Ingredient Analysis

ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA

アニオン界面活性剤 35件の商品に配合 ID: 89237
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+50

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液
慣用名・別名ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ococoイルグルタミン酸TEA
INCI名TEA-Cocoyl Glutamate
化学式C12-18アシル基を持つアシルグルタミン酸のトリエタノールアミン塩混合物
由来植物性,半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域4.5〜6.5
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +50
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸の縮合物TEA塩。アミノ酸系アニオン界面活性剤の中でも特にしっとり感が強く、弱酸性・低刺激性が特徴。洗浄力・泡立ちはやや弱めだが、皮脂を取りすぎず潤いを残す穏やかな洗浄剤。ベビー製品にも採用される高安全性を誇る。

ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEAの解析

ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA(INCI名:TEA-Cocoyl Glutamate)は、ヤシ油由来脂肪酸とアミノ酸の一種であるグルタミン酸を縮合させ、トリエタノールアミン(TEA)で中和したアミノ酸系アニオン界面活性剤です。化粧品名ではことに「ococoイルグルタミン酸TEA」とも表記されます。

最大の特徴はアミノ酸系洗浄剤の中でも際立ったしっとり感・エモリエント感にあります。弱酸性(肌のpHに近い)であるため、皮膚バリアへの負担が小さく、敏感肌・ダメージ毛・頭皮トラブルを抱えるユーザーにも適した洗浄成分です。ベビーシャンプーにも採用例が多く、皮膚・粘膜刺激性はアニオン界面活性剤の中でもトップクラスに低いとされています。

一方で泡立ち・起泡力はアミノ酸系の中でも最も弱い部類に入ります。皮脂や整髪料が多い状態ではさらに泡が消えやすく、単独配合だと洗い上がりがしっとりしすぎて物足りなさを感じる場合もあります。実製品ではコカミドDEA・ラウロイルサルコシンNaなどの補助洗浄剤や、ポリクオタニウム-10などのカチオン化ポリマーと組み合わせて泡質・感触を補う処方設計が一般的です。

同族のヤシ油脂肪酸グルタミン酸Na(ナトリウム塩)と比較すると、TEA塩は水溶性が高く泡のきめが軽い傾向がある一方、洗浄・脱脂力はやや低めです。溶解性の高さや泡の軽い質感を重視する処方に向いており、シャンプー・ボディウォッシュ・洗顔料・クレンジング・化粧水など幅広い製品に配合されています。

天然アミノ酸由来で生分解性も良好とされており、環境負荷は比較的低い成分です。医薬部外品名は「N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液」で、20年以上の使用実績を持ちます。

相性の良い成分

グリセリン ベタイン アルギニン

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 多価金属塩

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