキスや抗炎症に使われるグリチルリチン酸2K、抗フケ成分のいずれも配合されていません。商品名の「セージ」は皮脂バランスとの関わりが知られる植物ですが、成分表の最後に1種類あるだけでは頭皮への効果は見込めません。これが、前書きで挙げた「頭皮への効果は本当に期待できるのか」という問いへの答えです。
ヴェレダが大切にするオーガニックの考え方は成分表に誠実に反映されており、植物由来成分だけで構成されたシンプルな処方は、化学成分を最小限にしたい人には合う側面があります。コンディショナーとしての乳化と油分の基盤は整っており、使い心地の面では一定の水準を保っています。
ただ、頭皮ケアを目的として手に取るなら、この処方では期待に届きにくいと考えます。セージ葉エキスは成分表の末尾に1種類あるだけで、頭皮に実際に働きかける成分は見当たりません。「頭皮ケア向け」という販売分類は、ブランドのコンセプトに基づいたものであり、有効成分の配合に基づくものではないと判断できます。
ブランドの世界観を楽しみながら、軽くシンプルな仕上がりを求める人には選択肢になります。頭皮の悩みを成分の力で解消したいなら、スカルプケア専用の成分を上位に配合した商品と比べてから選ぶと、判断がしやすくなります。
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