カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性・IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
株式会社ZERO PLUSブランド
U-MA容量
300ml参考価格
3980円1ml単価
13.3円JAN
4560450550136ASIN
B015GWQ50KID
11744製造国
日本シリーズ名
ウーマシャンプープレミアム対象の髪タイプ
スカルプケア・エイジングケア向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
U-MA ウーマシャンプープレミアム【】薬用 スカルプケア エイジングケア アミノ酸 馬油 植物オイル ノンシリコン 日本製300ml 医薬部外品株式会社ZERO PLUS
■ 総合2.85点|エキスの豊富さと補修力の薄さが評価を分けた

シャンプー内の順位
2,495個中1,610位
上位 65%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 10つ(EWG3以上: 3-メチル-1,3-ブタンジオール(4)、l-メントール(3)、N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液(3))
解析チームです。今回は「U-MA ウーマシャンプープレミアム」を見ていきます。
30種を超える植物エキスと医薬部外品の有効成分を組み合わせ、スカルプケア・エイジングケアを前面に押し出した一品です。それでも総合点は2.85点と平均(3.0点)を下回ります。気になるのは「これだけのエキスを揃えて、スカルプケアの評価が本当に追いついているのか」という点です。答えは成分表にあります。
洗浄力4.0点(平均+1.0点)だけを見れば優秀ですが、髪補修力1.7点・エイジングケア力2.4点と補修系の評価が低く、総合ではやや物足りない水準にとどまります。スカルプケアを謳う商品でありながら、植物エキスの種類の多さが評価に直結していない点がこの処方の特徴です。
評価を分けているのは、洗浄成分の選択・頭皮ケアの設計・補修成分の薄さという3点です。
リンドウ科センブリから抽出される植物エキスで、日本の医薬部外品の成分規格に収載されています。主成分スウェルチアマリンが末梢血管を広げ、毛根への血流と栄養供給を高める働きをします。本品では有効成分のグリチルリチン酸2K(頭皮の炎症を抑える)や、血行促進作用を持つニンジンエキス・セージエキスと組み合わさっており、頭皮環境へ多角的にアプローチしています。洗い上がりにはl-メントールによる清涼感も加わり、爽快な使用感が得られます。
α-オレフィンスルホン酸塩(AOS)と呼ばれる合成アニオン界面活性剤で、ラウレス硫酸ナトリウムに匹敵する洗浄力と起泡力を持ちます。アミノ酸系の洗浄成分と組み合わせることで、この商品の洗浄力4.0点(平均+1.0点)を支えています。ただしEWGスコアは4で脱脂力が強く、頭皮の必要な皮脂まで洗い落とすリスクがあります。「頭皮環境を守る皮脂を適度に残す」というメーカーの説明と、この成分の性質にはやや開きがあります。
羊毛由来のケラチンを細かく分解した成分で、髪の主成分と同じタンパク質が傷んだ部分に入り込み、手触りの改善を助けます。EWGスコア1と安全性は高く、毛髪補修成分として実績のある原料です。ただし本品の成分表で補修に直接働く成分を探すと、実質的にはこの一種のみです。セラミドや複数の加水分解タンパク質が見当たらず、補修成分の薄さが髪補修力1.7点(平均-1.3点)という評価に表れています。
GHS感作性1Bに分類される成分が6種含まれています。繰り返し接触することでアレルギー反応を起こす可能性がある区分であり、特に確認しておきたい3成分を挙げます。
洗浄力と補修力のスコアが大きく開いており、それぞれの原因が成分表から読み取れます。
洗浄力4.0点(平均+1.0点)は、このカテゴリで高水準の評価です。アミノ酸系洗浄成分(タウリン系・グルタミン酸系など)をベースにしながら、テトラデセンスルホン酸ナトリウム液(AOS)を組み合わせた処方が洗浄力を押し上げています。AOSは食器用洗剤にも用いられるほど洗浄力の強い成分で、アミノ酸系単独と比べて格段に皮脂を落とす力があります。口コミデータがないため使用感との照合はできませんが、皮脂量が多い地肌にはすっきりとした洗い上がりが得られやすい処方と考えます。
スカルプケア力は2.6点(平均-0.4点)、髪補修力は1.7点(平均-1.3点)と、いずれも平均を下回ります。前書きで触れた「エキスの豊富さがスカルプケアの評価に反映されているか」という問いへの答えはここにあります。植物エキスの種類は30種超と豊富ですが、頭皮ケアへの効果が成分データで確認されているのはセンブリエキスや有効成分のグリチルリチン酸2Kなど一部です。成分の種類の多さは処方の幅広さを示しますが、数が多いことと効果の強さは直結しません。
髪補修力については、ダメージを直接補う成分が加水分解ケラチン液の一種にとどまります。セラミドや複数のタンパク質補修成分が見当たらず、補修への備えが薄いことが髪補修力1.7点(要注意)という評価につながっています。傷んだ髪のケアを補いたい場合は、別のトリートメントと組み合わせる使い方が現実的です。
植物エキスを30種超配合した処方は目を引きますが、スカルプケアとして実際に働く成分はそのうちの一部です。センブリエキスや有効成分のグリチルリチン酸2Kは根拠のある成分ですが、それだけで処方全体の評価を押し上げるには至っていません。エキスを数多く並べることとケアの深さは別の話だと感じます。
皮脂をしっかり落とす洗浄力は確かで、脂っぽい地肌にはすっきりとした洗い上がりが得られます。ただ、その洗浄力を支えているのが脱脂力の強い成分であることは、スカルプケアを目的にするなら知っておく価値があります。洗浄力重視で割り切って使い、補修は別のトリートメントに任せるのが、この商品を活かしやすい使い方です。
皮脂過多や頭皮の炎症が気になる時期に短期集中で使うシャンプーとして位置づけるなら、一定の選択肢になります。肌が敏感な方は、安全面の節を先に確認してから購入を判断してください。
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